2014.11.6 議会基本条例推進委員会県外調査

５日、６日と議会基本条例推進委員会県外調査で福岡県議会、山口県議会に来ています。

群馬県は議会基本条例が制定されており、不断に改革を推進するために、県議会内に議会基本条例推進委員会が設置されています。私も委員会のメンバーに今年度から参加しています。

５日は福岡県議会で、議員が長期欠席をした場合の具体的対応について。６日は山口県議会で議員の条例提案や政策提言、調査活動を支援するための専門組織である「政務企画室」の調査です。

議会の基本は、県民にいかにオープンにしていくか、そして役所に負けない政策提案をできるかに懸かっています。

しかし、わが群馬県議会は、まだまだ改革以前の問題がたくさんあります。

議会の最も大切な機能の１つは、議会の県政・県庁へのチェックです。群馬県議会は昨年から４会期制を改め、９月と１１月の県議会を統合し、切れ目なく県議会を開催することで、議会のチェック機能を強化すべきことが建前となっています。

しかし実態は、決算特別委員会の各分科会の質疑が２日間ある日程を、１日で終了させてしまう分科会が続出しています。

こうした事態を招いてしまっているのは、野党である私達の会派の非力が大きな原因だと思います。

多数派与党に対応できる県議会勢力をさらに増やし、対抗勢力の拡大が不可欠です。数ではなく質であると同時に、数も非常に大切な政治的力であります。

オープンな県議会を目指して活動を進めていきます。

昨日は県議会県外調査。