体調に波があり、ブログを休んでいた。ということで、体調の良いときは展覧会も観に行っていたのだった。
・「大シルクロード展」(東北歴史博物館)
thm.pref.miyagi.jp/exhibition/7253/
中国の洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆などの博物館、研究機関の所蔵するシルクロード文物が展示。なかなかに面白かったので、あとでピックアップ感想を書きたい。
・「皇室のみやび」(三の丸尚蔵館)
https://pr-shozokan.nich.go.jp/miyabi/
お目当ては、若冲《動植綵絵》だけでなく、狩野永徳 《唐獅子図屏風》!!やはり安土桃山の威風が感じられる逸品だった。
・「茶の湯の美学-利休・織部・遠州の茶道具」(三井記念美術館)
https://www.mitsui-museum.jp/press/release/release_240418.pdf
茶道具から利休・織部・遠州の美意識の違いがよくわかる展覧会だった。やはり利休の美意識はピカイチだと思う。
・「写本-いとも優雅なる中世の小宇宙」(国立西洋美術館)
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2024manuscript.html
内藤コレクション形成の歴史とともに、装飾写本の種類や時代にともなう変化も勉強でき、とても面白かった!!あとで、ピックアップ感想を書きたい。
・「ブランクーシ-本質を象る」(アーティゾン美術館)
https://www.artizon.museum/exhibition_sp/brancusi/
ロダンの工房をすぐやめた理由が了解できた。ブランクーシは「彫る」彫刻家であり、彫り進んで抽象化された「鳥」は、ド素人眼にもすぐに「鳥」だとわかるところが凄い。
重ね重ね私も観たかったです...😢😢😢
通りすがりの者さんへの「van Eyck 展」に関するご質問のおかげで、私も展示作品の詳細を知ることができました(^^)v。ありがとうございました!!
で、ご紹介のラサロ・ガルディアノ美術館の訪問記事&動画も拝見しました。ありがとうございます!!私も観に行きたくなってしまいました~🌟
>花耀亭 様
>ラサロ・ガルディアノ美術館は行ったことがありませんでした(^^;。
URLにどうゆうところか、印象書いておきました。
また、最新ブログに別の動画を紹介しておきました。
御確認、ありがとうございました。まあ、今の国際情勢じゃペテルスブルクから来るわけないないし、やはりブルッヘかなあ、と納得しました。
なんかフランクフルトからのローンが多いような感じがいたしました。たしかにルッカの聖母はじめ優れた作品ですね。
図録は仏語版しかなかったので購入しませんでした。ご指摘を受けて考えて見ると、現地で聖ルカを見た時に、何か赤みが強くて色合いが違うし、海の色や波が違う気がしたのですが、照明の違いかなと思ってしまいました。とってきた写真を見るとキャプションは潰れていてよく読めないのですが、各種web画像を詳細に検討すると、ブリュージュからのものだと思います。また、その他の油彩作品は、細かい都市風景つながりでボスのエッケ・ホモ、ペトリス・クリストゥス、ジャック・ダレの聖母子像、ルーブルの持つティッセンの2連画に関連した工房作、ワシントンのロヒール作聖ゲオルギスの竜退治でした。ピサネッロのクジャクやうさぎの素描などもありました。Eyck作品は、ワシントン受胎告知、ルッカの聖母子、フェラデルフィアの聖痕、トリノ・ミラノ時禱書、ボードワン・ラノワの肖像でした。
ちなみに、新王宮美術館のカラヴァッジョ展示情報、ありがとうございます(^^)。で、ラサロ・ガルディアノ美術館は行ったことがありませんでした(^^;。私もいつか訪ねてみたいものです。
ボスもダリも細部描写に目が吸い寄せられますよね~☆
「ロランの聖母」の修復動画はURLにおくつもりでしたが、入力すると投稿できませんので削除しました。少し平板になった感じはありますが、あまり古色を尊重するのも善し悪しでしょう。
マドリードは面白い町で、ちょっと危険なところもあり、当方はあっさり大金をすられた経験もありますが、良いレストランもあり、再訪したい町でもありますね。「快楽の園」は魚や貝の質感が驚くべきもので静物画的性格もあると思っております。
ベルギーは昨年秋に行きました、 van Eyck巡礼なので、 アントワープ、 ブラッセル、 ヘント(祭壇画を開いた時の裏面上部が照明が反射して良く見えず)、 ブリュージュとまわりました。 ベルギー象徴派もなかなか良かった。 さらにマドリードに移動し、 プラド、 新王宮美術館(カラバッジョありました)、 ティッセン・ボルネミッサ、 ラザロ・ガルディアーノで、 ボス、 ゴヤなど堪能しました。 ティッセンのvan Eyckの小品など、 立ち去りがたいものでした。 ただ、 快楽の園の細部を単眼鏡でみていたら、 あっという間に小1時間経っていましたが。 ソフィアではダリの画力に感心しました。
で、パリ→ベルリン といらっしゃったのですね!! 特にルーヴル「Van Eyck展」をご覧になったとは、もう羨まし過ぎです~!!!
実はこの展覧会を知らなかったので、さっそく動画を探してみました(スペイン語でしたが💦)。
ttps://www.youtube.com/watch?v=yTtE6BRWcpk
修復後の美しく輝く《ロランの聖母》とロヒール《聖母子を描く聖ルカ》が並ぶなんて涙ものです😢!!それに、ボーヌの《祈るニコラ・ロラン》や、《エノー年代記》まで展示されているのも驚きです!!展示数は少なくとも内容の濃いブルゴーニュ公国&宰相ロランの世界が凝縮してますねぇ。ああ、私も観たかったです~!!
ヘントの展覧会は残念でしたが、ルーヴルで挽回された通りすがりの者さんは幸せ者かも(*^^*)。あ、もしかしてベルギーにも寄られたりされましたか?
もう終わってしまったので、関心ある方への勧誘にはなりませんが、ルーブルで開かれていた"ロランの聖母子"修復記念のvan Eyck展に行ってきました。鮮やかになっていて感銘を新たにしました。シュテーデルやワシントンなどからも合わせて計6作品でした。ロランつながりという事でボーヌの祭壇画の表画面のロランの祈念像だけ持ってきていましたし(奥方のは無し)、ボストンのロヒール作”聖母子を描く聖ルカ”もきていました。階段を200段くらい上がった小部屋での展示で、熱心な人が多くて良い雰囲気でした。ルーブル自体は大ギャラリーを着飾って自撮りしながら歩く若い女性や、モナリザの横で写真を撮る列に並んで長時間待ちながら、岩窟の聖母子などには目もくれない人たちなどで大混雑でした。色々考えさせられます。なお、せっかくなので、オルセーの印象派展とベルリンのフリードリヒ展も見てきました。