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紅葉

2011-11-26 09:47:02 | 日記

 数日前に友人から多摩湖畔の紅葉が見ごろと聞かされ、写真を見せて貰った、見事な紅葉だったので、自分でも行ってみる気になり、昨日は天気も良く出かけてみた。

 西所沢から狭山線へ乗る、好天の為年配のハイカーが多く、大部分の人は1人だったが、夫婦連れも多かった、殆どの人は下山口駅で降り、狭山丘陵へ入って行った、小生は終点の西武球場前駅まで乗る、駅前で歩数計は867歩だった、ここから紅葉見物が始まる。

 てくてく歩いて多摩湖畔へ出る、堰堤のある交差点の小高いところに古めかしい藁屋根の長屋門を発見、車で何回も通った道だったが、全く気がつかなかった、歩かなければ発見は無かったかもしれない、早速興味を示し写真を撮りに行く。

 真言宗 白部山 慶性院はこの慶性門の近くにあったが、多摩湖建設にあたり、大正11年に東大和市芋窪の現在地に移転したが、この長屋門(寺院の門として長屋門形式は非常に珍しい)は其の儘取り残されてしまった、其のご放置され荒れ果ててしまったが、地元の心ある人達が由緒ある門を徒に朽ち果てさせてしまうのを惜しみ、昭和29年に多摩湖の中堰堤の近くの小高い所に、修復再現した、平成4年に東大和市が大金をかけて修復し、以後市として永久保存することになった。


                            門に懸かる額

 
                        紅葉を通して下湖を見る


                         雑木林の中にも紅葉が

  中堰堤を渡り多摩湖畔南側道路を散歩がてらひたすら歩く、途中、 鳥 、川魚料理の「鳥山」を過ぎ、東大和市郷土博物館入り口を過ぎ、ひたすら下湖の堰堤を目指す、下湖堰堤に着いた時は歩数計は13687歩になっていた。


                           多摩湖全景

 多摩湖建設に親柱を立てたが、戦争になり爆撃から堰堤を守るため補強工事が行われ、親柱は半分以上埋まり上部の頭は爆撃目標を避けるためコールタールで真っ黒に塗られてしまった、今回平成の改修により親柱の全貌が現れ保存されている。


                          改修により掘り出された親柱
                             保存されている親柱


被弾保護で堰堤を嵩上げしたため、、建設当時の高蘭(欄干)は地中に埋まってしまった、改修の時に全貌が現れる、地中に埋まっていたため無傷で全貌を現した、90年近く前の高蘭は石作りの頑丈なものだった。

               その一部が親柱と共に堰堤の両端に展示されている

 今回の紅葉見物は「慶性門」多摩湖建設時の「親柱」「高蘭」など思わぬ発見があった、犬も歩けば棒に当たるか。
 帰りは西武遊園地駅からレオライナーで帰ったが、西武遊園地駅は西武園線とレオライナー両方の始発駅なっているのを初めて知った、どちらの線も日中時間帯は1時間に3本出いる、発車した直後に行ったため丸々20分待たされた。

 

 


年金支給額削減

2011-11-24 09:35:10 | 日記

 年金制度は確かに物価スライド制だから、このところのデフレによる物価下落で支給額を物価下落幅に合わせて、減額するのは仕方ない事だろう、これは制度として厳然としてある事だから納得もしよう。

 昨日の事業仕分けで急に減額の話が出て、今まで数年間減額なしで支給したことにより、7兆円超を支払ってきたという、厚労相も「重く受け止め検討したい」 と早速にも減額に応じるような気配。

 自民党政権時代に、年寄りの生活に影響しないよう、物価下落分の減額を見合わせてきたので、我々年金受給者は確かに助かった、だが僅かな年金額から「住民税 所得税 介護保険料」を引かれて年金支給額が軽くなる一方、減額が実施されれば、1500円~6000円程今より少なくなるらしい、、これはちょっと厳しい、物価下落に従い毎年少しづつ減ってきたのならまだしも、一挙にこの減額になると反発も多いのではないか。

 巻頭に書いた通り、制度であるから仕方ないが、もっと別な所で財源を生み出す所があるのではないか、例えば公務員給与減額、国会議員定数削減 議員歳費減額 政党交付金見直し、天下りとそれに伴う高額給与廃止等々、こんな事を実行したうえで、痛みを分かち合うため年金受給者も減額をしますよとならば、痛みも分かち合いましょう。      

 我々現役時代に支えたお年寄りの割合は少なかった、今我々を支えてくれている現役世代の人は、少子高齢化時代を迎え、保険料上昇 支給額減額 支給年齢先送り68歳~70歳などと厳しい状況になっている、この厳しい条件の中で、支えてくれる現役世代に深く感謝しています、ただ贅沢は言わない、憲法で保障されている最低生活を送れるくらいは支給して欲しいと思う。

 前回書いた、朝霞議員宿舎建設凍結から、廃止になったようだ、大変いいことだと思う。


二位じゃ駄目

2011-11-22 09:43:36 | 日記

 民主党が政権を担い、事業仕訳なるものが発足した、各所管の税金の無駄遣いを省こうとの趣旨、無駄を省いて財源を生み出す非常に結構な良い事で大歓迎である、だが尻切れトンボの感がある。

  スパコン世界一を目指し技術開発中のプロジェクトに、「2位じゃ駄目なのか」と迫り予算を削った人がいる、スポーツの世界でも、学問でも 工業技術でも何でも2位ではだめなんだよ、スポーツで金メダルを取った人は話題になる、2位3位は話題にもならない、化学その他の分野でもノーベル賞を取った人は脚光を浴びるが、2位3位は影が薄い、何事も一位でなければ物事は駄目なのだよ。

 ここで日本がギネスに載った世界一が二つある、一つは先ほど完成した独立搭として世界一高い「スカイツリー」これの経済効果は計り知れないものがある。
 そしてスパコン「京」である、スパコンは製薬 天文学 天気予報 各種設計 工業分野全てに応用できる、素晴らしい頭脳である、このスパコンが今後、各分野に力量を発揮して、世界に先駆ける工業 科学技術に力量を発揮して、先端技術を世界に発信していくであろう。

 昔からの格言がある「先んずれば人を制す」と云う、兎に角二位ではだめなんだよ。

 戦後アメリカ軍基地になっていた朝霞市の基地が返還され、市の施設など出来て便利になったが、その一角に議員宿舎用地が確保されていて、事業仕訳で凍結された、だが菅内閣の財務相 野田さんが凍結を解いて宿舎建設工事が始まった、その間野田さんは総理大臣になっていた、地元朝霞市住民その他の人達の強烈な反対に、野田さんが視察に行ってまた5年間凍結した、総理ともあろう人が何でこんなに考えががコロコロ変わるのだろう、凍結ならまた折を見て復活させる魂胆だろう、廃止にしろよ廃止に・・・議員さんだけそんなに優遇する必要は無いんだよ、一旦緩急ありたる時に早急に集合できる、一旦緩急あった時に朝霞から都心まで直ぐには行かれないよ。


朝鮮通信使時代行列(川越)

2011-11-15 08:58:53 | 日記

 先日11月13日川越蔵造りの町で「朝鮮通信使」の時代行列があった、市内蓮馨寺に通信使一行が集合して、通信使の役割、その時代背景などの説明がある、蓮馨寺を12時過ぎ出発して、仲町交差点12時半出発、札の辻交差点2時迄のパレード。
 通信使一行だけの行列ではアット云う間の過ぎてしまうので、ヨサコイソーラン踊り、土佐の鳴子踊り 沖縄エイサー、アイヌ行列、グァテマラ民族衣装等々多彩なパレードになった。

 朝鮮使節団の赤 黄色の明るい、旗 民族衣装、太鼓 シンバル 鉦 笛騒々しい程の音楽を鳴らして行進、ヨサコイソーラン踊りはスピーカーから大音響の音楽を鳴らし、あの大きな旗振りは体格のいい人が振っていたが、風の抵抗もあり相当疲れるだろうと心配する、その前には小学1年生くらいの子供が、少し小ぶりの旗を振っている、健気で可愛い。

 好天に恵まれ、11月半ばにしては暖かい日差しの中、それぞれの土地柄やお国柄を披露して行進していく様は、蔵造りの町を埋め尽くした観客の目を楽しませた。


                                                                               パレード始まり                                                  

笛 太鼓 鉦で賑やかに先導

正使

                                               上官

武官


                                         可愛いソーラン旗振り

大旗振り


                                          ソーラン鳴子踊り


                                            沖縄エイサー


                                         アイヌ民族衣装


                                        グァテマラ民族衣装?

 朝鮮通信使が川越を通過したかどうか、馬上の高官もいた事だろうが、史実上の難しい事は抜きにして、両国の交流の深化に貢献でき、観客が楽しめればいいと思う。

 

 


都の英断 追随する都市

2011-11-12 11:58:48 | 日記

 先日、東京都石原知事の英断で、被災地の瓦礫を受け入れ処理をする事に賛辞を書いた。
この瓦礫受け入れに数千も抗議があったと云う、それも放射能汚染と云う、前にも書いたが数次の検査でまったく無害だった。

 東京都石原知事の英断で瓦礫処理を率先して始めたことにより、川崎市 静岡県清水市議会なども、受け入れを承認したようである、大変喜ばしい事である、全国各自治体で処理能力があれば、少しでもいい引き受けて、被災地の負担を軽減させられるといい。
 日本全国各自治体も、苦しい予算の中処理能力は一杯で操業しているかもしれないが、少しでも融通し合って瓦礫を引き受け、一日も早く被災地の復興が成れば、日本は立ち直れる。

 目に見えない放射能は確かに怖い、だが被曝後8カ月を経て被爆地の汚染濃度もかなり明らかになってきた、被災地で生産された農水産物も、かなり厳格に測定されるようになって安心な物が出回っている、測定後問題ない物は率先して買い求め、被災地の生産者を力つけてあげたら被災地の復興も早まるだろう。

 震災被害と原発被害と混同している人が多いのか、やたら風評をまき散らす心ない人達、一端緩急あった時に世情を揺るがすのは「デマ」と「風評」である、己の狭き心で風評をまき散らすのはやめようではないか。


慎太郎さんの英断

2011-11-09 09:08:44 | 日記

 今回東京都知事 石原 慎太郎さんが岩手県の瓦礫処理の1段として30とんを受け入れ、処理して埋め立てる作業に入った、今後数十万トン受け入れ処理をするとか、東京都が率先して瓦礫を受け入れる決断をしたのは喜ばしい事である、只 放射能汚染を心配する抗議が数千通あったと云う、何を考えているのか知らないけれど、情けない人達が多いのは全く嘆かわしい事である。
 福島原発から遠く離れた岩手の地、放射能汚染は殆どない地域だが、何回にも亘る検査をして人体に影響のないレベルと聞いている、其れを処理埋め立てするのに何の心配があろう。

 大震災以後、助け合いとか絆とか、身を呈してボランテアをした一般の人達、復興のため元気付けに努力した芸能人、復興を実践した人達には感謝の念一杯、多くの人が震災復興に貢献したが、一部の心ない人達が復興を妨げる「風評被害」を発信する、被災地で製作された橋梁鉄骨が汚染されているから受け入れられない、復興を祈願して打ち上げ花火大会を計画した自治体の住民が、汚染された花火を空へ打ち上げ放射能をまき散らすなと抗議、検査結果、橋梁鉄骨も花火も自然界に存在する放射能レベルだったようだ。

 今後数十年かかる瓦礫処理を東京都が率先垂範、各道府県が協力して、瓦礫処理が進むようリーダーシップを発揮して下さい、石原さん頼みますよ。