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豊洲市場見学

2019-09-08 08:19:33 | 日記
築地市場の方が庶民的で楽しかった
 

8月末にウオーキングの会が豊洲市場見学会を企画してくれた、一度は見学の価値ありと参加した、一行22名、西武線―地下鉄有楽町線―ゆりかもめを利用して、豊洲市場へ着いたのは9時50分、青果も鮮魚もセリも終わり、各業者が競り落とした商品を搬出して、フオークリフトもターレも所定の場所に収まり、セリの活気は何もなく、セリ市場は人気もなく閑散としたものだった。
10時前といえば各商人が、店に商品を陳列する時間だ、活気あるセリの風景を見たければ、5時か6時頃には市場に居なければセリの風景は見られないだろう。
青果市場だけでも長さ100m以上もありそうな、長い廊下その廊下にガラス張り箇所があり、そこから市場の様子が眺められる、端に立つと廊下の先端は見通せないくらい長い、普通より高い2階の廊下のガラス窓から市場を見下ろすだけ、セリ場の迫力など感じられない。
 
近代的に企画され、効率よい区割りで、縦はイロハ順に通路があり、横は北一通り 中通 南通りと区画され、その区画によって扱い商品が決まっているようだ、セリ人も仲買人も、買い取り業者も扱い易くなっただろう、だが余りにも画一化されて、人間味が薄れて無機質な感じがした、築地の場外市場と違って、同じ建物内の館内市場がある、飲食店、土産物店もコンクリートで同一間口、何か人的区画され温かみがない、築地市場では木造の店が並んでいて、売人の掛け声も楽しい。

市場の屋上は、広大な芝生庭園になっていて、東京湾の涼風で真夏日の汗を吹き飛ばしてくれる、周囲を見渡せばオリンピックに向け巨大プロジェクトが起動中、巨大クレーンが大きな資材をとてつもなく高い所まで引上げビル建設、高層ビルが林立、オリンピック選手村も完成して、高層マンションが軒を並べ、東京で一番発展している地域かもしれない。

 
今から80年程前家族で豊洲 幕張辺へ潮干狩りに行った、その当時は釣り竿 釣り餌 貸し舟を扱う舟宿が軒を並べ、他には漁業者の家があるのみ、寂れた農漁村地帯だった、戦後まもなくハゼ釣りに東雲あたりへよく行ったが、寂れた農漁村風景だった。
数10年ぶりに 豊洲を訪れ、ユリカモメの豊洲市場前駅へ降りてビックリ仰天、浦島太郎になった様だった、昔の砂浜景色は何もなく、高層ビル群が林立、半世紀以上80年の歳月は、こんなにも風景が変わるものなのだ。
 
あの寂れた砂浜が、ユリカモメの線路があり整備された道路には、整然と車が走り、遊歩道には屋根が掛かり、危険もなく安全に歩行できる、この幾何学的建築美素敵だ
 
豊洲青果市場、その長さ100m以上か、先が小さく見える
 
青果市場の見学廊下、長い廊下にガラス張りがあり、、商いの状況が分かる、だが声は聞こえず人の動きだけ、廊下の端は確認できないくらい長い、市場を見下ろし取引の迫力は全く感じられない
 
縦割りにはイロハで区画、広大な土地に精密に企画された市場なのだろう、
 
横割りには北一通り 南通として区画されて、その区画で扱い商品が指定されているのかな?
 
 

このマグロは日本で捕獲した最大のマグロで、1986年鹿児島県種子島で漁獲、重さは496kg 体長2,88m 胴回り2,36m、築地に回送され競り落とされた、最近大間のマグロが話題になっているが、この記録は33年間破られていない、実物大で精巧にできたレプリカ、大きさに迫力がある

 
築地は場外市場、豊洲は館内市場、各種店があるが客は余りよりつかず
 
何処も閑散としている、鉄筋コンクリートで画一化された店は何となく寄り付き難い、値段も2500円から5000円くらい、だったら我が家の近くでもっと安くいいものが食べられる、
 
館内の土産店も客が寄り付かず、なぜか築地とは違う、よそよそしさがある、開業してまだ日が浅いから、客との馴染みがないせいもあるかもしれない、日柄が経てば築地と同じ様になるだろう
 
築地の場外市場の方が、庶民的で気楽に入れた、店へ入る為の行列、この賑わい
 
築地の場外市場の賑わい
 
築地の場外市場の方が庶民的で、河岸で使う小物も売っている
 
鮮魚棟セリ場の屋上は、広大な芝生庭園になっている、34度にもなった暑い日だったが、屋上庭園は東京湾の潮風が吹き込み、快適だった、芝生庭園へ行く会員
 
市場屋上のオアシス、芝生に寝転びたいが、まだ暑過ぎた
館内見学と往復でこの歩数

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