去る10月19日ウオーキングの会で、神大植物園と神大寺を散策した。
実のところ深大寺を訪ねたのは60年ぶりの事である、確か終戦直後、昭和25年か26年の事と記憶する、其の時はまだ神大植物園は無く、昭和15年に神大緑地として造成中だったと思う、何にしても半世紀以上前の話、殆ど忘れてしまったが、お寺があって其の門前町に蕎麦屋が軒を連ねていた事だけは記憶している、其のほか深大寺周辺は鄙びた農村地帯だったと思う。
記憶に残るのは丁度縁日だったと思うが、戦後間もない時で乏しい物資の中で、露店が出ていた記憶がある、其の露店の一軒でコカコーラを売っていて、初めてだったが、興味があり飲んで見たが、何とも薬臭い感じで、其の時は自分の好みではないと思った、だが後年飲みつけて慣れるとそれなりで若い頃は結構飲んだ、神社その周辺は記憶に薄いが、初めて飲んだコカコーラの事は鮮明に覚えている。
其のほか名物そばも食べたと思うが、どこの店でどんな味だったか記憶にない、物資の少ない中でも営業していたのは確かだった。
今回、神大植物園は初秋で紅葉には早く、花はダリア園で各種の花が満開だった、
バラ園は少し時期が遅くなったか、しおれ始めたのも目につく。
温室内はラン 巨大ベコニアなど目を楽しませてくれた。
巨大なベコニア。
流石名刹 普段の日にもかかわらず参詣者でにぎわいを見せる。
数ある蕎麦屋の内「多門」の店
中盛りそば、結構な量があり、年配者には少し多過ぎの感あり、味は其の人の感覚に拠るので、評価は避けたいと思う。
大盛りそば、笊の上に富士山が乗っかったようだ、同年輩の人が完食、食べ終わった時に皆拍手喝采。
天気は曇天で少し肌寒さもあったが、運動したので快適な陽気、花を観賞、名物そばを食べて、帰りは井の頭公園で
解散、公園を散歩したのち、有名焼き鳥店「いせや」で懇親を深めた人達もいた。