老いて楽しく

余生を楽しむ

一杯 一杯 復一杯

2016-02-23 15:01:35 | 日記
一杯 一杯 復一杯

 中国 李白の詩である、親しき友が訪ねて来て、相対で酒を酌み交わし、一杯 一杯 復一杯と杯を重ねれば話も楽しくなり、会話と共に酔いも回り、酔いが回れば当然の現象として眠くなる、李白も「俺酔って眠くなったから、君帰ってくれ、明日の朝また来る気が有るなら、楽器を持ってこないか」李白も結構身勝手な事を云っている、でもこんな事を云えるのは気心が知れている友なのだろう。

 小生も小学校入学時から70数年来の親しき同級生がいる、戦争に依って暫く音信不通になったが、平成7年に或るきっかけで交流が始まり、今では何でも話せる親友だ、友は今でもいろいろな事に挑戦している優秀人間、小生はと云うとボンクラ人間、秀才ととボンクラだからウマが合うのか、秀才同志だったら上手く行かないかも知れない、年に数回一献酌み交わし、何か機会があると数人で飲む。

 小生ウオーキングノ会に参加している、この会の会長をしている人が非常な勉強家、訪れる地域の歴史、尋ねる神社仏閣の歴史、地域に存在する建造物の故事来歴を話してくれる、知識豊富な人だ、色々な知識を教えてくれる素敵な人だ、その会長さんが我が家の近くに住んで居て、時々路上でぱったり会う、そんな時の会話の後、折りが有ったら一杯やりましょうかとなり、意気投合する。

 我が家の近くに緑町4丁目と云う交差点が有る、此の交差点の3点をファミレスが占める、「天狗」「ガスト」「デニーズ」が有る、各店それぞ特徴がありもう20年以上切磋琢磨して繁盛している、その中の『天狗』へよく行く、この天狗は瓶ビールを注文すると大瓶が提供される、今何処の飲食店も中瓶が多く何回か注ぐ直ぐと空っぽ、大瓶なら差しつ差されつ何回も注げる、さらに嬉しい事には、中瓶より少し高い程度の値段。

 昼と夕飯時の混雑を避けて、午後2時ころ行く、もうあまり食べられない年代、まして軽くお昼を摂って居るので ささやかなおつまみ2~3種くらい、大瓶5本くらいを差しつ差されつほろ酔いの良い気分で解散とする、大体一人2,000円程の出費、ささやかな酒宴であるがとても楽しい会話と良い時間過ごさせて貰っている。
友は有難き哉

   
緑町4丁目交差点、県道が交わり交通量の多い交差点に「天狗」「ガスト」「デニーズ」のファミレスが有り、其々特徴が有り利用者には便利だ 肉豆腐煮込み 枝豆大瓶ビールでまずは乾杯
   
友の家の庭に成った柚子と玉ねぎを加工して乾燥したおつまみ 調理に使っても便利なお土産を友が呉れる 新所沢駅近くの交差点
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

確定申告

2016-02-17 14:38:30 | 日記
確定申告

 今週月曜日15日から確定申告の受け付けが始まった。平成19年までは税務署あるいは市役所から送られてくる、確定申告書か 市県民税申告書に、説明文に従い自筆で、課税対象額を計算して記入、医療控除 扶養控除 基礎控除など書き込む、頭の悪い小生にとっては確定申告時は頭の痛い時期だった。

 平成19年末の新聞に、来年から国税庁ホームページからE-TAX或いはHP上の申告用紙に、源泉徴収額を記入すれば自動的に計算され、最終的には納税額あるいは還付額が記入され、還付のある人は取引銀行、口座番号を記入すれば自動的に還付金が振り込まれてくると書いてあった、これは助かると喜んでいた。
 税務署の広報だったか、市の広報だったか、所沢市並木公民館で、E-TAX或いはHP上の申告用紙に書き込み印刷して申告する方法の説明会が、20年1月17日に有り、参加して説明を受けた。
E-TAXだと市役所で電子住民票(1000円)を作って貰い、読み込むカードリーダー《4000円弱)を買わなければならない、E-TAXで申告した場合その代金が初回申告時に5,000円が還付されてくる。
今はカードリーダーも安くなり還付されるかどうかはわからない。


 自分でもE-TAXで申告しようと電子住民票とカードリーダーを買った、国税庁HPで申告書を作り、電子住民票をカードリーダーで読み込ませ、申告ボタンを押しても申告できず、総てを点検し記入漏れやチェックボタンの押し忘れもなく、最終画面で作成終了と出るが、申告ボタンを押しても元の場面に戻ってしまう、何回か挑戦したが駄目で諦めた,パソコンに未熟な小生にはE-TAXは無理だったか
 結局はE-TAXが出来ず、5,000円フイにしてしまった、自分の小遣いから買ったので、家計に影響が有るわけではなし諦めた。

 やむなく印刷画面で印刷する、A4に6枚印刷され、2枚は手元に控用、4枚を郵送なり持参して係員に手渡すかだ、そうでなければ特別投函箱が用意され、申告日付印不用の方は投函してくださいと書いてある、何時もは投函箱へ投函して帰ってくるのだが、昨日はその投函箱がなく、テントの外へ30人ばかり並んでいたので15分ばかり並びテントに近づいたら、テントの中に投函箱が有るではないか、化学糊を持っていたので封をして投函して帰ってきた、テントの中には蛇行して50人以上が待っていた。

 今年は昨年よりも申告記入が簡素化され、年金支払い機関名 住所、企業年金支払機関名および住所は記入欄をダブルクリックすると、プルダウンででてくる、自分の氏名 住所 扶養者の名前も記入欄ダブルクリックででてくる、大変便利になった。
 

 
カードリーダー 8年前は4,000円弱だったが、今は安いのは800円台で売っている
 
 
 
 

ある作品展

2016-02-11 11:33:58 | 日記
   
 1月半ばに友から、2月2日から7日迄「東大和市郷土博物館」で展示会が有るから来ないかと案内状が来た、毎年この展示会は1月末から2月初めに開かれている、一番最初に招待されたのは、平成17年1月30日だった、今年も2月7日に鑑賞に行き12回を経た。

 最初の頃は会員数も多く、それぞれ自分の得意分野の作品を展示して盛大で、壁面には写真 書画 絵手紙等が展示され、展示室の真ん中には大きなテーブルに、陶芸品 各種手芸 工作物が展示され多彩を極めていて、鑑賞も楽しかった.

 最近は会員の高齢化が進み出展者も減り、展示品も少なくなり、此の数年はテーブルの陶芸 手芸 その他作品の展示がなくなり、少し寂しくななった、若い人の加入で若返りを模索してもなかなかうまくいかないようで、現在の出展者が頑張って存続させるらしい、小生も10数年通い楽しませて貰った、頑張って継続して欲しい。

 毎年展示日に友が展示会場の当直の時間に合わせて会場を訪れ、当直時間の終ったところで、東大和市内の店で一献酌み交わし交友を温めてきた。

 今年は展示日が2日~7日迄、友の会場当直日は4日 6日 7日小生4日も6日も都合悪く、最終日の7日に行くことにした、最終日は3時に会場展示品撤収、5時から作品展示者のご苦労会か反省会か飲み会がある、今回は最終日の昼前に鑑賞に行く、友と一献遣る事は能わず、友がせめてお昼は一緒に食べようと、飲み物サンドイッチを用意してくれ、休憩室で一緒に食べた、友の心遣い感謝する、だが最近食べられなくなった小生、飲み物は3分の1残しサンドイッチも1切れが食べられず、友に申し訳ない、友 良いよ此れへ捨てろとごみ袋を出す、友の心遣いに感謝。

 最終日とあって友の知り合いが大勢訪れ、それの接待で友も忙しい、小生気心知れて居るので、2階の歴史展示物を鑑賞。

 そんな事で今回は酒を飲む事も無く鑑賞を終えて帰ってきたが、4月初めに6人ばかりで交友を温める機会が有る、それを楽しみに会場を辞する。
   
短歌や俳句などが並ぶ、人生経験豊かな人たちの作品なので、俳句にも歌にもそれなりの趣が有る
   
友の力作写真
   
郷土博物館の展示品、火のしアイロン 鏝 お母さん方が裁縫の時には欠かせない道具、木組みの小さな炬燵 土製の行火、昭和30年代後半まで使われていた懐かしい道具
   
昔のお母さん方は冷たい水を盥に張り、固形石鹸を洗濯物に塗り手押しポンプ或いは釣瓶で何回も水を汲み、家族の清潔を保った 友が昼ご飯用に用意してくれた、飲み物とサンドイッチ、友の好意に反し飲み切れず食べ切れず、残ってしまった
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

鎮守様の豆撒き

2016-02-05 21:04:33 | 日記

 所沢yへ転居して55年になる、アット云う間に半世紀を過ぎてしまった、現役時代は神社参拝の余裕もなく、所沢の氏神様へも参拝する事も少なかった、定年退職後は少し心のゆとりもできて、毎年元日には鎮守様神明社へ初詣を欠かさない、だが節分の豆まきに行った事がなく、今年ふと節分祭に行って見ようと思い立った、思い立ったが吉日、こんな事を急に思い立つと云うのは、もうこの年になると、この世に存在するのもあと僅か、初めての事を体験しておこうと、そんな事が心の底流にあったのではないか、時間は分からぬが午後だろうと思い行って見た。

 2時過ぎ神明社の鳥居をくぐると直ぐ するめの醤油漬け焼きの匂いが境内全体に漂う、焼き餅と烏賊焼き 甘酒が無料で配られていて長蛇の列、小生小食になったので間食は殆どしない、焼き餅も烏賊焼き甘酒全く貰う気もなし。
 神楽殿で歌手が歌っていた、キングレコード所属の歌手だそうで、小生全く知らない歌手だった、あと神職のアナウンスが有り、2時半から拝殿内で節分祭の儀式、3時からか神楽殿で市内の小学生の太鼓演奏、3時15分から豆撒きになると云う、仕方なく境内で50分ばかり時間を潰すことになる。

 時間が有るので初めて神明社をぐるり一回りしてみた、境内の淵に立つと所沢台地が東川に向かって急激に落ち込んでいる台地の先端に位置していることが分かる、先人も素晴らしい土地に由緒ある神社を勧請した、今はビルや民家にでつまらぬ景色だが、その昔は西所沢から、狭山丘陵、三ヶ嶋の農村地帯の穏やかな風景が広がっていただろうと想像できる。

 脇には7社を祀る祠が有り、古い石碑も点在し、皇紀二六〇〇年記念碑(昭和15年 西暦1940年)想い起こせば皇紀2600年記念祝賀式典が盛大に行われたのを思い出す、その隣には奉納金35円の石碑が有る、昭和6年の石碑だ当時の勤労者の月給は60~70円 100円の月給を貰う人は高給取り、35円献金であの立派な石碑、献金より石碑の方が高くつくなどと考えてしまう。

 やはり所沢の鎮守様、歴史も古く由緒あり、拝殿奥殿とそれなりの重みと威厳が有る、時間を作ってその社の佇まい歴史などを見てみるのも楽しい。

   
神明社拝殿を脇から見る、普段正面からしか見ないが、重みを感じる拝殿 樹齢百数年を経た古木に囲まれた奥殿
   
拝殿から奥殿を写す 昭和6年35円寄贈の石碑、当時の普通給与生活者は月給60~70円程、100円の給与を貰う人は高給取り、 当節で云えば、普通サラリーマン月収40~50万円程の半額、20~25万円ほどの寄付、それでこんな石碑を建てたら赤字ではないか、何かそれなりの謂れが有る石碑なのか
   

 皇紀2600年記念碑 昭和15年(1940)今時の若い人に皇紀などと云っても分からないだろう、神武天皇が即位した日から数えた年号である、大東亜戦争勃発の前年で、盛大な祝賀会が有り、昼間は旗行列、夜は提灯行列、都電は天をも焦がす程の装飾と明かりを灯した花電車4~5台が都内を走り回ったすばらしい祭典だった。その時歌われた歌は、

金鵄輝く日本の 栄えある光身に受けて
    今こそ祝えこの明日  紀元は2600年
                         ああ一億の胸は鳴る

今でもはっきり覚えている、因みに今年は皇紀2676年である、こんな古い碑が有るんだねー

脇には7つの社を合祀した祠が有り
   
キングレコード所属の歌手だそうで、小生名前も知らない 舞台から降りてきて偶然真近で見た
   
歌を聴く観衆 家内安全 家族健康 合格祈願などの絵馬が多い中こんな願いも
   
焼き餅と焼き烏賊が振る舞われる、長蛇の列 序に甘酒もサービス
   
所沢出身の力士「大輝」南小 南陵中学 栄高出身数々の優勝を記録、角界でも期待される力士 大成して欲しい、それにしても大きい 子供が大きく丈夫に育つよう力士に抱かれ大泣き、お母さんはVサインで大はしゃぎ
   
いずみ町の子供太鼓連の演奏 神主さんに紹介され、口をへに字に結び緊張する所沢藤本市長
   
豆撒き始まる 張り切った市長裃が脱げそう 右端の人
   
遂に裃が脱げてしまい、神主さんにひやかされる、藤本所沢市長 後ろの人も微笑んでいる、この元気で所沢を元気な街にして欲しい パラ・・パララ・・善男 善女がビニール袋や帽子をさかさまにして豆を受け止める、それにしては豆が少ない、もっと景気よく、枡に半分くらいドバっと大量に撒いて上げると良い