Drillbit Taylor (原題 ドリルビット・テイラー)

2008-07-28 | 映画
今回は、2007年に自殺未遂までして落ち込んでいたオーウェン・ウィルソンの「Drillbit Taylor





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高校で人気者になるべくはりきる新入生のライアンとウェイドは、記念すべき登校初日にいじめられていたエミットを助けたことから、学校で一番の悪ガキであるフィルキンズから目の敵にされてしまいます。エスカレートしていくフィルキンズの悪さに耐えかねた3人は、ボディ・ガードを雇うことを思いつくのですが、アメリカの軍隊雑誌 『Soldier of Fortune』 に掲載した広告を見て来た人たちは一癖ある人たちばかり。
そんな中、唯一まともに見えたドリルビット・テイラー(オーウェン・ウィルソン)を採用しますが、彼の正体は海辺で暮らすホームレス。フィルキンズから身を守ることに必死な3人は彼を疑うよしもなく、心身ともに鍛え上げるという、テイラーによる一風変わった猛特訓を受けることになり・...(Junglecity.comより)

2006年は、「Night at Museum」2007年は、「The Darjeeling Limited」と、過去2年間で2本の作品に出ただけで、2007年の8月に自殺未遂を起こした、オーウェン・ウィルソンの久々の主演作だ。

ビーチに暮らすホームレスのオーウェン・ウィルソンが、高校でいじめにあう3人に上手く取り入ってボディーガードとして雇われるのだが、この3人がデブ、ヤセ、チビで、いかにもいじめられそうなキャラを作っている。
3人とも芸達者で、オーウェン・ウィルソンの飄々とした演技に負けていない。
デブは威勢はいいが口だけで、ヤセは腕が折れそうなほど細くロボットみたいな動きで、チビはオヤジキャラで、ドタバタ劇を繰り広げる。

     
     これがドタバタ3人組

そして復帰第一作目ということもあり、この要領のいいホームレス役は、オーウェン・ウィルソンにピッタリのキャラクターになっている。
ホームレス仲間、子供達、先生と、みんなに要領よく嘘をついて取り入っていく。
それを繰り返していくうちに、当然ほころびが出て、次々に嘘がばれて、最後にみんなから信用を失ってしまう。
信用を回復するのは、自分の勇気ある行動だけ。
そして損得抜きで、悪ガキに向かって行く。
最後にホロッとさせるかと思ったら、やはりベタな笑いで締めくくっていた。

     
     こんなかっこも似合う

今後はもっといろいろな作品に出演して露出度を増やして欲しい。
特にベン・ステーラーとの絡みをもう一度観て見たい。
ちなみにこの作品は、日本では公開されないだろうな。

     
     ホームレスには見えません

トリビア
この作品の下絵になっている1980年にヒットした「マイ・ボディーガード」でデビューした、アダム・ボールドウィンが、ボディーガードのインタビューのシーンでカメオ出演している。


マイ・ボディーガードのハイライトシーン


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