毒にも薬にもなる |
小生生まれて此の方、栽培禁止の芥子の花を見た事がない、想像ではポピーの花に似ていると思っていた。 |
金網の中に鉄柵が有り、2重にガードされている、以前天井も覆われていると書いてしまったが、上は解放されていた、間違いを訂正 お詫びします。 |
白く大きく多重な花弁の芥子、清楚な感じだが、芥子坊主からは鎮痛剤モルヒネ 麻薬のアヘンが取れる、横に膨らみ楕円形の芥子坊主 |
赤く大きな花弁、細く切れ込みの入った花弁、芥子坊主は縦長楕円形 |
白い花弁の中に紫色が有り、ちょっと毒々しい感じ、これも縦長の芥子坊主 |
鮮やかな赤に雄蕊は紫、何か妖艶な感じで毒が有りそう、花には毒がない |
横楕円な芥子坊主、この芥子坊主から液を採取した後、枯れると種が弾ける、此の種が非常に微細で、小さいものを表現するに「ケシ粒の様な」と言う、けしの実は毒がなく、パンの表面についていることがある |
横楕円も、縦楕円の芥子坊主、この坊主が熟さない内に表面に傷をつけ、出て来た液を採取、薄い液状のものを採取すると、モルヒネになり鎮痛剤に、日にちを経て黒く粘りの出たのを採取するとアヘンになるらしい |
2列に植わった麻、小生が小学生の時、学童疎開で田舎暮らしをした時、何処の家でも屋敷内に、麻を20~30本植えていた、葉が枯れると幹を束ねて灌漑用水路へ沈め、少し幹を腐らせ皮をむいて麻縄や、下駄の鼻緒にしたり、大量に作った家は、細く裂いて機を織り麻布を作った、当時は麻は麻薬ではなかった、麻が麻薬に指定されたのはまだ近年ではないのか、皮を剥いた幹は乾燥させ、風呂の焚き付け、お盆の迎え火の苧殻(おがら)になった |
園内にはカキツバタや水連が咲いていた |
温室内にコリウスが鮮やかな色を付けていた、9月半ばから10月に葉の色が鮮やかになるが、温室のせいか早い、森林公園には、各種色とりどりのコリウスが広い地域に群生している、一見の価値あり |
花はないが「ムラサキ」昭和15年東京都になる迄、東京府東京市当時、広大な関東平野に、むらさきがどこにでも見られた、そんな事で武蔵野を代表する草として、東京市歌に歌い込まれていた。 むらさき匂いし 武蔵野野辺に 日本の文化の花咲き乱れ 月影入るべき 山の端も無き 大東京こそ 我が住むところ 千代田の宮居は 我らが誇り 戦前東京に住んでいた人で、今はこの歌を知る人も少なくなった |
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます