先月27日に友人ら8人で、さいたま市の「鉄道博物館」へ見学に行った。
当日は「梅雨明け10日と」言われる、高温 多湿 無風 さいたま市の気温は36,4度の猛暑日、
鉄道博物館見学を終えて、1kmばかり離れた大宮公園内の「埼玉県歴史と民族の博物館」へ、
猛暑日の昼下がり1kmと言えども大変な汗が出る、辿りついた先の、歴史博物館のロビーは広々、
快適な温度で生き返る。
大宮公園内で発掘された住居跡、出土した土器 土師器の陳列、武蔵野に多くみられる「青石板碑」、
その他の歴史的陳列品、埼玉の武士の興隆、武具から民具まで歴史に興味のある人には楽しい博物館。
案内人付き見学、何故か女性職員も同行、説明を受けるとより深く理解出来て非常に楽しい。
受付で写真撮影を聞いたところ、展示品の前に「撮影禁止」の札があるのは、
ご遠慮下さいとのことだった、ルールに従って写真を撮っていたら、女性職員から撮影を禁止された、
受付との話が違うと抗議したが、頑として受け付けられない、目くじら立てて争う程の事でもないので、
「郷に入らば郷に従え」その後写真は撮れなかった。
青石板樋が多く陳列されていたが、「新田 義貞」が鎌倉攻めの後、戦死した武将の霊を、
弔らう為に建てた、重要文化財指定の「元弘の板碑」は元は所沢に有ったが、歴史博物館ではなく、
今は東村山市の「徳蔵寺」の立派な保管庫に収蔵されている。
徳蔵寺
国内で一番大きい板碑、高さは3m超見上げるばかりの高さ。但しこの板碑は本物ではなく、レプリカとの事。
大宮公園敷地内で発掘された、縄文時代後期の住居跡に再現された、往時の住居、
入り口扉も立派な物が着き、やねには「破風板」が付き、神社の屋根にある、
「千木」の様なものも見られる、この時代になると掘立住居と言えども相当進化したものと
思われる。
徳蔵寺収蔵の元弘の板碑写真、ガラスケースに入っていて、反射で詳細が読めず、下に碑文説明がありお読みください。