山浦清美のお気楽トーク

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時間帯別の新料金メニューが不評のようですが・・・

2012-05-14 | 省エネ

 東電や関電の新料金メニューが導入されるようですが、総じて批判的な論評が多いようです。これは電力会社の説明不足が大きな原因でしょうが、マスコミの報道にも原因があるようです。特に東電の場合には、電気料金そのものの値上げといっしょに議論されてしまっているので、余計な混乱を招いているようです。

 ピーク時間帯の電気料金単価が高くなることだけをとらえて、大幅な値上げとなってしまうような誤解を与えてしまっているのではないでしょうか。確かに、この料金メニューが全需要家が対象となれば、料金が大幅にアップしてしまうケースが多いでしょう。しかしながら、これは選択メニューですので、試算をしてみてアップするようであれば変更しなければ良いのです。

 従来は、オール電化にしなければ選択できなかった料金システムであったものが、任意に選択できるようになったのですから、むしろ喜ぶべきことであろうと思います。例えば、単身や共働き世帯など、平日の昼間は不在である場合は有利になるのではないかと推測されます。また、ピークシフトに協力(チャレンジを含めて)できるような場合や太陽光発電を設置している場合なども有利に働くものと思われます。

 電力会社としては、未だ認可されていませんので、積極的に説明できないということでしょう。であるからこそマスコミが正確に報道する責務があるのではないかと考えます。

<参考> 「電力不足対策における電気料金のあり方について」 「東電の家庭向け新料金制度について」 「関電の家庭向け新料金制度について

 

 

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