例年僕はうなぎの代わりに「どぜう」をいただく。これは効果抜群だ。
江戸の人はいいことを言った。どぜう一匹、うなぎ十匹。柳川に行って、いただく。「福龍」。まがい物をそれらしい名前で売る店も多い。観光地だからね。そんなもんか。
ところが福龍がどぜう料理を中止していた。入荷困難だそうだ。柳川で柳川鍋が食えないなんて、温暖化の罪は大きい。
ので仕方なく、鰻と思ったが、せいろ蒸しが一人前7000円とはちと苦しい。
福龍の近くの夜明け茶屋にいく。
イッサキ。なんで日本人は魚離れするのかい。頭よくなるのにな。定食約1000円。魚食べたほうがいい人が増えたね。
ほとんど外国語のメニュー。
ここのにーちゃんたちがとても親切で気持ちいい。
有明海と言えば、ムツゴロウ。
愛嬌のある顔をしているので食いにくい。
その一方で、醜い姿に変化して捕食を免れようとしたものもいる。映画エイリアンのモデルとされる。目がない。
最初に食った人は勇気ある人だ。
しつこいけど、
ほんと泥鰌が効くよ。効果を実感できる。夏バテには柳川鍋を。うまく料理するとまったく泥臭くない。