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スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

「月刊吟道」への投稿原稿(「中途障害者仲間で詩吟発表しました」)の転載(2回連載の前編)

2020-04-18 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

新型コロナウイルス蔓延に対して、一人ひとりが自粛・注意を

はかり乗り切りたいものです。いつも通りブログは発信します。

私たちは、横浜市障碍者文化センターラポールで、「福祉吟詠教室(愛称ウグイスぎんえい)」を開催し、

吟詠を楽しんでいます。

その横浜市ラポールで、令和元年芸術劇場参加募集がありました。(要は、簡単に言いますとラポール秋祭りですね)

私たちは

①お口の準備運動「五十音/北原白秋」、➁(詩吟の定番)「川中島」、 ③(唱歌入り詩吟)「ウサギと亀」、

④独吟「私と小鳥とすずと」を演目として、令和元年11月23日出演・発表しました。

 

その様子を、一緒に出演した柳田泰邦(雅号泰洲)さんが日本吟道月刊誌「吟道」に投稿され、

2020年(令和2年)3月号に掲載されました。

当時のみんなの気持ちが入っていますが、記事「中途障害者仲間で詩吟発表しました」

を2回に分けて転載しますので、どうぞご覧下さい。 先ず第1回目です。

 

中途障害者仲間で詩吟発表しました。

                        修神会(神奈川) 柳田 泰洲

「横浜ラポールと芸術劇場」について「芸術劇場」は障害の有る方の自己表現や社会参加の可能性を広げ、

多くの方々との「障害の有無を越えた交流」を目指すイベントの総称で障害者の文化活動(演劇や音楽、美術等)の

発表の場として毎年開催されており、本年は11月10日(日)から12月21日(土)に開催されました。

 (参照)ホームページアドレス;http://www.yokohama-rf.jp/rapport/        

「横浜ラポール」は、「障害者用スポーツ文化センター」、横浜市港北区鳥山町に有り、

新横浜駅から送迎バス利用で約5分、(隣接して総合医療センターと総合リハビリテーションセンター)に有り

一日平均来場者は約1400名(年間 511,000名)の人気のリハビリ施設です。                                                              

日酸TANAKA教場・「ウグイス吟詠教室」(指方龍順教場長)は横浜市西区で『横浜詩歌福祉吟詠同好会』として開催していた

「ウグイス吟詠教室」を横浜ラポールに拡大して平成27年11月から鋭意開催している。

教室は、この芸術劇場での発表を毎年の一つの目標・良い機会として取り組んでいる。    

教室への参加者呼掛けは、毎月「案内パンフレツト」を所定の方法でラポール1階に掲示し、

「その内容は教室開催日時、会場他記載する。

【呼掛けの例;会話能力低下で悩む人へのお口のリハビリ目標として教室参加を募り、現在常時5、6名で練習している。】

第1回はここまでです。

次回またお会いしましょう。

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「月刊吟道」への投稿原稿(「中途障害者仲間でぎんえい発表しました」)の転載(2回連載の後編)

2019-03-23 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

私たちは、横浜市障碍者文化センターラポールで、「福祉吟詠教室(愛称ウグイスぎんえい)」を開催し、

吟詠を楽しんでいます。

その横浜市ラポールで、H30年芸術劇場参加募集がありました。(要は、簡単に言いますとラポール秋祭りですね)

私たちは

①お口の準備運動「五十音/北原白秋」、➁(唱歌入り詩吟)「富士山」、③(唱歌入り詩吟)「故郷」を

演目として、平成30年11月3日出演・発表しました。

その様子を、日本吟道月刊誌「吟道」に投稿し、2019年(平成31年)3月号に掲載されました。

当時の私の気持ちが入っていますので、記事「中途障害者仲間でぎんえい発表しました」

を2回に分けて転載しますので、どうぞご覧下さい。 今回は第2回目です。

 

中途障碍者仲間で吟詠発表しました>>>>後編です

                         修神会(神奈川) 指方 順龍

・・・・・・

この福祉吟詠同好会は修神会一教場として常時5,6名で練習していますが、

練習場所である障碍者スポーツ文化センター横浜ラポール(横浜市港北区)では

毎年秋に「芸術市場」が開催されています。

この「芸術市場」は、障碍者の自己表現や社会参加の可能性を広げるとともに、

障碍の有無を超えた交流を目指して開催されています。

福祉吟詠同好会は平成30年11月3日30分の時間枠を貰い6名(内修神会会員4名)で出演しました。

内容は「福祉吟詠同好会」の紹介から始まり、「お口の準備運動」並びに唱歌入り吟詠として

「富士山 石川丈山」および「故郷 渡辺吟神」をシナリオ入りで発表しました。

今回は前年に引き続き2回目の出演でしたが、出来るだけ会場の皆さんと一体感が生まれる様に

ストーリを組み立て、バックスクリーンに吟詠テーマにあった映像を流し、

バックミュージックはカラオケとカノンを編集する等工夫しました。

会場の皆さんから声を出して頂いたことは嬉しい限りでしたが、

次回はもっともっとお互いを身近に感じるようにしたいと思っています。

この出演動画はブログで公開していますのでご訪問をお待ちしています。

(検索「指方順一郎 ブログ」または http://blog.goo.ne.jp/junsashikata)

第2回後編」はこれでおしまいです。

次回またお会いしましょう。

 

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「月刊吟道」への投稿原稿(「中途障害者仲間でぎんえい発表しました」)の転載(2回連載の前編)

2019-03-16 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

私たちは、横浜市障碍者文化センターラポールで、「福祉吟詠教室(愛称ウグイスぎんえい)」を開催し、

吟詠を楽しんでいます。

その横浜市ラポールで、H30年芸術劇場参加募集がありました。(要は、簡単に言いますとラポール秋祭りですね)

私たちは

①お口の準備運動「五十音/北原白秋」、➁(唱歌入り詩吟)「富士山」、③(唱歌入り詩吟)「故郷」を

演目として、平成30年11月3日出演・発表しました。

その様子を、日本吟道月刊誌「吟道」に投稿し、2019年(平成31年)3月号に掲載されました。

当時の私の気持ちが入っていますが、記事「中途障害者仲間でぎんえい発表しました」

を2回に分けて転載しますので、どうぞご覧下さい。 先ず第1回目です。

 

中途障碍者仲間で吟詠発表しました

                         修神会(神奈川) 指方 順龍

私は約8年前2010(平成22)年12月65歳で脳内出血を発症しました。

その後遺症に苦しみながらも「中途障碍者の会」に参加した当初、その交流を通じて声が出にくい方が多数居られ、

それらの方の気持ちを理解し共有することが出来ました。

私自身健常な時に比較して発声・発音に苦労していましたので、

詩吟の経歴から声の出せない人やうまく発音できない人も自分なりの声で相手の方の心(琴線)に触れる様に、

他方中途障碍者の健康維持や社会参加に役立てば、と思いその一助の為に

「横浜詩歌福祉吟詠同好会」を横浜市社会福祉協議会を通じて立ち上げた訳です。

「福祉吟詠」は私の造語ですが、「自分のできる範囲で、原作をできるだけ理解して、

作者の気持ちにできるだけ溶け込み、自分が感じたままの朗詠(朗読・吟詠)を通して、

聴く人にその感動を与えることで、周りを豊かに・幸せにしようとするものです。

だから福祉吟詠では上手下手を問いません。

詩文、朗読そして吟詠に感情を込めた深みを大事にしたいと思います。」と紹介しています。

第1回はここまでです。

次回またお会いしましょう。

 

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「月刊吟道」への投稿原稿(「吟道記念大会を終えて」)の転載(3回連載のその3)

2018-09-08 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

では今回が最終回です。

「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会を終えて」(指方順龍記)

大会時の名吟と懇親会時の美酒に酔い心地良い気分の高揚の中で、

翌日の新聞記事に『吟道が日本伝統芸能として教育に取り上げられました』、

『吟界から人間国宝誕生しました』及び『修神会が国民栄誉賞を受賞しました』

の見出しが目に飛び込み、万歳を挙げたところで眠りから覚めました。

この夢を正夢とすべく起床して身を引き締めました。

翻って修神元会長が日本吟道学院副総裁時代に制定された学院憲章の中にあります

世界の平和と人類の福祉に貢献』と目指された言動を表敬致します。

戦後70年として議論されている諸々の中で私たちは正に吟道の役割が重いことを再認識する次第です。

(指方順龍)

以上3回連載で「月刊吟道」に投稿した記事(平成27年12月号)を紹介しました。

5年ごとの次回記念大会はオリンピック開催と同じ2年後の2020年です。

記念大会開催に向けて企画委員会も始動しましたので、3年前の記念大会を思い出し、

日本吟道月刊誌「吟道」投稿記事を紹介しました。 

ではまたお会いしましょう。

                               

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「月刊吟道」への投稿原稿(「吟道記念大会を終えて」)の転載(3回連載のその2)

2018-08-25 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

前回に続き今回は第2回です。

「高橋修神生誕100年・創立50周年修神会吟道記念大会を終えて」

進行は会員全員による宮沢賢治作「雨にも負けず」の大合唱で幕を開けました。

午前中は23組の会員吟詠及び7組の賛助吟詠で盛り上がりました。

午後の式典では福田紀彦川崎市長から「2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、

スポーツだけでなく文化芸術の振興も図り、

『音楽のまち・かわさき』をはじめとする川崎市が誇る文化芸術を全国に向けて積極的に発信していきたいので、

来場された方々に伝統文化の素晴らしさ、奥深さを存分に伝えて頂きたい。」とご祝辞を頂戴いたしました。

さらに森豪神最高顧問のご祝辞の後、宇波千神理事長より井上会長に感謝状が贈呈されました。

「夢のひととき」のコーナーでは尺八とヴァイオリンの楽器演奏による唱歌、クラシックを楽しみ、

その後30名の全国認可団体会長の方々からの模範吟詠に感動いたしました。

構成番組は「漢詩歴史探訪」をテーマとして中国及び日本の悠久の詩情を詠い上げました。

全員による「朗吟讃歌」は高橋修神先生の御許に届かんばかりの迫力がありました。

修神会会長・副会長の役員独吟の後、万歳三唱で予定通り記念大会は終了し、懇親会場に場を移しました。

私事ではありますが、終演の際一般席に私は友人の顔を見つけ聴吟のお礼に出向いた所、

逆に彼のほうから「初めて詩吟に触れましたが、決してお世辞ではなく、

詩吟そのものもシナリオも舞台演出も入場前に想像していた何十倍も素晴らしいと感動しました。」と申し述べられました。

私は「感動しました」と聞いて、

日頃から詩吟は聴いて頂く方に「感動を与えるものでなければならない」と言っていた手前落涙を禁じ得ませんでした。

第2回目はここまでです。次回は最終回の第3回目でお会いしましょう。

 

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