山浦清美のお気楽トーク

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プジョー・シトロエンのハイブリッド エアについて

2013-01-27 | 省エネ

 プジョー・シトロエンが圧縮空気とガソリンエンジンを組み合わせた新たなハイブリッド車を発表したそうです。ハイブリッド車といえば、内燃機関と電気モーターを組み合わせたものと思い込んでおりましたが、圧縮空気を利用するとは思ってもみませんでした。

 よくよく考えてみれば圧縮空気の活用の方がより機械的ですから、こちらの方が何故先行しなかったのか不思議に思います。電気モーターのハイブリッドは、力学的エネルギーを電気エネルギーに変換し、更に化学的エネルギーに変換蓄電し、再生するためには逆のプロセスをたどって力学的エネルギーに変換する必要がありますので、エネルギー変換ロスが大きくなってしまいます。また、蓄電池の重量が増加したりとか、高価になったりするといったデメリットがあります。圧縮空気の方が変換効率が高いでしょうし、安価に実現できると思われます。

 確かに、電気モーターの方が制御する上では楽に出来るからといった理由があったのかも知れません。空気圧力モーターというものの制御の難しさは知りませんので何とも言えませんが、何故今なのかといった疑問を持ってしまいます。

 いち早くハイブリッド車を世に送り出したトヨタの技術をもってすれば、容易に開発することが出来たのではないかと想像します。過去に開発を進めていたが、何らかの理由があって、結局は製品化が見送られたとかいうようなことがあったのかも知れません。この辺りの事情にお詳しい方がいらっしゃいましたら、是非ともご教授いただきたいものです。


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