真っ白なハードカバー166ページのかなりの厚さの図録です。
絵の部分は、型押し部分に別印刷をしたものが貼ってあります。
シルバーメタリックの用紙に印刷された絵はがきは図録にだけついている付録です。
扉をひらくと、ムーミントロール立像、会場でも入口を入ってすぐのところで迎えてくれました。
以下、図録のなかから、何点かを紹介します。
「ムーミン谷の冬」挿絵、インク、1957年
「ムーミン谷の彗星」挿絵、インク、1968年
「ムーミン谷の十一月」挿絵、インク、1970年
「ムーミン谷の十一月」挿絵、インク、1970年
「ムーミンパパの思い出」挿絵、インク、1968年
「ムーミン谷の十一月」挿絵、インク、1970年
「ムーミンパパ海へ行く」挿絵、インク、1965年
★
会場で印象に残ったのは、文庫本の挿絵くらいの小さな画面に描かれた海の絵で、とくに波の表現、風の表現でした。
ところが、図録の写真を撮ってネットにアップすると、その繊細さが損なわれてしまい、よさがでませんでしたので、今日のアップ作品は視覚的にすきなものを選んでいます。
ミステリアスな雰囲気満載ですね。
とっても素敵な本、
買えばよかったかなぁ。
私もムーミンが大好きで、子供の頃から結構、思い入れがあります。挿絵のピックアップを見ていると、懐かしくてうれしくなります。
名古屋に来るようですが、まだまだ先なので待ち遠しいです。
繊細なタッチの絵、素晴らしいです。
ムーミントロール立像が迎えてくれるなんて
嬉しいですね。
この図録はお勧めです。
展示で見ていても、点数が多く、説明を覚えていないものもありますし、作者が生きた時代、イラストが描かれた背景などにもふれているので、見応えがあります。
>みかんさん
子どもの頃にふれた世界って、大人になっても、印象深く残っていますよね。
名古屋は、来年の4月25日から、待ち遠しいですね。
>Donnさん
図録というより絵本に近いような感じです。
作品のほとんどがモノクロですが、かえって、奥深さを感じさせてくれました。
ムーミントロール立像は石膏でできていて、目は厚紙をはさみで切って色をぬったのが貼ってあるのですが、素朴で子どもらしいかわいさでした。
こう思うのは私だけかも知れませんが、同時に水木しげるさんが思い浮かびます☆
アニメはアニメのよさがあったと思いますが、大人になってからは、やはり原画のすばらしさに目がいきますね。
水木しげるさんとの共通点もたくさんあると思います。
子どもたちが小さかった頃、一緒にテレビの前でみたムーミン、懐かしいです。
私は、スナフキンが大好きでした。
今は、おしゃまさん かな・・・(笑)
図録ですが、説明を読みながら、絵を見ていると、いろいろと思い浮かぶことも多くて、なかなか進まないんですよ。
いつもだと、一日で読んでしまうのに、まだ5分の1くらいのところで止まっています。
スナフキンはムーミンの憧れの存在、魅力的ですよね。
あのお椅子とクッション、ほしかったですね。
哲学的ですね。挿絵も奥深そう