グリコ森永犯を目の前で取り逃がし、その汚点に苦しむ滋賀県警。今度は虎の子の防犯課(生活安全課)を専従20人も動員して市と市教委にガサ入れに入った。
ふつう、僕らが目にするのはやさしい交通課のおまわりさんだ。僕のベレッタ(ショットガン)を検査するために防犯課のおまわりさんはしょっちゅう家に来る。この人たちに睨まれたらまずウソはつけない。
自殺といじめは因果関係はない。いじめ自体も確認してない。なんてうそぶいていた老醜丸出しの市教委よ。取り調べもその調子で受けてもらおうじゃないか。
任意同行の意味が分かっているのか。ただ手錠をしないだけのことだ。
県警本部長が捜索方針について談話を発表したのも極めて異例だ。普通何も言わないか、通り一遍のことしか言わない。敵に手の内をさらすことになるからだ。それでも言ったということは、何が何でもアンケートの原本とその他の資料を探し出す意気込みを表している。署員の士気を鼓舞し確実な押収品をとるよう求めている。
田舎警察大津署は人が死んでいるのに事故としてでも事件としてでも受理すらしなかった。学校もアンケートで疑問があると回答した生徒のみ詳しくその経緯を聞く形式で、めんどくさいと思った生徒あるいは報復を恐れる生徒は何も書かなかった可能性が強い。狭い教室でだらだら書いていたらあいつがチクッたとすぐ分かる。
それでもなお多くのいじめの結果が出たのだ。生徒は勇気を出して書いたものを、それを隠そうとしたのが校長だ。
自殺の練習があったなかったどころの話ではない。
「トイレで殴る」などの暴力行為や「ハチの死骸を食べさせる」などの嫌がらせがあったことがわかった。
「脅して銀行口座番号を教えさせ、金をとった」などの恐喝行為もあったとされ、
「『自殺の練習』といって首を絞めた」「葬式ごっこをしていた」との情報もあった。
恐喝・万引強要・暴行・脅迫・自殺強要・全裸にさせたうえ、射精を強要。
ここまでの屈辱を味わったら相手を殺すか、そうできない人間は死ぬのが自然だ。「証拠がない」という程度の言い訳が通ると思っているのか。いいか。滋賀県警とは犯人を取り逃がすと本部長は焼身自殺するほど気合が入っているんだ。
「おまえくやしかったろ。止められなくてすまん。」 なぜこの一言がいまだにいえない。