山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

スイングとフットワークが微妙に合ってない!!!

2021-08-13 | ボウリング
 今週のレッスン会で藤川プロからスイングとフットワークが良い時(そんな時あったのかな???)と比べると微妙に合っていないと指摘されました。重力を利用した自然なスイングに対してプッシュアウェイから最下点まではボールの動きを抑えようとし、バックスイングのトップからは引き下ろすような力が加わっている。その結果肩が廻るという現象に繋がっているとのことです。
 つまり最初の3歩までは足の運びがスロー過ぎで、バックスイングのトップ以降は手遅れになりそうになるので余分な力を加えて無理やり調整しようとしているということです。後方重心の方ならば手遅れのタイミングの方が好ましいといえそうですが、私は前方重心ですので手遅れはあまりよくないと思っております。これは性格的なものかも知れませんが、スライドの停止とリリースがほぼ同時というのが理想だと考えております。(参考:「前方重心・後方重心」「ボールスピードを上げるには~バックスイングを高くする!?」)
 その原因はフットワークにスイングを合わせようとしていることにあるそうです。スイングは重力を利用してできるだけ無駄な力を加えないことが重要で、スイングとフットワークをシンクロさせる為にはスイングにフットワークを合わせるようにすべきだとのことです。
 アドバイスに従い注意しながら投げてみたのですが、なかなか改善できないで悩みこんでしまいました。そこで藤川プロから新たなトレーニングメニューが与えられました。それは立ち位置を投球可能なギリギリ前方に移動し、フィニッシュだけは通常通りに行いそれ以外のステップは数センチ程度しか前進しないというものです。(ミニショットと呼ばれているそうで、KEGELトレーニングセンターで行われているトレーニング法のようです。)
 以前7歩助走の時には後方のスタンスドット、その後5歩助走に変更してからは前方のスタンスドットに踵を合わせるようにしておりました。その位置から更に3歩ほど前に立ち位置を変更して指示通りのステップで練習を始めました。。
 当初は前方につんのめりそうになったり、リリースタイミングがおかしくなったりと本当に大丈夫なのかなと半信半疑でした。しかし、やり始めたからには徹底的にやり通すことが大切だと思い、1時間ほどひたすら繰り返しておりますと段々と慣れてきたのか自分でもスイングに力みが無くなってきたように感じました。
 それを感じ取ったのか藤川プロから30センチほど立ち位置を後方に下げ見るように指示がありました。しかし、それではまた同期が合わなくなってしまったようです。それが私にとっての限界位置のようです。このようにして同期が取れたら後方に立ち位置を移動させることで限界点を徐々に後方に移動させることがトレーニングの目的となります。なぜ立ち位置を後方に移動させる必要があるかというと、それは助走距離を延ばすことにより助走スピード上げボールスピードをアップするためです。
 結局レッスン会当日は最初の位置から一歩も下げることができずに終わってしまいました。翌日は”小林哲也プロ&藤川大輔プロチャレンジマッチ”が開催されました。助走を元に戻すか、トレーニングメニューのまま投げるか迷いましたが、元の木阿弥にならないように練習中の助走法で投げることにしました。結果は157-178-145-174と良くもなく悪くもないといった感じでした。スプリット8回、ワッシャ3回となった割にはノーヘッド3回、10ピンミスゼロと心なしかコントロールが良くなったような気がします。
 昨日はダブルスリーグでした。この助走法に慣れてきたのか215-238-203と久々に3ゲームともアップすることができました。
 たった2試合の結果だけで結論するのは早いと思うのですが、このトレーニング法は私にとって最適解であったと思います。このように一人一人の状況に応じた最適のトレーニング法をアドバイスいただける藤川プロは今の私にとって無くてはならぬ存在です。
 そして毎週レッスン会に参加することによって日々の変化を見ていただけます。このことにより早期発見・早期治療が可能となり重症化する前に適切に修正ができ、大きなスランプに陥ることが少なくなるように思います。
 次から次へと解決すべき課題は多いのですが、藤川プロの助言により最短距離で進むことができていると思っております。