初冬の朝から雲ひとつない快晴、午前中は季節風が少し冷たかったが、午後は風も収まり正に小春日和の中、
秩父路は吾野駅近くに在る東郷公園 秩父御嶽神社 能仁寺 天覧山の周辺に紅葉を求めて散策してきた、散策と
云うには少しきつかったか、秩父御嶽山中腹まで登り、195mとはいえ天覧山へ上り、家に帰った時歩数計は2万
歩を越していた人が多かったと思う、だが疲れた体も素晴らしい紅葉と、天覧山からの眺望が癒してくれたと思う、
全員最後まで歩き通し落後する人は一人もいなかった、足に豆を作った人も何人かいたようだ。
吾野駅から東郷公園へ向かう途中山影のススキが
青空に向かって凛と立ち、我々を迎えてくれる
先ずは秩父御嶽神社入り口から紅葉が迎えてくれる
御嶽神社へ上るには、右の石段384段を登るか、左のゆるやかな坂を登るか、60年程
前一世を風靡した名曲「赤い靴のタンゴ」と云う歌が有った 道は二筋心は一つ と歌って
いる石段か坂道を選ぶか二者択一、グループの中で1人だけ石段を登りきった健脚の人
がいた。
山中には緑に交じって真っ赤に色着いた紅葉が迎えてくれる
御嶽神社中宮の下に明治の大提督 東郷元帥の
銅像が立っている
当時日本軍の大砲は一発撃つと大砲が3~4mも後ろに下がり、
定位置へ戻して 次を撃つ命中率が悪かったが、下のロシア製カ
ノン砲は砲身だけが下がり、命中率も良かった、後ろに有った機
械装置は大戦後盗まれてしまったのが惜しまれる,
なおこの小屋は東郷元帥が訪れた時に休憩所に使われた
飯能に戻り 名刹 能仁寺も紅葉で迎えてくれる
先ずはまだ真新しい様な仁王さんが阿吽の呼吸で迎えてくれる、こんな
きれいな仁王さんは初めて見た
よく手入れが行き届いた能仁寺前庭
本堂前の紅葉
体力的に考慮して天覧山には登らないと聞いていたが、時間が早いので上る事に急遽決定、もう既に1万歩を越して足の
限界を越しそう、だが10数年登っていないし、皆さん登るので意を決して登った、頂上からの眺望は素敵だった登った甲斐
があった
途中には自然石を生かした素朴な灯篭がひっそ
り建っていた
天覧山頂上に在る「明治天皇行幸碑」光線が強すぎて文字が読めす
小学4年生頃遠足で訪れて以来70年以上になるか、飯能河原を通って帰途に着いたが、
昔とあまり変わっていなくて、非常に懐かしさを覚えた