老いて楽しく

余生を楽しむ

春の息吹

2014-02-20 09:27:58 | 日記
 今年は2月8日に近年希に見る大雪になり、その雪が消え遣らぬぬ間に14日には記録的な大雪になった、我が家の庭も40㎝ 70センチと雪が積り、南側の日陰は前の家から落ちた雪が1mも積っている、
そんな積み重なった雪の下、凍えた土の中から、春の息吹が芽生えていた。

 日当たりの良い所は雪が消え、我が家で一番先に咲く花、「福寿草」が健気にも、芽を出していた、
厳しい寒さと冷たい雪の下でも、植物は季節が来れば芽を出し、季節の花をきちんと咲かせ、
人間の眼を楽しませた呉れるし、花は優しい、花を眺めることによって春を感じ元気を与えてくれる、。

 昨年家内が近くの園芸店から買ってきて、プランターへ植えたパンジー ビオラもあの厚い雪の下で、
薄い可憐な花びらが凍みていたが、雪が消えると、春の光陽を受け元気に花びらの色も冴えて来た。

 我が家で一番先に咲く花は福寿草で縁起が良い、あと梅が咲き (我が家の梅は日陰に有り、開花が遅い)クロッカスが咲き 房総や伊豆では水仙が真っ盛りだが、我が家の水仙は今芽を出したところで少し奥手だ。

 昨日は「雨水」雪から雨に変わる節気の節目、春は駆け足で遣ってくる。

 外の水栓のコンクリの狭い所に、植えた覚えのないヒヤシンスが毎年芽を出し、花を咲かせる、
余り「ど根性」ではないが、狭い所に窮屈そうに咲くので、我が家では「ど根性」ヒヤシンスと呼んでいる。
 
 

 


記録的大雪

2014-02-17 15:20:39 | 日記

先週近年希に見る大雪と思ったが、一週間後には各地で記録的大雪になった、甲府114㎝ 秩父98㎝ 熊谷68㎝は新記録、我が家の庭でも、前回の残雪のない所で計ったが、50㎝の物差しは簡単に潜ってしまった、スケールで計った処、68㎝あった。

前回  まれにみる大雪と投稿したが、前回投稿写真と今回の写真を比べて頂ければわかるが、雪の深さは前回の比ではない、御面倒でも前回投稿の写真と比べて見てください。

スケールの目盛りは68㎝を示している
門柱の上で65㎝ 犬小屋の高さが1m近く有るがもう少しで埋まりそう
雪掻きしている最中、ドーンという音と共に、前の家の車庫が一瞬にして潰れた
ちょっと幻想的な雪景色が自然に撮れた、何の事はない寒さでレンズの回りが曇っただけの話

大雪

2014-02-09 14:16:31 | 日記

 

 小生昭和36年正月に所沢に移り住み53年を経た、だが今回の積雪量は初めてである、
43年から51年迄所沢を離れた事が有る、その間は分からぬが、51年に現在地に家を建て、
既に38年を経ている、その間雪の多い年も有ったが、大体大雪と言っても20センチ少々の積雪、
年齢が若かったせいもあるが、雪掻きと言っても左程の労力ではなかった、

 今回 列島南岸を低気圧が通過、1月末から3月初めに掛け、列島南岸を低気圧が通過する時は、
関東に雪を齎す気圧配置、今回は北からの1級寒波と急速に発達した爆弾低気圧が重なり、
太平洋岸に大雪を齎した、8日未明3時半に新聞を取りに行った時は、庭がうっすら白くなっていた、
8日は終日雪が降り続き 、午前中は小雪だったが、午後は本降りの雪、みる見る雪は積もる、
8日深更まで降り続き大変な積雪量、9日4時過ぎ新聞を取りにポスト迄長靴を履いても長靴に雪が入る、
門柱の上37㎝ 庭の或る部分は40㎝と近年希に見る大雪。

 新聞を読み残し7時から雪掻きを始める、我が家の敷地が道路に面する分の半分を雪掻きする、
これで道を歩く人が滑るのを心配せずに歩ける、これをどの家庭も実行してくれる事が社会奉仕と思う、
だが最近は自分の家の前も雪掻きしない人が増えた、矍鑠とした親父、若い息子がいても遣らない、
住民お互い助け合う気持ちのない人が多くなり、翌朝それが凍ってしまうと暫く解けず、
滑って転倒する人が多い雪掻きをして歩き易い様、雪掻きをして道を確保する人は50%くらい、
人を想う心の無い、情けない社会になってしまった。

 後は敷地内の玄関からポストが有る門までと、他に玄関から車庫までとを掻く
路を確保するのが、雪降りの後の必須行事、今回の大雪で7時から10時迄3時間を要した、
もう自分の体力の限界、もう大雪は降ってほしくない。

 大雪と言えば思い出が有る、昭和20年3月10日の帝都大空襲の前、2月だった、
直ぐ上の兄が学友3人と静岡へ蜜柑を買いに行った、当日は雪が降るくらいで曇天、
B29も曇天では目標が見えず空襲はなかったが、どか雪が降って、都内で50㎝を越す大雪、
列車が遅れて、夜中になっても兄が帰宅せず、父母が大変心配したが、
何とか上野駅に辿り着き、上野から駒込千駄木町の家まで歩いて、雪達磨の様になって、
明け方蜜柑を大きなリュック一杯背負って帰って来た、此の時の積雪は小生の腰下迄有った。