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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月27日 水温低下、厳しい状況

2017年01月28日 | 日記
朝ゆっくり準備して、南方向の魚礁等のポイントの確認に行こうと考えていた。

7時過ぎに起きて、スマホにラインが入っているのに気がついた。

開けてみると、市場に上がった寒鰤の写真。

ゆっくりと寝ている場合じゃなかった。

その写真を送って頂いた、川崎さんから「午前中、乗れますか」との連絡。

「はい、9時には港に行きます」

バタバタと、準備して船着き場に行く。

川崎さんも直ぐに到着。

「お早うございます。今朝はありがとうございました」

「大島方向に行ってみましょうか」

大島に向けて、船を走らせる。

走りながら海面を見ていたが、なんとなく緑掛かった潮に見える。

川崎さんも「潮が緑っぽいですね」と、潮の変化に気づいている。

仲間に連絡すると「上り潮が速いけど、食いが悪い」とのこと。

大島の東沖のポイントにはいるが、いつもの様にベイトが映ってこない。

2流しずつで、ポイントを移動していく。

途中に何度かアタリは出るが、針外れで食いが浅い。

ポイントを移動しながら、ベイトの魚影を探すが何かがおかしい。

やはり、潮の色が気になる。

他の仲間に連絡すると「水温が下がっています。手を浸けると冷たいです」

先週は14度に下がっていると連絡を貰ったが、水温が上がっていないようだ。

川崎さんのこの渋い状況の中、何とかアタリを捕らえ様と頑張ってシャクリ続けている。

「思い切って、ポイントを移動しましょう」

今一番ベイトがいると思われる、ポイントに移動する。

沖合80メートルにいた仲間も、合流。

「沖のポイントも全然アタリが出ません」

「我々も鰤を求めて、大島に行ってみたけど当たらなかった」

この水深45メートルのポイントには、立ち上がったベイトが映っている。

2流し目に川崎さんがアタリを捕らえた。



「小さいです。でも、エソではないです」

と、巻き上げていく。

上がってきたのは、オオモンハタ。



「ちょっと、寂しいですね」

「でも、この悪い状況の中、美味しい魚ですよ」

この頃になると、真西の風が強くなり始めた。

「風が出てきましたね」

他の仲間からも連絡が来て、「全然アタリが出ない」と苦戦しているようだ。

「この状況では、アタリは出ないかもしれませんね。帰りましょうか」

状況が好転することを期待して、帰港した。

1月26日 イルカは大群、ついでに鮫も

2017年01月26日 | 日記
朝、燃料を給油して9時過ぎに出船。

今日は、可成りゆっくりとしている。

目的は、今まで行ったことのないポイントの状況確認。

その前に、いつものポイントで暫くジグをしゃくるが、音沙汰無しに終わる。

釣りを諦めて、尻高アタリから北方向の、沖合に有るポイントを見て回る。

水深70メートル、80メートル、90メートル、のアタリをGPSにマーキングしてあるポイントを見て回る。

もしかしたら、知らない瀬が有りはしないかと、魚探から目を離さず船を進める。

見当を付けて、船を進めた場所には凄いベイトが映っていた。



ベイトの正体を知りたくて、ジグに枝針を付けて落としてみた。

直ぐにアタリが来た。

正体は、鰺だった。

それも、35センチくらいは有りそうな良型の鰺だった。

その場所に暫く船を止めていると、鰺が次々とヒットしてくる。

しかし、食いが浅いのか、上げる途中で鰺が暴れると殆どが外れてしまう。

その場所を過ぎて、次のポイントへ移動する。

北東方向に船を進めると、古い魚礁が確認できた。



この近辺にも、ベイトはいる。

正体はやはり鰺。

大きさは、30センチくらいの中型鰺。

ニベや、青物の餌に、丁度良いくらいの大きさ。

しかし、北に行くほどにベイトの数が少なくなってきた。

ポイント選びが悪いのかな…と、思いつつ船を走らせていると、前方から水飛沫を上げて何かが群れで泳いでくる。



写真が上手く撮れなかったが、イルカの群。

しかも、数が多くあっちこっちで姿が見える。

船をゆっくりと走らせていると、右舷の直ぐそばに姿が見える。

船首には、2頭のイルカが道案内してくれている。

「こりゃ、ダメや…」

浅場に寄って、K先輩とO先輩の釣りの様子を伺うが「潮が悪くて釣れん」とボヤキが出ている。

「頑張ってください」と声援を送り、次のポイントへ向かう。

イルカの群は見あたらないが、前方に何かが居る。

海面から背鰭が出ている。



「鮫か…」

船を近づけても、しばらくは逃げないで、海面を泳いでいる。

見た目に3メートル以上は有りそうだ。

「こりゃ、ダメだ」と、方向転換。

港に帰る途中に、船仲間のSさんと出会った。

「昨日の食い渋りは、大変やった。掛かっても直ぐに外れるの繰り返し、おまけに水温も又一段と下がったみたいよ」

「うーん、困った状況になったな」

一方では、別な仲間からの情報では

「鰺釣りに、青物が当たる事があるみたい」と嬉しい情報。

海も春に向けて、日々変化しているようだ。

1月25日 海は凪なんだけどな

2017年01月25日 | 日記
「海は凪なんだけどね。残念だね」

今日は、どうしても外せない用事があって、宮崎の法務局へ妻とドライブ。

法務局と聞くと、固い役所のイメージ。

しかし、年に数回は用事があってきているので、有る意味慣れた場所でもある。

それより、宮崎の行き帰りに車から眺める穏やかな海。





写真は、今日の物ではない。

海上の主な釣りポイントには、沢山の船が出ている。

大浦沖のメジナのポイントは、船が並んでいる。

私のスマホには、船仲間から釣果写真が送られてくる。

大きなニベの写真。

ハマチの写真。

車の運転に集中できない気持ち。

「船が沢山出ているね。磯の直ぐ近くに止めている船もいるね」

「磯の釣り人は、嫌だろうね」

「このあたりは、何が釣れるの」

「知っている船がいるの」

妻も、海を眺めて色々聞いてくる。

風もなさそうだし、釣り日和だ。

後輩からは、ポイントの確認の電話が来る。

「ベイトが有るなら、其処を釣れよ」

「でも、釣れなかったんです」

「じゃ、頑張れ。俺は今から宮崎に行って来る」

「了解です」

きっと、冷たい先輩と思ったかも…。

明日は、午前中だけでも船を出して、私も頑張ろう。

金曜日は、雨かもしれないから…。

1月24日 気持ちの良い、朝だね

2017年01月24日 | 日記


「風無いですね」

「べた凪ですね。最高に気持ちの良い朝ですね」

今年一番の寒波で、キャビンの窓は凍っていたが、横に立って操船しながらポイントを目指す。

温水さんと風の心配をしていたが、今日は久し振りに心配なさそうだ。

「他の船が出てきていませんね」

「きっと、昨日の強風もあったので警戒しているのじゃないかな」

ポイントに入ると、いきなり立ち上がったベイトが魚探に映し出された。

「いますよ。立ち上がっています」

「凄いベイトがいますね」

温水さんが、直ぐに仕掛けを落としていく。

潮が余り動いていないようで、ジグが真っ直ぐに落ちていく。

「潮は、緩い上り潮で沖に払い出しています。0.5ノット前後です」

潮の流れを確認して、船を戻して流すコースを調整する。

魚探には、ベイトが映っている。

「来た!来ました」



竿が海面に突き刺さるように、絞り込まれている。

「うおっ、重たい。走るし何だろう」

ドラッグからラインが引き出されている。

歯を食いしばって、ラインを巻き取っていくと魚影が見えてきた。

「ニベです。デカイですよ」



船上に引き上げた、ニベは重かった。

「計ってみましょう」

10キロ有る。

「重いはずですよ」

「腕がパンパンに成りました」

続けて私にも、強いアタリが来た。

ラインがドラッグ音を響かせて、どんどん出行く。

「おりゃ!まけんぞ!うりゃ!」

海面に突き刺さっている竿を力任せで、起こしに掛かる。

磯釣りの癖が、こんな場面で出てしまう。

ラインが、巻き取られるようになってきた。

しかし、後少しかな…と思うところで「バシッ」と鈍い音がした。

PE3号のラインが切れた。

「えっ…やっちまった…」

多分、正体は大きなニベでは無いかと思うけど…「青物かな…」と、勝手に想像する。

温水さんと顔を合わせて、「やっちまいました」

仕掛けを作り直す前に「凪だし、ちょい深場のポイントに行きましょう」

取り逃がした口惜しさもあり、直ぐにポイント移動。

「ここは、温水さんは初めてのポイントですよね」

「魚礁が下にあります。ベイトはミルフィーユみたいな感じで出ています」

すると、直ぐにエソがアタリ出した。

我慢していると、温水さんにアタリが来た。





上がってきたのは、2キロくらいの小型のニベ。

「口から出ている浮き袋が、気持ち悪い感じです」

船の下にはベイトを追いかけて、ニベが寄っているのだろうか。

一緒に竿を出していた私に、再度の大当たり。

「おおっ、来たど。なんか来たど」

竿先をガンガンと叩くアタリ。

同時に、何度も真下に突っ込みを見せる。

「今度は逃がさん!」

竿を握る手に力を込めて、思いっきりラインを引き抜くように巻き上げる。

やがて、獲物が見えてきた。

「鯛や。デカイ鯛だ」

温水さんがタモを出して頂いた。



5.3キロ、74センチの雄の真鯛。

先のバラシの口惜しさが、少し晴れた気がする。

直ぐに、船を戻して魚礁に沿って流すように位置を調整する。

潮が、少し下り始めたようだ。

「なんか来た」

温水さんにヒット。

「なんか、軽いですよ」



上がってきたのは、アカヤガラ。

「美味しい魚ですよ。ヌルヌルしているから、扱いが大変です」

「持って帰って、捌いてみます」

と、クーラーへ納める。

ボチボチとアタリが出ているが、北西の風も出てきた。

「風が強くなってきましたね」

波も立ち始めた。

「移動しましょう」

潟よりのポイントに移動する。

すると、「なんか来た」と、温水さんが直ぐにアタリを捕らえた。



何度もラインが出ていくが、風と波で揺れる船上で頑張る。

上がってきたのは、ニベだった。



「腕がパンパンや」

これも、7キロ近い大きさだ。

「ニベも引きが強い。腕が筋肉痛です」

楽しい引きに、笑顔だ。

しかし、北西の風が強くなってきたこともあり、昼1時過ぎ帰港した。

「また、楽しみましょう」

「次も、頑張りますね」

笑顔で、船着き場に向かった。

1月23日 もう少しの辛抱かな

2017年01月23日 | 日記
釣り仲間から、都井岬の天気予報が送られてくる。

「水曜日は風が落ちて、凪になるみたいですよ」

と、書いてあった。

確かに、風が1~3メートルくらいになっている。

明日は、どうだろうか。

明日も朝早くから、北西の風が8メートルくらいいる。

午前10時くらいからは、10メートルとなっている。

明日も、相当吹くようだ。

今日の風も、凄かった。



湾岸道路から見た海は、沖に向かって白波だらけで、波も高くなっている。

「凄いね。沖の方まで白波だらけだね」

「そうね。明日は出られるかな」

「分からない。出られても、途中で帰ってくることになるかもね」



港の中も北西の強風で、白波が立っている。

「港の中で、こんなに時化ているものね」

「凄いね。船は大丈夫かな」

船着き場は、西側の山で可成り風が防げている。

こんなに風が強い中、港の一角に連日釣り人が集まっている場所がある。

「何が釣れちょっちゃろか」

船から見て、いつも思っていた。

知り合いがいたので、聞いてみた。

「何が釣れちょっと」

「カマスよ。20センチくらいかな」

「数が出ると?」

「今日は、6匹くらい」

そう言えば、去年も港内でカマスが釣れていた。

船が出せないときに…、とも思うが、風が気になる。

明日までは、辛抱が必要かな。

「もう少しの辛抱ですね」

船仲間とも、話して明日の準備に取りかかった。