スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

林敬祐さん昇段審査吟詠と講評・アドバイス(令和元年上期 「海南行 細川頼之」)

2019-09-14 09:00:00 | 昇段審査(2019(R1)年)

 私たちは公益社団法人日本吟道学院認可修神会の会員です。

日本吟道学院では年に2回昇段審査があります。

最初、詩吟の勉強を始めますと初段に挑戦します。

令和元年上期(5月)に開催されました昇段審査で、林敬祐さんの初段挑戦をご紹介します。

林敬祐さんは1、2年前、私の教場に参加されました。この様子をご覧になった方が、少しでも詩吟へ

参加してもらえるとうれしいな~と思って、ブログで発信しています。

昇段審査吟詠と講評・アドバイスを動画に収めましたのでご覧下さい。

 

 

海南行    細川頼之

人生五十 功無きを愧ず 

花木春過ぎて 夏巳に中なり

満室の蒼蝿 掃えども去り難し 

起って禅とうを尋ねて清風に臥せん

「海南行 細川頼之」の詩の心(日本吟道学院吟道範典より転記)

将軍義満の時代。幕府に派閥抗争があって、しきりに告げ口がやかましいので、

作者は51歳にして、要職をなげうち、髪を剃って、領国の讃岐へ帰ることにしました。

途中、舟の中で作ったのがこの詩と言われています

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