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久しき友と会う

2016-03-02 09:40:13 | 日記
 
   
 大宮に住む同級生から電話あり、写真整理中に、小生の母親と妹の写真が出てきたと云う、その写真ももう50年以上前の写真だ、郵送してもいいが久しく逢わないから何処かで逢おうじゃないかと云う、その時渡すと云う、そう云われてみると久しく逢っていない、よし来たと大宮まで出向くことにした、考えてみると小生の身内の写真が、友の家に何故あったのだろう、50年以上前の謎を詮索しても仕方ないか。

 小生所沢に住んで大宮には殆ど用が無い、以前に鉄道博物館へ行った時、大宮駅でニューシャトルへ乗り換えの為通過しただけ、埼玉県の政令指定都市になった大宮を少し見聞してもいいかと思い、大宮駅で待ち合せる事にした、大宮駅中商店を見たり、駅周辺を歩こうと少し早めに出て駅中を歩くが、食品や装飾店で男にはあまり興味のない所、早々に改札を出ると広いコンコースが有る、ここに「豆の木」と云うモニュメントが有る、大宮駅での待ち合わせのメッカの様で、大勢の人が周辺に人待ち顔で立っている、小生もここを待ち合わせ場所に指定された。

 このモニュメント「ジャックと豆の木」を想定しているのか、天高く伸びる豆の蔓をイメージして居る様だ、暫く佇んでいるとほんとに大勢の人が離合集散している、矢張り県内最大都市だけあってほんとに人が多い。

 友が少し早めに来るといけないと思い、11時約束時間より10分早めにこの場所に来た、11時になっても来ない、10分過ぎになっても来ない、少し苛立つ、15分まで待ったが来ない、10分前に来たのは自分の勝手だが、15分待つのは辛い、友 日にちか時間を間違えたかと少しイライラ、15分で帰ってしまっては友に悪いので30分待つことにした、只立っているのは歩くのより疲れる、駅構内を出てプロムナードで写真など撮り、構内へ戻ったら「栃木物産展」が店開きして、ゆるきゃらが子供達に人気だった、ゆるきゃらの写真など撮って待ち合わせ場所へ行ったら友が25分遅れで来ていた、出掛けに不幸のあった家の人が来て話をしていたので遅くなったと云う、人はいろいろ突発的な事も起きるだろう、30分待ってよかった。

 駅ビル ルミネの2階に行きつけの旨いすし店、築地「玉寿司」の支店が有るから案内すると云う、(しめしめ行きつけ店へ案内して呉れるなら、奢ってもらえるのかと、さもしい気を起す)落ち着いた雰囲気の店で寛ぐ、小生余り食べられないから、飯台へ握り5貫盛りでいいと云ったら、それではしょうがない、もう少し増しなものを頼めと云う、勧めに従ってチラシ寿司を頼む、寿司で一杯と行きたいが、この友全くの下戸一滴も飲めない、付き合いの悪い奴だが、体質では仕方ない、「君好きなんだから、遠慮なく遣ってくれ」と云う、近況や思い出話などして、結構酒も進んでしまった、チラシは矢張り食べ切れなかった、友は食事代だけ、こちらは酒代が高いものにつく、支払いは当然当方が持つ。

 大宮の街を案内すると云うが、またの機会にして、ルミネ1階の喫茶店へ行く、今度は友に合わせて甘い物とコーヒーにする、モンブランとアメリカンで暫く話し込む、友は云う「君は辛口も甘口も遣り両刀使いか」と、宮本武蔵風に二刀流だと云って笑う。

 写真一枚の事だが、郵送ではなく、手渡しで貰い久しぶりに交友を温め、楽しい3時間半だった、
   
大宮駅中も午前中のせいかまだそんなに人が多くなかった、男が歩いてもあまり楽しくない
   
大宮駅の待ち合わせ場所「豆の木」大勢の人が待ち合わせ場所、初めての人も分かり易い、いい場所だ
   
天井まで伸びたモニュメント 栃木物産展が開かれ、ゆるきゃらが子供に大人気
   
駅のコンコースで開かれている物産販売所、栃木産の食品、物産、手芸品など陳列、女性達で賑わっていた
   
大宮駅のプロムナードにある意味不明のモニュメント、何を表現しているのだろう 友に案内された築地「玉寿司」旨いちらしだった、
   
チラシ寿司に茶碗蒸し味噌汁とても食べ切れない モンブランにアメリカンコーヒーで締め