10/16(金)曇後晴れ、夕方雷雨
今日の天気予報は雨後曇。朝方通り雨があった。午後も雨に成る予報だった。しかし雨を覚悟で、山ブドウ採りに出かける。以前9月にブナ再生事業で10Kg程手に入れたが、それでは不足だった。何時も山ブドウを採っている茶臼林道に行って見る事にする。場所は岩崎から西目屋に抜ける、通称白神ラインの「一つ森』から北西に入る林道。白神ラインは笹内川に沿って遡る。渓谷から稜線に掛けては紅葉が始まり、今が最も美し可成り掛けた所。渓谷の黄緑から稜線のブナのレンガ色まで、様々なグラディーションが美しい。特に今は稜線のブナが茶褐色の鮮やさが目に付く。この前台風18号で大風が吹いたが、北東風と成って、木の葉にはあまり、塩害のダメージが無かった様です。渓谷の斜面は桂や岳樺の黄色、モミジやウルシや桜の赤ミズナラなどの黄緑そしてブナのレンガ色とまさに綾錦、其の色合いが毎日毎日変化して行きます。ここ一週間程が見頃と成るでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8f/c66dcc9bd68a07a35ece5ede8937dd21.jpg)
渓谷の紅葉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a2/e9fd9506c9b4ba6e9de48b6546b3b057.jpg)
稜線のブナの紅葉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/77/10c4b6e9dc2dd937c794d6414a92bfbd.jpg)
白神山地の紅葉
茶臼林道入り口の一つ森峠に着くと、工事用の車が居ました。白神ラインの西目屋側に、ガードレールを設置する工事が行われていて、其の工事がこの部分でも始まる様です。工事用看板には「防護策」設置工事とありますが、何のコッチャ?と思ってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/88/17c10575200ba42b76651fc160d864bc.jpg)
一つ森
林道に入って行くと、走り易く成っています、林道の凸凹が補修され、薮の脇枝が刈り込んであります。アー営林署が随分手入れをしたんだナーと感心していました。しかしこの理由は間もなく分かりました。暫く行くと「何何班入り口」と書いた立て札が立っていました。山の作業をする為に入り易くする為に林道を整備した様です。しかしこの事が、私達のブドウ採りに思わぬ障害と成って居ました。
何時も大量にブドウが取れる場所に行って見ると、其のエリア一帯が杉の間伐が行われていました。其の為作業の邪魔に成るツル類は皆切り払われていたのです。実をつけているブドウは皆無でした。アーそりゃないよ!営林署さん・・・・。と言っても作業側からすれば、当然の事ですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e3/3db8a70d90e7a4706ed9f038d06e5821.jpg)
間伐作業の為切り払われたブドウ
止む無くブドウを探しながら、更に林道を奥に進で見ました。しかし今年は夏な不順な天候が、山の生り物にも影響したようです。ブナも殆ど実を着けず、ブドウも不作で実をつけているツルが少なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/02/403355b1cd753186c9ad0e63b87664da.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/75/a27ba3b2b18222bb1336d04a8f269762.jpg)
辛うじて見つけたブドウ
ふと見ると、崖から斜めに林道の上に伸びたカエデの木の、先の方にブドウの実を見つけました。しかし30m位の高さなのでこれは無理か?しかし見逃すのには余にも惜しい、完熟している実でした。斜めの木ですし、何本かの細い木も一緒に生えているので、登るのが何とかなりそうです。崖をよじ登り、他の木に掴まりながら、何とか木に這い上がりました。見るとブドウの実が鈴なり状態。しかし其れも枝の先の方。そこまで行くのは枝が細すぎる。取り敢えず、手の届く近くの実だけを採り、後は木を思いっきり揺さぶり、実を落とそうとしました。しかし僅かな実が落ちただけでした。其れも途中の枝に引っかかったり、地面に落ちてバラバラに成ったりと、余り効果がありませんでした。エソップ物語の様に、「取れない実は山の住民達に残す」と思う事にしました。しかし惜しい・・・・。
更に林道を尾根を一つ越え、ラフロードと薮の枝を掻き分けながら行きました。やがて行く手が崖崩れで塞がれ、そこから先は通行出来ません。その先には沢が二つあり、向いの斜面にある沢には、何段かの美しい滝が懸かっていました。Uターン出来る所まで車をバックさせ、昼食を取って引き返しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4c/99033d882e506bf61c73b1c8a724506e.jpg)
崖崩れ 紅葉と美しい滝
途中先ほど断念したカエデの木の所では未練が残り、再度挑戦する事にしました。先ほど手の届かない所は、断ち枝バサミ持って来なかったのを後悔しました。そこで今度は先の方をカギにし、長い棒を作り引き寄せる作戦です。適当な細い木を見つけ、道具を作って再度木によじ登りました。今度は作戦成功。しかし細い木の上ではバランスが悪く、力も思う様に入らず、先の先の方までは届きませんでした。でもまずまずの収穫を得る事が出来ました。
戻って早速実をバラし、計量したら約6Kg程の収穫でした。今年は昨年の半分しか原料が集まらず、ワインも8リットル程度でしょうか。
今日の天気予報は雨後曇。朝方通り雨があった。午後も雨に成る予報だった。しかし雨を覚悟で、山ブドウ採りに出かける。以前9月にブナ再生事業で10Kg程手に入れたが、それでは不足だった。何時も山ブドウを採っている茶臼林道に行って見る事にする。場所は岩崎から西目屋に抜ける、通称白神ラインの「一つ森』から北西に入る林道。白神ラインは笹内川に沿って遡る。渓谷から稜線に掛けては紅葉が始まり、今が最も美し可成り掛けた所。渓谷の黄緑から稜線のブナのレンガ色まで、様々なグラディーションが美しい。特に今は稜線のブナが茶褐色の鮮やさが目に付く。この前台風18号で大風が吹いたが、北東風と成って、木の葉にはあまり、塩害のダメージが無かった様です。渓谷の斜面は桂や岳樺の黄色、モミジやウルシや桜の赤ミズナラなどの黄緑そしてブナのレンガ色とまさに綾錦、其の色合いが毎日毎日変化して行きます。ここ一週間程が見頃と成るでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8f/c66dcc9bd68a07a35ece5ede8937dd21.jpg)
渓谷の紅葉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a2/e9fd9506c9b4ba6e9de48b6546b3b057.jpg)
稜線のブナの紅葉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/77/10c4b6e9dc2dd937c794d6414a92bfbd.jpg)
白神山地の紅葉
茶臼林道入り口の一つ森峠に着くと、工事用の車が居ました。白神ラインの西目屋側に、ガードレールを設置する工事が行われていて、其の工事がこの部分でも始まる様です。工事用看板には「防護策」設置工事とありますが、何のコッチャ?と思ってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/88/17c10575200ba42b76651fc160d864bc.jpg)
一つ森
林道に入って行くと、走り易く成っています、林道の凸凹が補修され、薮の脇枝が刈り込んであります。アー営林署が随分手入れをしたんだナーと感心していました。しかしこの理由は間もなく分かりました。暫く行くと「何何班入り口」と書いた立て札が立っていました。山の作業をする為に入り易くする為に林道を整備した様です。しかしこの事が、私達のブドウ採りに思わぬ障害と成って居ました。
何時も大量にブドウが取れる場所に行って見ると、其のエリア一帯が杉の間伐が行われていました。其の為作業の邪魔に成るツル類は皆切り払われていたのです。実をつけているブドウは皆無でした。アーそりゃないよ!営林署さん・・・・。と言っても作業側からすれば、当然の事ですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e3/3db8a70d90e7a4706ed9f038d06e5821.jpg)
間伐作業の為切り払われたブドウ
止む無くブドウを探しながら、更に林道を奥に進で見ました。しかし今年は夏な不順な天候が、山の生り物にも影響したようです。ブナも殆ど実を着けず、ブドウも不作で実をつけているツルが少なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/02/403355b1cd753186c9ad0e63b87664da.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/75/a27ba3b2b18222bb1336d04a8f269762.jpg)
辛うじて見つけたブドウ
ふと見ると、崖から斜めに林道の上に伸びたカエデの木の、先の方にブドウの実を見つけました。しかし30m位の高さなのでこれは無理か?しかし見逃すのには余にも惜しい、完熟している実でした。斜めの木ですし、何本かの細い木も一緒に生えているので、登るのが何とかなりそうです。崖をよじ登り、他の木に掴まりながら、何とか木に這い上がりました。見るとブドウの実が鈴なり状態。しかし其れも枝の先の方。そこまで行くのは枝が細すぎる。取り敢えず、手の届く近くの実だけを採り、後は木を思いっきり揺さぶり、実を落とそうとしました。しかし僅かな実が落ちただけでした。其れも途中の枝に引っかかったり、地面に落ちてバラバラに成ったりと、余り効果がありませんでした。エソップ物語の様に、「取れない実は山の住民達に残す」と思う事にしました。しかし惜しい・・・・。
更に林道を尾根を一つ越え、ラフロードと薮の枝を掻き分けながら行きました。やがて行く手が崖崩れで塞がれ、そこから先は通行出来ません。その先には沢が二つあり、向いの斜面にある沢には、何段かの美しい滝が懸かっていました。Uターン出来る所まで車をバックさせ、昼食を取って引き返しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/53/13e1fa4564a9f1dd032912e0ab266f71.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/4c/99033d882e506bf61c73b1c8a724506e.jpg)
崖崩れ 紅葉と美しい滝
途中先ほど断念したカエデの木の所では未練が残り、再度挑戦する事にしました。先ほど手の届かない所は、断ち枝バサミ持って来なかったのを後悔しました。そこで今度は先の方をカギにし、長い棒を作り引き寄せる作戦です。適当な細い木を見つけ、道具を作って再度木によじ登りました。今度は作戦成功。しかし細い木の上ではバランスが悪く、力も思う様に入らず、先の先の方までは届きませんでした。でもまずまずの収穫を得る事が出来ました。
戻って早速実をバラし、計量したら約6Kg程の収穫でした。今年は昨年の半分しか原料が集まらず、ワインも8リットル程度でしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます