老いて楽しく

余生を楽しむ

うまかんベー祭り

2014-04-29 13:15:38 | 日記
 
 

 東大和市に同級生が居る、以前は東大和市と言うと、遠い存在に思っていたが、多摩湖を隔てた隣町である。
 その同級生が「東大和市ウマカンベー祭り」を今日 明日遣っていると26日にメールを呉れた、小生風邪を引いて、まだ本格的回復に至ってないのを慮っての
事なのか誘いではなかった。
 
 最近各地でよく開かれている「B-1グルメ」等行った事もないので、風邪も何とか癒えた様なので近いし行ってみようと思った、友に電話して10時開場なら、その頃着くように行くと伝えた、その時間に友は会場入り口で迎えてくれた、友は嬉しいものである。

 10時開場の太鼓の音を合図に一斉に販売開始、人気グルメの店の前は既に長蛇の列、列のないブースの前は呼び込みに声を枯らす、マスコットキャラクターも何体も出て気分的に盛り上げる。
 友がボランテアをしているブースの売り物は「肉味噌健康うどん」野菜その他を配合した健康食品、正直なところ余り旨くなかった、味にもう一工夫が必要と思う、それでも時間が経つにつれ行列ができ始めた。
 これは市の「介護支援団体」ボランテアで、売上利益は総て支援団体に寄付される、小生も協力しようと思ったら、友が奢って呉れた。

 東大和市は喜多方市と姉妹都市を結んでいるの始めて知った、喜多方市のブースは多く、地場野菜 何と言っても「喜多方ラーメン」良い水の喜多方は銘酒の産地で、清酒も大いに売り込んでいた。

 昨日今日と2日間好天に
恵まれ暑いくらいの日になり、大変な賑わいのイベントになり、始めてのB-1グルメだったが、年のせいで小食になり色々試食は出来なかったが、大いに楽しませて貰った半日だった。

   
喜多方市の酒売り場ブースとラーメンブース
   
人気のブース お母さん方の明るい呼び込み
   
左東大和市人材センターマスコット、右? 当ウマカンベーマスコット
   
ちょっと手持無沙汰なブース、此の後行列ができる 人気店
   
昼前になると会場一杯の人出 友人が支援するブース、
   
   
東大和市南公園、噴水とせせらぎのある綺麗な公園 せせらぎでは子供が水遊び



  此の東大和市南公園は、戦時中「旧日立航空機(株)」の工場地帯で、昭和20年2月24日に
B29の 大編隊の爆弾攻撃で工場群は鉄骨の骨組みを残し壊滅した、同時に艦載戦闘機が執拗に
機銃掃射を繰り返し、旧変電所は蜂の巣の状態だ、勤労奉仕の旧制中学の男女学生数百人が犠
牲になった痛ましい所でもある.

 いまでこそ整備され綺麗な公園で人々が集い遊び、運動場、イベント会場ではグルメを楽しむ沢
山の人が、平和を謳歌している、人々の争いがない平和は何にも代えがたい貴いものである,

  今この公園の歴史を知る人も少なくなった、冒頭のワイド写真のテントの裏に、戦争遺物記念(下
の写真)の旧変電所が写っている。


使い捨て時代

2014-04-17 15:25:16 | 日記

使い捨て時代

   友人から生け花展示会の案内状作成を依頼された、写真を100枚ばかり撮り、依頼者の気に入った写真を、葉

の裏面に印刷して、表面3分の1に日時 会場場所等の案内を印刷しようとしたところ、突如印刷機が故障、案内

発送に時間的余裕はなく、新しい印刷機を買ってきた、価額は10,800円、案内状送付に間に合うように、依頼

に渡し責任は果たした。
 

  壊れた印刷機を修理すべきか廃棄すべきか迷った、新規購入も壊れた印刷機もどちらもキャノン製、キャノンへ

電話した、保証期間が過ぎたものは修理代定額9,000円、やまと急便が受け取りに来て修理後配達付きで、修理

代金11,630円、新規購入品より高くなる、廃棄するかどうか迷ったが、新規に購入した印刷機にはない機能を

持っている、スペアが有れば亦何かあった時に有効かと修理を依頼した。

 

 修理するより新規に買った方が安い、それなら使い捨ての方が出費は少ない、増して価額が安く機能が進歩して

いれば使い捨てにした方が利口だし、懐にも優しい。

 
 戦前から戦後の国内は疲弊して物資不足は深刻だった、長年使い慣れた家財 家具 鍋釜に至る迄痛んだ所は

修理して使ったものである、50年も前に死語になった「鋳掛屋」と言う商売が有った、今50歳以下の人はこんな言

葉は知らないだろう、アルミ アルマイト 琺瑯等の鍋類 鉄鍋 羽釜等長年使いこむと穴が開く、穴が小さい時は脱

脂綿の先を細くして穴に通し火に掛け湯沸かしから煮物 ご飯も焚いた、脱脂綿など、火に掛けたら燃えてしまうだ

ろうと思うが、脱脂綿に水が沁み込んで燃えずに煮物が出来る、経験があると思うが旅館へ泊まると、紙を鍋にし

た鍋料理が出る事が有る、あれと同じ原理で、水分が適当に紙に沁み込み燃えないのと同じである。
 

  穴が小さい内はそんな事をして使っているが穴が大きくなると脱脂綿では用を足さなくなる、そこで「鋳掛屋」の

出番となる、小さい内ははんだで穴を埋めるが、大きくなると痛んだ所を大きく取り除き、同じ材料で穴埋めをするこ

れで亦数年は使える事になり、昔の人は物を修理し大切に使った。
 
  鋳掛屋は一月に一度くらい、その地区を回って来たと記憶する、呼び声は「イカケヤーア イカケ」だったと思う

地区を一通り声を掛けた後、軒下或いは路地の狭い空き地に店開きをする、三々五々修理の鍋釜を持って、人が

集まってくる、一日そこで商売をする訳でなく、振れ回った地区の人が一段落すると別な地区に移動す、そんな鋳

掛屋も50年以上前に姿を消した。
 

  戦後復興が始まり、物資が出回り始めると「3種の神器」と言われる、洗濯機 冷蔵庫 テレビ等電気製品が普及

したが高価な貴重品の為、おいそれと買い換える訳には行かず、故障すると電機屋を呼んで修理して使ったもので

ある、だが家電メーカーが研究を重ね、より使い易く より便利に より省エネに、良い製品が量産と他社と競争で、

より安く買えるようになり、高い修理代を払うより、買い換えた方が安上がりとなり、ここから使い捨て時代が始まっ

た。
 
  スーパーの食品棚には溢れんばかりに食品が並び、期限切れの食品は大量に廃棄処分される、衣料品は大手

販売店がこれでもかと商品を並べている、「飽食暖衣 禽獣に等し」と昔の諺に有る、世界には食料も 衣料品も 薬

品も学校教材まで侭ならぬ国もある、贅沢と感じてはいるが、こうしないと日本経済が廻って行かないのか、嘆かわ

しい時代である。


ミニ同級会

2014-04-09 09:01:51 | 日記

 我々年代になると同級生の中にも老老介護のケースが出てくる、1週間のうち4日は、医師と看護師の訪問診察や、介護士の訪問介助等で家を空けられず、残り3日はショウトステイなどで、ケアセンターへ泊まりの日や、朝迎えに来て夕方帰る等で、その時は奥さんが居ないので自分の時間が取れる、、だが自分の趣味 娯楽が有っても、奥さんの介護で家を開けられず、サークル活動その他にも出席できない、友も少なくなり次第に孤立してしまう、ショウトステイで解放されても気楽に話し合える友も少なくなってしまうと、非常にストレスがたまると思う。

 時には「おいMよ何所かで何人か集まって一杯飲まないか」などと電話が有る、同級生全員に声を掛けて同級会となると大変な労力
も必要で大袈裟になってしまう、気心知れた何人かで、ストレス解消をする事にした。
 矢張り奥さんを亡くして1人住まいの同級生も居る、そんな人達が集まって、気楽に酒でも飲んで、日頃のストレスが解消出来ると良いなと思い。

 今回 丁度桜が満開の4月6日(日)折しも航空公園で春の「文化フェアー」を遣っていた、桜見物して、航空発祥記念館の大画面 大音響の映画を見て、所沢駅近くで一杯酌み交わしストレス解消をするため、各所から所沢へ集まり70年前の友情を語り合った、小学校時代の友は話し易く、遠慮なく気楽に話が出来るらしい。

 時間を忘れ話しこみ。12時から4時まで話し込んだ、良く店から時間ですよと追い出されなかった。

 上の写真は偶々所沢のマスコット「トコロン」に逢い頼んで一緒に撮影した

童心に帰り操縦士になったつもり、これも亦良い想い出になるだろう
航空発祥記念館内で、各種展示飛行機を見学
煙草好きは何よりの安らぎになるのか、花を見ながら暫し憩いのひと時
楽しそうに昔を語り合う同級生、川越喜多院の五百羅漢の中にも、これに似た羅漢さんがいた。