老いて楽しく

余生を楽しむ

紅葉を訪ねて

2014-11-20 02:49:49 | 日記

 


  初冬の朝から雲ひとつない快晴、午前中は季節風が少し冷たかったが、午後は風も収まり正に小春日和の中、
秩父路は吾野駅近くに在る東郷公園 秩父御嶽神社 能仁寺 天覧山の周辺に紅葉を求めて散策してきた、散策と
云うには少しきつかったか、秩父御嶽山中腹まで登り、195mとはいえ天覧山へ上り、家に帰った時歩数計は2万
歩を越していた人が多かったと思う、だが疲れた体も素晴らしい紅葉と、天覧山からの眺望が癒してくれたと思う、
員最後まで歩き通し落後する人は一人もいなかった、足に豆を作った人も何人かいたようだ。

吾野駅から東郷公園へ向かう途中山影のススキが
青空に向かって凛と立ち、我々を迎えてくれる

先ずは秩父御嶽神社入り口から紅葉が迎えてくれる

御嶽神社へ上るには、右の石段384段を登るか、左のゆるやかな坂を登るか、60年程
前一世を風靡した名曲「赤い靴のタンゴ」と云う歌が有った 道は二筋心は一つ と歌って
いる石段か坂道を選ぶか二者択一、グループの中で1人だけ石段を登りきった健脚の人
がいた。

山中には緑に交じって真っ赤に色着いた紅葉が迎えてくれる

御嶽神社中宮の下に明治の大提督 東郷元帥の
銅像が立っている

当時日本軍の大砲は一発撃つと大砲が3~4mも後ろに下がり、
定位
置へ戻して 次を撃つ命中率が悪かったが、下のロシア製カ
ノン砲は砲
身だけが下がり、命中率も良かった、後ろに有った機
械装置は大戦後
盗まれてしまったのが惜しまれる,
なおこの小屋は東郷元帥が訪れた時に休憩所に使われた

飯能に戻り 名刹  能仁寺も紅葉で迎えてくれる

 先ずはまだ真新しい様な仁王さんが阿吽の呼吸で迎えてくれる、こんな
きれいな仁王さんは初めて見た

よく手入れが行き届いた能仁寺前庭

本堂前の紅葉

体力的に考慮して天覧山には登らないと聞いていたが、時間が早いので上る事に急遽決定、もう既に1万歩を越して足の
限界を越しそう、だが10数年登っていないし、皆さん登るの
で意を決して登った、頂上からの眺望は素敵だった登った甲斐
があった

途中には自然石を生かした素朴な灯篭がひっそ
り建っていた

天覧山頂上に在る「明治天皇行幸碑」光線が強すぎて文字が読めす

小学4年生頃遠足で訪れて以来70年以上になるか、飯能河原を通って帰途に着いたが、
昔とあまり変わっていなくて、非常に懐かしさを覚えた


 

 


河口湖畔に遊ぶ

2014-11-10 10:23:12 | 日記


 

河口湖近くに有る「久保田 一竹」美術館前から紅葉の先 富士を望む

丁度紅葉が見ごろの河口湖周辺


バスツアーで河口湖周辺に有る、「久保田 一竹」美術館、北口富士浅間大社、昼食に地ビ
ールレストラン シルバンスを巡った、最初に寄ったこの美術館には何が展示されているのか
全く知らなかった(不勉強も甚だしい)先ずは到着してその美術に触れることにした、庭園内
の彫刻等
を観賞、時はまさに紅葉の真っ最中だった、紅葉に囲まれた一竹美術館の石碑が
迎えてくれる。

一竹美術館庭園は左程の事もなく見るべき所もなく崖地を利用した小さな滝、苔生した洞
窟内の慈母観音2体 ところどころに配されたデザイン椅子、彫刻等余り感銘を受けず、
紅葉が庭園を飾って観光客の目を引きつけているのか。

美術館内は全面撮影禁止、精巧を極めた絞りの打ち掛け100点ほど陳列されている、
中には中振り袖 小袖 3枚一組で雄大な富士を染め抜いた打ち掛けが有る、一枚欠けて
もこの構図は成り立たない、館内の学芸員に話を聞く、この館内に展示されている衣装は
金額を付けられない物ばかりと云う、全くその通りであろう。

館内の絞りと染め抜きの精巧な衣装も素晴らしいものである、だが視点を変えると、この
建築物の真ん中の明かり取りを見上げた時に、此の木組みの建造物が、釘を使わず
昔からの日本の木組みの技術を遺憾なく発揮した建築だ、絞りの打ち掛け衣装は撮影禁
止、其れには拘らないが、せめて建造物くらいは写させて欲しかった、館に勤める職員に
すれば館内全面撮影禁止と規定されていれば其れに従うしかないだろう、木組みだけなら
写していいと云う柔軟性はないだろう、拠って館内写真は1枚もなし。

一竹美術館入り口前庭

一竹美術館入り口、何か洞窟の暗がりへ入っていくような雰囲気だが、館内は明るく豪華
絞り染衣装が絢爛に巧みな仕事とその美をと誇示している

庭園内の苔蒸した岩石に囲まれた洞窟に鎮座する慈母観音  これも一竹の作品なのか

一竹美術館観賞の後 食事処シルバンスへ


地ビールレストラン  シルバンスで食事、先ずはともあれ地ビールで乾杯

 

各種地ビールと食事の一部が揃い、乾杯後楽しい食事、

地ビールが美味かったのか「もっと注いで」の催促あり、少し酔えば楽しい会話も弾む

地ビールもあらかた飲み干し、今日の一押し北口浅間大社へ

浅間大社へ到着した時に、社の彫刻等を望遠で撮ろうとバカチョンを持たず一眼レフだけ
持って行ったがこれが大失敗、バックの中に予備の電池を持っていたが大丈夫だろうと安易
に考え持たず、結果は一眼レフの電池切れ、電池もないバカチョンもなし、肝心の大社の写
真は数枚しか撮れず、配慮のない迂闊な人間の遣りそうな事、本宮写真は何枚か頼める人
に依頼して提供して頂いた。

社殿の前には樹齢千年を超えると推定されるご神木を配置、その由緒深き神社の風格
友人からの提供写真

そのご神木の雄姿   友人からの提供写真

 

 

 


 

 

 



 


さきたま古墳群

2014-11-04 11:25:36 | 日記

 

 以前から一度は訪れたいと思っていた「さきたま古墳群」だった、だがいざその気になる
のは大変だ、行こう行こうと頭にはあってもなかなか実行が伴なはない、自分1人で行くの
ならば、朝目が覚めた時に今日は行こうと決断すると実行に移せる。

 先月数日続いた雨の後、今日は晴れると予報があり、早朝快晴の星空今日は行こうと
決まった、こんな企画は朝の気分で決まるものなのだろう、いつか行こうなど身構えていた
ら中々実行出来ない。

 だが 同じ埼玉県内 直線距離にすれば50kmにも満たない距離だが、電車3本とバスを
乗り継ぎバス停から15分ほど歩く、ほぼ3時間くらいかかってしまう、新幹線を利用すれば
京都 仙台くらいまで楽に行けてしまう。

 吹上駅からバスで7~8分バスの運転手さんに古墳群の場所を聞く、バスがきた反対に15
~20分歩くと大きな看板がるのですぐ分ると、親切に案内してくれた、なるほど幹線道路の
左右に古墳群が広がっている、10個ばかりある古墳を全てこの目で見て写真に記録しよう
と、道路右手から歩き始める。

 初めてなので、地元の人と思しき高年のご夫婦が散歩していたので、古墳内の事を聞く、こ
と細かく説明してくれ、多くの国宝を陳列する「博物館」は是非見学するようにと、のらぼうの
お城「忍城」と其れを水攻めにした石田三成の築いた堤防遺跡も説明してくれた、10数分も
立ち話をしてしまった、旅は見知らぬ地元の人との会話が非常に楽しいものだ、親切に色々
教えてくれる。

 好天で気温が上がり汗ばむ、前日まで降った雨で糠っている所もある、1人でだれにも気兼
ねが要らない、ひたすらてくてく歩いて、各 古墳の由来など調べ、古民家なども移築され展示
がある、貪欲に見て回る興味が湧き引き込まれると疲れを忘れている。

 「金錯銘鉄剱」他多くの国宝埴輪を陳列する「さきたま史跡の博物館」は一見の価値大であ
る。

帰り昼食を摂りにファミレスに入り、食事が来る前に中ジョッキ2杯が何とも言えぬ美味さ
った、暑い中少しも休憩も取らず歩き回ったので、のどはカラカラだった、それと常に思ってい
た事を達した事で喜びもあったのか

埼玉県名発祥の地の石碑 前埼玉県知事 畑 和さんの書 

県名由来の説明板


瓦塚古墳

 瓦塚古墳

鉄砲山古墳

奥の山古墳

中の山古墳

浅間塚古墳


云われなければ古墳とは分らない

整備された古墳公園


丸墓山古墳 この古墳は名前の通り円墳で頂上迄にのぼれる階段は99段あり古墳群を見
渡せる

金錯銘鉄剱が出土した稲荷山古墳 この古墳も上まで登れる、前方後円墳の形が非常に
整っている



大きな武人の埴輪が古墳を警護している、小さく点に見えるが近くに寄ると大きな埴輪

博物館内は国宝が多く撮影禁止部分が多い  一見の価値あり

国宝金錯銘鉄剱

さきたま古墳群案内図