前回足利学校の「字降松」と鑁阿寺の大銀杏を紹介したが、
足利と言えばフラワーパークの大藤を外すわけにいかない、
花の時季になると大変な賑わいを見せる。
角度を変えてみると亦それなりに趣がある。
東松山市に箭弓稲荷神社がある、野球とは関係ないが、
語呂が合っている為、現役野球選手の参拝も多い、
この箭弓稲荷は境内の牡丹園と、それを囲むつつじがつとに
有名だ、この牡丹とつつじが咲く一角に藤の木がひっそり
花を咲かせている、この藤の木は東武東上線創設者、
根津 嘉一郎氏が、東上線開通を祝い、
武蔵野に有った樹齢100年以上の藤を、箭弓稲荷境内へ
移植した、既に250年以上経た古木だが、足利の藤の様に
大木ではなく、牡丹園の一角にひっそり咲いている、
樹形が何ともユニークだ。
狭いながらも花を付け、甘い匂いを漂わせている
何ともユニークな根と幹