太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

猿と犬のどちらが恐い

2020-10-24 07:42:24 | 日記
 昨日はちょっとした事故があった。かなり些細なことではあるが油断禁物である。庭木の枝を伐採したものをさらに細かく切り一般ごみの袋に入れて集積場に持っていく50mほどの距離なので苦労はないが両手に袋を持った途端左の脇腹に痛みが走る。結構枝を詰め込んでいたので10㎏くらいはあっただろうか。急に持ち上げたので肋骨の間の筋でも痛めたのだろうか。今日も痛みは残るが病院に行くほどでもない。プロ野球のピッチャーなら大事をとって休むだろうが大袈裟にすると笑われてしまう。身近で若い頃当たり前のようにやっていた事でも年が行くと思わぬ事態になることがある。用心に越したことはない。
 じっとしていれば痛まないのでパソコンに向かう。ここ2日ほど市の広報車が猿を見掛けたとの情報で市民に注意を呼び掛けている。昨日は我が町内で見かけたとのこと。確かに近くの田園地帯には小高い山のような林が点在しており野生の猿が居ても不思議ではないのだが林は何処かの山に連なっている訳ではなくそれぞれ島のように独立している。一体何処に棲んでいた猿なのだろうか。30年以上この地に住んでいるが初めてのことである。窓から近所を見渡してみたが姿は見えない。もし出くわして取っ組み合いの喧嘩になったら山猿のようと言われた子供時代なら別だが今は本物には勝てないだろう。多少の怪我は覚悟して戦っても初老の男性猿に襲われるというニュースになるとあまり名誉なことではない。最近では鉄道の法面にヤギが迷い込んで動けなくなり何日か後に捕獲され今は近くの大きな野外娯楽施設でポニョと名付けられて飼われている。さすがに猿は捕獲されてもネーミングは困るだろう。もし近所で猿に出くわしたらどうだろう。犬とどちらが恐いか。圧倒的に犬である。飼い犬だが犬に遭うチャンスはやたらある。リードは付けていてもまず長さを見て届くかどうか確認する。猿に出くわすチャンスは何万分の一かで隕石が当たったらどうしようと怖れる人がいないようにチャンスが少なければ怖いとも思わない。今年は全国で熊の出没も多く人的被害も報告されている。山に餌となる木の実が不作だろいう話もあるが元々彼らの方が人間より先に野原を駆け回っており我々が彼らのテリトリーを侵してているのである。近くにも動物の名前が入った地名は沢山ある。昔はもっと多くの種類の動物が棲んでいたのであろう。最近の人を刺したり殺したりする悲惨な事件を聞くたびに野生動物と人間のどちらが獰猛で危険であるかは考えさせられる。3日目には広報車はまだ猿を捕獲したということを伝えてはいない。猿にとっては車という大型の危険動物が居る。人間ですら跳ね飛ばして裁判で無実を叫ぶ例もある。猿を撥ねて裁判になることはないだろう。無事ねぐらに帰っていたらと思う。