かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2009.3.6 県議会、自民・ポラリス連合会派のおかしさ。

2009-03-06 11:55:18 | インポート
3月5日の県議会議員運営委員会で、自民党からポラリスとの複合会派についての提案がありましたが、リベラル群馬、爽風、民主改革の3会派は反対しました。

この会派統合の問題は、自民党の県議が次々と辞職する中で6つの常任委員会で委員長、副委員長ポストを独占するためにポラリスの2議員が必要となったからです。

しかし、この複合会派の問題点は会派の部屋は別、さらに問題なのは会派に支給される政務調査費も別だということです。

自民党の委員会ポストの独占維持のために、全国の都道府県議会に例のない変則的なものとなっています。県議会自民党のご都合主義に開いた口が塞がりません。

3会派は以下の通り反対声明を出し、記者会見を行いました。

                  声  明

 本日、自由民主党県議団は、議会運営委員会において複数の党(会)派を一つの交渉団体として認める事を数の力によって決定した。

 私どもはこの様な行為は県民に理解されない暴挙であり、以下の問題点を指摘し強く抗議をするものである。

                    記

1.「交渉団体」と「会派」は一体のものであり、これを分離する事は想定されていない、会派イコール交渉団体と認識されている。

2.政務調査費の支給は「会派」となっており、議会内の活動と一体であるべきなのに、政務調査費や会派控え室を分離するのでは整合性がとれない。
  個人支給にしなければ整合性がとれない。

3.調べによると全国でもこの様な例は無く群馬県議会だけである。

4.自由民主党県議団の狙いは、常任委員会において安定多数を獲得し正副委員長ポストを独占しようとするものでありご都合主義でしかない。

5.党利党略で議会の基本ルールまで数の横暴で変えてしまうやり方は、到底県民に理解されるものではない。


昨日は県議会へ。リベラル群馬議員団会議。午後は高崎で告別式。その後、吉井町内矢田地区域要望聴取。夜は吉井町ライオンズ幹事会。町内で懇談会に顔出し。