老いて楽しく

余生を楽しむ

古河邸と岩崎邸

2012-09-30 09:29:10 | 日記



  岩崎邸 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E5%B2%A9%E5%B4%8E%E9%82%B8%   E5%BA%AD%E5%9C%92

 古河邸 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E5%8F%A4%E6%B2%B3%E5%BA%AD%E5%9C%92

 昔、イヌボウカルタと言うのが有った、それはイから始まるカルタの最初のイは「犬も歩けば、棒に当たる」だった、棒に当たるは殴られる意味だが、棒に当たるのを恐れていては何も発見できない、人間もあちこち歩くと、色々な物に出会う、ここに掲げた旧財閥の屋敷も歴史的には貴重なものだが、小生の見方はなんて事はないかも知れないが、今年の春と秋に両旧邸を訪れ、白と黒の対象が印象に残っただけの話である。
 だが以前に書いた、金沢兼六園にある有名な2本足の「ことじ灯篭」と同じ物が、亀戸天神にあるの発見した、犬も歩けばの
偶然か

 

旧岩崎邸は少しクリーム掛った白亜の殿堂とも言える、瀟洒で豪華な建物が印象的
一方旧古河邸は黒の石積みで、重みを感じる重層な建物

 

古河庭園パノラマ画像、心字池中心に大きなどっしりした灯篭は存在感がある。薔薇が有名だが花のない時期に行った。


護国寺

2012-09-17 15:24:45 | 日記

 

私の見た護国寺

 

 先日ウォ―キングの会で護国寺を訪ねた、小生の記憶では昭和26~28年代に護国寺周辺を自転車で時々走った経験がある。
その頃護国寺の門前から一直線に伸びる音羽通り(当時は此の道には都電が走っていた)
から江戸川橋方面を眺めると、左側は緑の傾斜地、丘の上には住宅が有り、奥の方江戸川橋交差点に近い所、傾斜地の上左手に鳩山さんの屋敷があり(当時は音羽御殿と称していた)そして護国寺門前から少し行って右手に「講談社」の建物が有った。
 今の様に高いビルは全くなく、緑が有り見通しも良く落ち着いた風景だった、それが今はコンクリートの箱が無機質に並んでいるだけ、景観も風情も何も感じられない、コンクリートの塊が並ぶ、何とも詰らぬ通りになってしまった。
 当時都電は新橋駅を起点に銀座→万世橋→上野池の端→神明町車庫→本郷3丁目→千石→護国寺→矢来下(後に江戸川橋に改称された)と言う長い路線が走っていた


 通称護国寺で通っているが、正式名称は「神齢山悉地院大聖護国寺と称する。

 

 

 参道に入ると先ずくぐるのが「仁王門」 この日は○○玩具(株)の葬儀が有り、相当有名な会社らしく、この門の左側を黒塗り乗用車がひっきりなしに入って行った、護国寺で葬儀を遣り、墓地も有れば相当な地位の人だろうと推測する。



 仁王門をくぐると階段中腹に不老門がある、門をくぐった後も石段が続き年配者には少し息が切れる階段、少し変わった形の門だが、形式は京都鞍馬山の山門を模したと言われる。長寿を願って不老門と名付けられた。
 訪れたのは9月の初旬、両脇のつつじが青々していたが、花の時期には参拝者の目を楽しませてくれるのではないだろうか
.。
 

 

 不老門をくぐり更に階段を上ると本堂だが、その手前両脇に形の変わった水盤が
ある、此の水盤も戦時中貴重な銅として供出させられたのであう、近年篤志家の寄
進で一対が完成し江戸時代からの貴重な水盤が復元した。

 

本堂手前に多宝塔が有り、昭和13年建立で年代は新しいが、当時一流の建築家、装飾 彫刻の人達が技術の粋を集めて建立の為、非常に優雅な多宝塔である、小生も数多くの多宝塔を見たが一番印象に残る多宝塔である。 
   

 

本堂を降りて直ぐ両脇に手入れの行き届いた形の良い赤松がる

 

本堂前から不老門越しに音羽通りを眺めると、ビルの林立しか見えない、今から
60年ほど前の眺めとは全く景観が変わったしまった。

 


鬼子母神

2012-09-08 14:31:08 | 日記

鬼子母神と古木

 現役時代に池袋駅は何十年となく利用したが、通勤途上の通過駅に過ぎなかった
その以前から池袋駅近く、雑司ヶ谷に「鬼子母神」が有るのは知っていたがついぞ
参拝する機会もなかった、亦ここは縁日に売られる「ススキのミミズク」が有名で、
ミミズクは見た事がある。
 
 今回「ウォ―キングの会」で鬼子母神→雑司ヶ谷墓地→護国寺→古河庭園→
北区防災会館→飛鳥山を巡る会に参加させて貰った。
 
 古い由緒あるお寺ゆえに都心にありながら、静かな落ち着いた雰囲気を醸している。

ススキのミミズクは常時売られているものだと思っていたが日蓮宗で「お会式」の
10月13日のお祭りの縁日他の祭日に売店で売られるらしい。
 
 鬼子母神の絵馬にも新しい発見が有った、鬼子母神の絵馬は総て「ざくろ」の絵柄
子宝、子育ての神で、ザクロは沢山の実が入り一つ一つに種が有り、子宝に恵まれ、
子孫繁栄の絵馬かと思った。
 
奉納された絵馬は総てザクロの絵柄 境内には稲荷社も祀られている
鬼子母神境内に樹齢600年の大銀杏が有った、久しぶりに巨木の遭遇した 流石600年の威容どっしりとした根周り

 

鬼子母神参道に欅並木が有り、その中に数本樹齢数百年を経た木もあるが、新しく植えかえられ若木が目立つ 手前に見える数本は未だ若木で、その奥左手に数百年を経た古木を見る事が出来る