メキシコの隅っこ

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誰もいない海辺の灯台

2009-12-12 08:00:00 | 風景
引きずってすみませんが、まだまだヌエボ・カンペチートの写真です。

ちょっとコメントをいただいて、説明不足だったかなと思ったので、
付け足しで、村の全貌をグーグルマップでお見せしておきます。



サンペドロと書かれた左に流れるのがサンペドロ河です。
カルメンとヴィリャを結ぶ道路は黄色い線で、カルメンは東になります。

この河口部分を拡大したマップがこんな感じ。



行ったときはわからなかったんですが、
河口の内側のほうへは、砂が溜まっていって、小さな入り江を作ってるんですね。
私たちは上の写真の黄色い線の道路から、この写真の下から伸びる白い道路に入って北上、
ちょっと道路のつながり具合が私たちの行ったときと違う気がするんですが、
たぶんY字になっている右の道へ入って突き当りが、廃屋の並ぶところです。
赤い丸で囲んだところに車を停めて、まっすぐ歩いて浜に出ました。
下で紹介する灯台があったのは赤丸上部のすぐ右手の辺りです。
浜をぐるっと歩いて、青い丸をつけたあたりで、昨日の記事でお見せした写真などを撮りました。
でもY字の左端になっている道や家は、浜からは見えませんでした。
ずっと椰子の林が続いているばかりでした。
なのでやっぱり、このグーグル写真が撮影されてから、かなり地形が変わっていそうです。



 夕陽を浴びる廃屋

そして、河とは反対の方を見ると、こんな景色でした。



へえ~、灯台が立ってる、と思ったんですが、
よく見ると……。



力尽きて倒れた先代が。
まあ潮風にさらされて、金属でもけっこう早く朽ちてしまいますもんね。
それにしても、村の端っこも廃村状態になっているのは、
単に海風に負けたからではなくて、
もしかしてハリケーンでも来たときに大きな被害があったのでしょうか。



ところで、灯台というと、最近見たこんな記事を思い出しました。
らばQさんの「こんなところで働くなんてムリ…あまりに波が激しい恐怖の灯台(動画)

すごいです。
こんなところにいったいどうやって灯台を建てたのか、そこからまず不可解です。

でも、ちょっと、この灯台から、迫り来る波を体験してみたいと思うんですが。