『雁木』とは ↑
通りに面した家々の軒を歩道まで伸ばしたもの。
雪が降っても通路を確保するという、豪雪地帯特有の生活の知恵である。
通路と言っても、各家の土地を少しずつ供出したものだから私有地なのだ。
だから、町の人たちの譲り合いや助け合いから生まれた人情味のある光景と言える。
雪国ではよく見られる光景だが、ここ高田の雁木は総延長が16kmもある。
現存する雁木ではダントツの日本一の長さだ。
←大町通り
高田の駅前の本町通りと大町通りを歩いた。
どちらも雁木通りに含まれるが、本町通りの雁木は近代的なアーケード。
商店街だからショッピングや食事はできる。
それに対し、大町通りは昔ながらの家屋が残っている。
民家が多いが趣はこちらの方があるようだ。
←本町通り
雁木…私も旅行を機に知りました。
観光名所としてもっとアピールしてもいいと思うのですが…
何せ豪雪地帯なので大雪時には観光どころではないし、夏場に雁木は…という感じです。
大町通りの民家の雁木通りを訪ねて見たいものですけど寒がりの私には冬場よりも暖かくなってからの方が・・・とは、言っても豪雪の時にこそ趣があるのでしょうね。
それにしても雁木の総延長が16キロですか、さすが豪雪地帯ですね。