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安物買いの銭失い

2015-04-19 15:30:08 | 日記

安物買いの銭失い

 昔の人はほんとにいい事を言ったもである、「安物買いの銭失い」今でも通用する諺である、安いと言って飛び付かず、ある程度しっかりした物はそれなりの値段はするのである、しっかりしたいい物を使えば永年の使用に耐え、気持ちよく機能してスムーズに動く、機械物にしても食品にしても言える事で有る、今回は何を差して言っているかと言うと、紙を裁断するシュレッダーの事を言っている。

 何所の町会でも塵出しは曜日によって出す物が指定されている、もう10年以上も前になるだろうか、我が家も規定に従って塵出しをしている、有る日規定通りのごみを家内が出したが、収集業者が持って行かず残された、既定のごみを捨てたつもりだったが異物が混入していて持って行かなかった様だ。

 塵収集後 集積所を掃除当番が決まっている、その当番の人が残された異臭を放つゴミ袋を全部広げ、一つ一つ点検をして、名前はなかったが住所が見つかった、町内会名簿を見れば誰か直ぐ判明する、其のゴミ袋を引っ提げ凄い形相で、「此の塵はお宅で出した物、以後こうゆう事がないようきをつけろ」と突き返された、気が付かず異物を混入して出した我が家の非は認めるし謝る。

 異臭を放つ塵をくまなく暴き住所を発見したその執念、墓暴きをされた様な気になる、四谷怪談の伊右衛門ではないが、「げに恐ろしきは女の執念」同班の奥さんに怒鳴り込まれ、我が家も考えた、これから塵を出すと時は住所名前が記載されている物は一切裁断する事にした。

 西友の文具売り場へ行って、手動の裁断機を買って来た2千円少々だったか、数ヶ月遣ったらコツンと音がしてプラスチックの歯車が欠けてしまった、はいそれまでよ。

  近くにあるオフィスポートへ行って電動シュレッダー中国製7千円を少し上回ったか、電動でA4普通紙4枚まで裁断できると言う、始めは調子良かったがその内切断片が詰るわ、5~6分動かすとモーターが過熱して止まるわ、刃の切れが悪くなり、その都度分解調整 掃除を余儀なくされた、順調に裁断できるもの思って始めても不調が続くと非常にイライラする、手動のシュレッダーも電動も中国製、矢張り安かろう悪かろうを如実に物語っている、電動を買う時中国産か国産か確認しなかった自分が悪かった、矢張り中国製は粗悪品である、技術も劣るが、国民性が粗雑ではないか。


 今回 オフィスポートへ行って国産を聞いたら、最近は国内生産は殆どなく、国外で技術指導と監督を行き届かせた良品を、国内ブランドで販売しているのでメーカーの名前に掛けて修理責任を持つと言う、今回「コクヨ」ブランドを買った、値段は前回の中国製の倍以上する。

 日記帳が40年分以上溜まっていて身辺整理をしなければと処理を始めた、良質紙の3年日記を2枚ずつ裁断しても、止まることなく15分程で一冊処理できる、日記帳は全部処理できた、あと写真の裁断、各種領収書 年賀状等処理しなければならない物が山積、今回の裁断機なら処理も早かろう。

 良い物は調子よく運転され物の処理も早い、而も長持ちする、身辺整理も順調に進みそうだ

 念を押すくれぐれも安い粗悪品で無く、高くても良い物を購入して下さい、結果的には得です。

 残念ながら手動式シュレッダーは写真を保存をしていなかった。

 
壊れやすかった中国製シュレッダー
 
見かけは体裁良いが
 
新規購入のコクヨブランドの中国産
 
快適に作動している、作業も能率が上がる

絵画鑑賞

2015-04-04 15:34:47 | 日記

洋の東西 絵画展

 

 此の処期せずして洋の東西の名画を鑑賞する機会に恵まれた、始めは東京駅前、三菱一号館で27日から524日まで開かれている、「ワシントン・ナショナル。ギャラリー展」で洋画の巨匠達の絵画がずらりと並ぶ、見る人が見れば素晴らしい絵画展、絵を余り理解しない小生、巨匠たちの絵には音声案内が有りそれを聞き理解し、音声案内のない絵は説明文を読み理解する。

 花の大作などは近付いてみると、油製絵具を叩きつける様に勢いよく塗られ盛り上がっている、少し離れてみると素晴らしい花が表現されている、画家に依って其々筆致は違うが、巨匠が書いた名画に生で触れたのは良い経験だった
 
招待券
 
三菱一号館ギャラリー入り口
 
一号館前で憩うサラリーマン諸氏 普段の日でもこんなにゆとりが有るのか
 
音声案内一覧表
 
東京駅左手に有る、東京郵便KITTE館4階にある 旧東京中央郵便局 局長室が昔のまま保存されている、5階には東大のコレクションが多数陳列され楽しませてくれる、見て歩くのも良い目の保養になる。
 
戦前の東京駅脇に建設中の東京中央郵便局の基礎工事、(保存写真)
 
1流絵画観賞後、1号館近くのレストラン「豆まる」で会食。
 
和食懐石、お造り等 この他小鉢が有り、絵を鑑賞後ゆったり食事は気持ちがさらに和む。
 

  日本橋三越本店で「春の院展70回展」が3月25日から4月6日まで開かれている、此の院展も思いがけず友人に誘われ、日を置かずして洋画と日本画を鑑賞する機会を得た、院展には音声ガイドはなかったが、洋画の荒々しいタッチと、日本画の繊細な筆致、ほんとに細微まで手を抜かずに描かれている
大家の絵はなかったが、院展に入賞することだけでも大変な事、素晴らし院展だった。
 音声案内もなかったが、日本画の繊細な筆致で丁寧に描かれ、洋の東西の絵の違いと良さは分からぬが、絵をゆったりと見る事は、心が非常に和やかになる。

 
春の院展案内パンフレット
 
会場内は撮影禁止、パンフレットの写真
 
第3会場まであり、可也の点数の展示
 
これだけの絵を鑑賞して歩くと結構疲れる。
 

日本橋袂から、墨田堤の桜鑑賞の無蓋遊覧船が出港、この後橋上から手を振ったら、船中の人が皆一斉に手を振ってくれた、心温まる一瞬の触れ合い。

 
銀座三越近くの中華料理店「筑紫楼」で会食
 
前回と同じ絵画観賞後のゆったりした気分で、鱶鰭煮込みは目も口も癒してくれる。
 

最近の都心など全く方角が分からず、日本橋三越から、銀座三越近くの「筑紫楼」迄タクシーで行くが後は店の所在が分からず、通行中のサラリーマンに聞く、スマホで検索して教えてくれる、他人は皆優しい心を持っている、良い人ばかりだ、銀座から有楽町まで歩く、本当にお上りさんになってしまった、当然「君の名は」の橋などありはしない、最も君の名はなんて言っても知らない人の方が圧倒的に多くなった時代である。