男の食彩 1

蕎麦打ち

小生無類の麺好き、米のご飯は1週間食べなくても平気、だが麺類は欠かせない、麺類と言うよりは、小麦粉製品が好きなのかもしれない、饂飩　蕎麦　すいとん スパゲッテイ パン 兎に角小麦粉製品なら何でもいい。 　倅に言わせると「炭水化物」ばかり食ってるな言う、もっと他の物も食わなければ健康に良くないと忠告を受ける、だが麺を食べ続けて、80歳以上元気に生きてきている、あと余命幾許もないから、好きなもを食っていこうと思う。 　此の麺好き根拠は小学生時代に有るのかも知れない、小学6年生の時に東京空襲が激しくなり、学童疎開で山梨の祖父の家に預けられた、その後一家全員疎開してきた、戦中　戦後の食糧難時代だったが、親類の農地が数反歩空いていて、田圃はなかったが、畑を父親が耕し、麦 キビ　野菜を栽培して食糧補給をしてくれた、小麦を多く栽培し1年分まではなかったが、石臼で小麦を挽いて夕方になると、お袋が麺打ちをする、季節によって冷たい麺で有ったり、すいとんであったり、冬は何と言っても山梨名物「ホウトウ」だ、ホウトウに就いては後述するが、「門前の小僧 習わぬ経を読む」でお袋の麺打ちを見よう見まねで覚えてしまった。 　山梨名物「ホウトウ」は、武田 信玄が出陣した時に、何時敵に襲われるか知れないので、時間短縮の為、麺を茹でて汁に入れるのは時間の無駄と、具沢山の味噌汁へ打ち立ての生麺を直接味噌汁へ放り込んで煮て、戦時の緊急臨戦態勢に備えた、だがこれが打ち粉が汁にとろみを加え、体も温まり大変旨かった、これが山梨全体に広がり、「美味い物なら南瓜のホウトウ」と山梨名物になった、時代は言葉も替えるか、最近は「美味いもんだよ南瓜のホウトウ」と言うらしい、ばかげた言葉に変わったものだ。 　大きな鉄鍋で煮込んだホウトウの残りは、翌朝は煮凝りの様に固まっている、これを火に掛け溶かし、温かいご飯に載せて食べると格段に美味い。 　最近うどん屋でホウトウを出すが、幅広茹で饂飩を味噌仕立てにしたもので、本物ホウトウには似ても似つかぬ偽物を食わせている。 　父親が蕎麦も栽培して収穫も有った、饂飩と蕎麦とは水の温度 配分も違う、饂飩より蕎麦打ちの方が数段難しい、こんな事も子供心に習得して行った。 　もう10年ほど前になるだろうか、三芳町に「蕎麦打ち道場」と言うのが有って、友人に誘われ4～5回通った、ここでは蕎麦粉8小麦粉2の割合の二八蕎麦、これに熱湯を注ぎ、火傷するので冷える迄箸でかき回す、あとは丁寧に水廻しをして捏ねて行く、臍出しをして、此の臍出しと言って真ん中を尖らすのだがその意味が未だに不明、それでも指導を受けながらなんとか打ち上げ、家に持ち帰って茹で上げて食べたら腰があって喉越しも滑らか美味いそばが打てた。 　一昨年２月に５０人ばかりのバスツアーで忍野八海辺へ旅行した、山中湖近くの店だったろうか、５～６人のグループに分かれ蕎麦打ちが有った、ここも２～８蕎麦だったが、その地方に依り、熱湯で捏ねるのか、冷水で,捏ねるのか大変な違いが有る、店の人に熱湯で捏ねるのではないかと言ったところ「熱湯で捏ねたらその場で蕎麦粉が煮えてしまうと一蹴された、冷水で捏ねる、三芳の道場とは眞逆だ、グループの中で水廻し、捏ねが出来る人が居なくて小生が水廻しから捏ね 延しを一手に引き受ける、厚み２mm程に均一に延すのは難しい、均一にいかない上に時間がかかると端に皹か亀裂が入る、これが出たら蕎麦打ちは失敗である、均一に打ち上げ切るのも全部済ませ、各人にパックに分ける、家に帰って茹でてみたら千切れ易く腰がなかった。 　小生の感想では、三芳の蕎麦打ち道場の熱湯で捏ねるのが正解と思う、因みに我が母親が饂飩を打つ時は、ぬるま湯を使っていた。

麺打ちは始めは難しいようだが、慣れてきて少し麺らしいものが出来るようになると、中々楽しいものである

仕上げは上々に出来た時は打ち上がった麺も美味く出来ている

薔薇とガーデニングショウ

 

毎年友人が西武ドームの「国際バラとガーデニングショウ」の招待券を、展示会が始まる前に入手する、自分の都合のよい日を決め、小生の都合のよい日を問い合わせてきて、合致した日にバラ鑑賞に行っていた、もう３年も続いている。 　今年は薔薇展が始まっても何の音沙汰も無し、今年は招待券入手不能だったのだろうと思っていた、１３日に電話あり、招待券が郵送されて来たと、自分の都合のいい日は１５日と言う、何とも身勝手な押し付けがましい、１５日は小生も他のサークル活動が有ったが、１６日が最終日、友との絆を重視して、サークルは休んで、薔薇展を見に行った。 　年取った二人早起きはお手の物、９時半前に西武球場前駅で出会い直ぐ入場、時間が早いので人も少なく、今年で４回目要領も分かっているので、案内図に従い目ぼしいブースへ行き写真撮影、外国ガーデン展示場の前に、絵に書いたような美少女が居た、写真を撮っていたところら、通訳が「一緒に撮りましょうと言ってます」と言う、こんな爺さんと写真を撮りましょうとは、何とも嬉しい話し、友人と３人美少女と撮影、飛んだ嬉しいハプニングが有った。 　場内を２時間ばかり写真を撮り見学後退場した、後はお互いアルコールが嫌いなタイプではない、所沢駅ビル「ななかまど」で気の置けない友人なので、ざっくばらんな話が弾み昼前から３時迄話しこんでしまった、お互いいい気持に酩酊、所沢駅構内で握手をして其々の路線に乗った。

、   グレースケリーの庭 プロヴァンス庭 アリスの庭 バラではないが百合が各種綺麗だった 庭にしつらえられた小さな噴水、噴水の水の形は２度と同じ物は現れない、偶々写したのが、エイリアンに似ている、拡大して下さい 此の美少女と友人と３人で写真を撮る、こんな可愛い外国の美少女と、記念撮影でき るなんて幸せだった、友人と３人の写真は掲載しない     薔薇展全景

共存共栄

我が家から自転車で１０分の範囲内にスーパーマーケットが１３軒ある、ちょっと他所には余りない地域と思う、さぞかし競争が激しく、生き残りを掛けて熾烈な価額競争をしていると思いきや、過当競争に陥らず、共存共栄を計っている、例えば安売りの目玉商品　コーヒーネスカフェ　醬油　マヨネーズ　サラダ油　ケチャップ　シーチキン 卵 等どの店の広告を見ても、殆ど同じ値段、中には抜きんでて安値を付け、全店商品を安く売る店が出る、名の通った商品は安いのは分かるが、他の商品は２流 3流商品、今のお客は目も舌も肥えている、結局は客に飽きられ、店は衰退閉店に追い込まれる、そんな店は大体２年で閉鎖する、経営者が目まぐるしく変わる店を見てきた。 　　その他の店は切磋琢磨、厳しい競争を共存共栄で乗り切っている、どうゆうルートを通そうとも、仕入れ価額を他社より各段に安くできる訳ではない、勢い同一価額になると思う、如何に店内の雰囲気を良くし、集客努力をし、商品の新鮮さが競争になるのだろう。 　各店の新聞折り込み広告を見ても違いが出ている、全く折り込み広告を出さない店、月に一度だけ広告をする店、週１回だけ広告をする店、週2回折り込みチラシを入れる店、週２回広告を入れる店が大半、新聞社か販売店と何かトラブルが有ったのか、他の新聞には広告を入れるが、或る新聞には広告を入れない店もある。 　それにしてもこれだけ近くにスーパーが軒を連ねていると、消費者には有り難いことだ、何所かの店で何かしら、安売り商品が有る、過当競争に陥らず、共存共栄で消費者に、サービス価額で良い物を提供して貰えれば嬉しい限りである。 　１店は１～２年で経営者が代わるが、他の１２店は長年安定した経営をしている、各店が経営安定している事は、地域活性化に繋がる喜ばしき事だ。

 

北中の魚類専門店	角上と姉妹店敷地を隣接して繁盛しているヤオフジ
Ｈ26．5．9新規開店した小手指駅前イトーヨーカ堂	小手指西友前の丸三新鮮市場
小手指西友 地下の食品から衣類 家電製品 雑貨 本 ＰＣ用品 等あり、日常生活ではここでほとんど事が足りる。	榎木町西友２４時間営業
けやき台オザム	新所沢駅から５分ビッグＡ ２４時間営業
新所沢駅前パルコ地下　フードテラス	新所沢駅西友 新所沢公団開設　昭和３４年に開店 食品 衣料　日用雑貨その他を取り揃え、新所沢　小手指地区の 草分け的スーパー。
新所沢 コモデイイイダ 1階は食品館 ２階は衣類 日用雑貨がある	花園町西友　２４時間営業
花園町コープ	美薗町ヤオコー