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スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

修神会春季吟道大会(平成28年4月)の一こま(井手、矢崎、平原、奥田、福島、小林)(6回連載最終回)

2016-06-11 09:00:00 | 修神会大会2018(H30)年以前

平成2849日に神奈川県横浜市青葉区の青葉公会堂で

公益社団法人日本吟道学院公認 修神会(会長井上邦神)春季吟道大会が開催されました。

今回、私(指方順一郎)は3教場6組の独吟、合吟の動画を撮影しました。

その吟の様子をプログラム順に6回連載でお送りします。

 

最終回(第6回目)はプログラム番号89番目に登場した

海南行(細川頼行) 吟者大陽日酸教場 井手龍興、矢崎隆洲、平原正吟、奥田寛吟、福島健吟、小林さちこさんです。

https://youtu.be/T9aRPk2iQgM

私たち6名 井手龍興、矢崎隆洲、平原正吟、奥田寛吟、福島健吟、小林さちこの意見、反省そして思い入れは、下記の通りです。 

 『私たちは会社OBと現役の詩吟仲間です。月に2日集まって練習しています。それぞれ詩吟キャリアはまちまちですが、楽しく時には厳しく練習しています。また吟じる前に、全員で詩歌の背景を理解することも忘れません。合吟は一人で吟じる独吟よりも難しいと思いますが、合吟のコツは「とにかく全員が隣の人の吟を良く聴き、そしてそれに合わせる努力をする」ということと思います。そんな気持ちで全員吟じたつもりでしたが、如何だったでしょうか? 

 私たち(このブログ作者、指方順龍ほか仲間全員)はこれからも詩吟の世界を探究していくつもりですから、

皆様からの批評をお待ちしております。

 

 1.詩文は次の通りです。

    海南行    細川頼之

人生五十 功無きを 愧ず      花木 春過ぎて 夏すでに 中なり

満室の蒼蝿 掃えども 去り難し  起って禅トウを 尋ねて 清風に臥せん

2.読みは次の通りです。

じんせい ごじゅう こうなきを はず         かぼく はるすぎて なつ すでに なかばなり

まんしつの そうよう はらえども さりがたし    たって ぜんとうを たずねて せいふうに がせん

 

 3.詩のこころは次の通りです。

将軍義満の時代、幕府に派閥抗争があって、しきりに告げ口がやかましいので、作者は五十一歳にして、

幕府の要職を投げ打ち、髪を剃って、領国の讃岐に帰ることにしました。途中、船の中で作ったのがこの詩で

あると言われます。(日本吟道学院吟道範典第一巻より転記)

 

おまけ

私(指方順一郎)の故郷は長崎県大村市です。私(指方順一郎)がH28年4月に実家帰省した折に撮影した大村桜です。

 

 

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