太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

ゲーム型戦争

2021-08-31 08:28:05 | 日記
 アメリカがアフガニスタンのIS幹部を狙って無人機で報復爆撃を行った。しかも特定の車輛を狙い撃ちである。無人機の操作はアメリカ本土内の基地から行うというからもう映画やゲームの世界が現実の戦争になっている。鉄腕アトムや鉄人28号の世界でもある。子供心に片腕が捥げても空を飛んでいる鉄人28号の腕の断面から複雑な部品がむき出しになっていたのはロボットの凄さを感じた最初である。無人機も数基なら迎撃される可能性はあるだろうが100機、1000機と同時に飛んで来たらそれも不可能だろう。ICBMなどで核攻撃をするのは無差別大量殺戮で世界を敵に回してしまう。懸命にミサイル開発をしている国があるがベルトコンベアで無人機を大量生産していたら大変である。通信衛星をハッキングして制御も可能とするかも知れない。無人兵器対無人兵器の戦いも起こるだろう。負けても残骸が残るだけとは行かない。勝った方は次は人や施設を標的にする。TV番組で警察が犯人を空から追跡する映像があったが物陰に隠れてもセンシングできていた。技術は何処までも追い詰める。
 戦いは空想の世界を現実のものとする一方で逃げ惑う群衆は前世紀のままである。国外脱出を試みる状況は映画キリング・フィールドそのままである。西側諸国に雇われて働いていたアフガン人は必ずしも厳罰に処せられるわけではないだろうが恐怖の生活を強いられているだろう。日本はその中でも安全というのは単純には言えない。中村哲医師が殺害された国である。関係者を国外脱出させられなかったのは禍根が残るが憲法の制約があり初動が遅れた。憲法を改正しなければという意見もあるが短絡のように思う。冷静な検証が待たれる。希望したのに国外脱出出来なかった人々は何とかディス・プランのように混乱の時代を生き抜いて貰いたい。やがて安心して暮らせる時がくることを信じて。ここだけは映画のようになればと思う。
 ロボットが戦闘を代替しても民衆の悲劇は多分来世紀も変わらないであろう。人類が一致団結するのは宇宙人が地球を攻めて来た時だけだろうと想像したが、ノアの箱舟、安全なシェルターへの避難を求めて我先に群衆が争う、そんな映画もあったような気がする。ゲームの電源を落とすような安全装置を果たして人類は見つけ出すことができるだろうか。つくづく人間は歴史から学ぶことはないように思う。都度、我々は違うのだと勝手に思っている。

情けが仇?

2021-08-30 07:42:55 | 日記
 暑いと言っても始まらないが終わりもしない。それにしてもこの高温多湿何とかならないものだろうか、と言っているうちにこの暑さも懐かしくなるのだろう。午後2時までが頑張りどころである。昨日は自転車散歩に出掛けたが田園コースを走った。もう稲刈りが終わっている田が何面かある。つい先日田植えの中を走った気がするのだが秋はもう少しか。高校野球は智弁学園と智辯和歌山の姉妹校対決となった。姉妹で金銀だからどちらが勝っても良さそうに思うがやっている選手はそうはいくまい。個人的には智弁学園を応援した。理由は簡単、奈良に住んだことがあるからだ。しかし今の地元のチームは何処か他人事だった。思い出を頼りに生きている歳では今より昔である。ただ申し訳ないが今回は家庭内の争いのような感じがしてもう一つ盛り上がらなかったのも事実だ。日大系列ばかりが準決勝まで残ったらもっと早く興味が薄れてしまう。勿論選手に何の責任もないのだが。
 幾ら何でもこれはあかんやろというニュース。若者向けのワクチン接種で予約なしで接種が受けられる触れ込みで東京都が始めたが長蛇の列ができたため抽選に切り替えられた。しかし前日より長蛇の列ができてしまって2,226人のうち、当選し接種を受けられたのは、たった354人だったそうだ。0.3mℓ×354=106.2mℓこれが確保した量か。残る1,872人は、暑さの中、長蛇の列に並んだものの、接種は受けられなかった。ラーメン屋の行列と違ってこちらは命に関わる。渋谷原宿の人流を抑えようと若者に警鐘を鳴らし続けた結果渋谷まで人流を伸ばしてどうする。結局渋谷の人出を問題にしながら集客とは情けが仇か。ワクチンを打ちたい若者がこんなにいるというCM効果と言う人もいるが出演することになった若者こそいい面の皮だ。こんなことを続けていたら若者からはそっぽを向かれてしまう。早々に2回接種を終えたこちらが何だか悪い気がしてくる。ワクチン確保の量については100%政治責任である。

もうそんな季節か

2021-08-29 06:56:31 | 日記
 折込チラシや新聞の広告欄、最近はコンビニのポスターにもおせちの予約開始が載るようになってきた。大変美味しそうで豪華に見える。値段も高いと思っていたが手間暇(人件費)を考えるとさもありなんと理解を示せるようになってきた。もし主婦の家庭料理に人件費を加えたら結構な値段になるかも知れない。おせちには毎年同じことを書いているがこの業界は反省がない。相変わらず具材は重から飛び出しておりとても重ねられる状態ではない。特にエビ類、なかでもイセエビは逃げ出す勢いである。我が家も何回か頼んだことがあるが味と品数は満足しても外観の違いは如何ともしがたい。つい値段のことを考えてしまう。監修をした京都の老舗割烹や一流シェフはこの広告をどう思っているのだろう。並べ直せばこううなると言うのだろうか。フォトジェニックはこの時違う。
 見た目との違いは思い出がある。子供が小さい頃レストランでスパゲッティが運ばれて来た時それまではしゃいでいた子供が泣きそうになった。理由を聞くと頼んだのはこれではないと言い切る。ウィンドに飾られたスパゲッティはフォークでクルクルと巻いて持ち上げていたとのこと。見本と本物は違うという説明など通じない。こちらも大人だからおせちの重の見た目が違っても泣きはしないが味がショッパイと感じるのは気持ちの問題か。一流シェフはそれを見込んでの薄塩仕立てですと言うのだろう。
 広告が感動を呼ぶこともある。ファミレスが全国に広まりつつある頃、外人の客を連れて昼食でファミレスに入ったことがある。好き嫌いが分らないのでファミレスなら大判のメニューで見た目からも選択できる。食事が終わったあとで食べられましたかと聞くと大変満足して一つ頼みがあるという。実はあのメニューが欲しいという。写真は綺麗だしお客に対してこれほど親切なものはない。帰って土産話にしたいという。ダメ元で店に頼んでみたがやはり持ち帰り不可だった。
 もしメニューの写真と全く同じものが出てきたらどうだろう。オモチャのような小さな皿に乗って。メニューの何処にもサイズ表示はない。文句は言えるだろうか。それともオーナーは虫眼鏡で見るような小さな文字で原寸大ですと注意書きをするだろうか。

オリ・パラ閑話

2021-08-28 08:19:52 | 日記
 パラリンピックでは日本人選手の活躍が目立っている。凄いなと思う。障害をものともせず日々鍛錬の賜物だろう。オリ・パラでの選手の奮闘は賞賛に値するが背景はお粗末である。尾身会長がバッハさんのオリに続きパラ来日について「人々にテレワークを要請してるわけですよね。そのときに、今回また来るんで、バッハ会長のあいさつが必要なら、なぜオンラインでできないのかっていうのはこういうことですよね。国民にお願いしてるんだったら、リーダーはオリンピックのリーダー、バッハ会長なんでわざわざ来るのかと。そこでは、そういうことをなぜ普通のコモンセンス(常識)ならできるはずなんですね。もう一回来たから、銀座も一回行ったんでしょうと。専門家としてではなく、一般庶民としてそう思います」とコメントした。確かにG7でもリモートでやる時代だ。
 西村康稔経済担当相も、「国民感情や国民の意識・心理に与える影響も配慮しながら対応を、私の立場からお願いしたい」とのこと。なるほどと思ったところに元内閣官房参与の高橋洋一氏が「バッハ氏はワクチン2回接種済みと公言している。そういう人は、世界どこでも原則フリーなのに、なんていうことをいうのか」とさすがにグローバルスタンダードを持ち出す。確かに私的訪日ならそうだろう。原宿や渋谷の見物もやった良いと思う。しかし、本当にワクチン接種の問題だろうか。西村氏の「国民感情や国民の意識・心理に与える影響も配慮しながら」にはどう答えるのだろう。便乗だろうか相変わらず自己アッピールに余念がない元知事は「五輪とパラリンピックに同等の重要性を与えるべく、前都知事の私も努力した」「会長がパラに不在なほうがおかしいのだ」と。あらゆる機会を捉えて自慢話はさすがである。書道は上達しましたかねと聞きたくなる。
 IOCのコメントは「バッハ会長は国際パラリンピック委員会に招待されて東京を訪れている。それは日本政府によって承認されている」 つまり自らの意思というより招待を受けたと反論している。IPCの広報部長も「日本政府の承認も受けている。必要なことはすべてされていた。マスクもしていたし、ソーシャルディスタンスもとっていた」と反論していた。皆さんまだスケールが小さい。私ならバッハ会長の個人攻撃などしない。オリンピックなど2度(3度か)と日本に来るなと言いたい。来られてもおもてなしはできない。オリ・パラの開催は開発途上あるいは新興国の発展に貢献すべく彼らに任せるべきである。先進諸国は支援に回る。

悲惨な避暑に

2021-08-27 08:39:55 | 日記
 昨日はジッとしていても鼻から牛乳ではなく朝から汗。堪らずこれは避暑に出掛けるしかないと思い何時も釣り場に出掛けた。何時も風が吹いて強い波が押し寄せる場所である。ところが珍しく波が小さい。釣りには最適だが潮風はピタリと止んでいる。沖には波待ちのサーファーがプカリプカリと浮いている。ダメ元で一応竿を出す。やはりアタリは無く水筒の水が無くなったら止めようと思っていた。水も無くなりかけ、そろそろと思った時強烈な引きがあった。慌ててリールを巻いたら背中がクロダイである。40は越えているだろう。途端に横に走り出した糸の張り調整ができない。瞬間プツット切れてしまた。間を置かず今度は竿がポキリと折れてしまった。もう3度も骨折し都度自己流で修理した竿である。もう限界だ。ハリスは真ん中あたりがスパッと切れていた。やはり地元の人が言っていたように1.5号のハリスではもたない。潮風もなく避暑にはならず、1年ぶりの大物もハリスが切られ、修理を繰り返した竿も本当の納竿だろう。散々な避暑となってしまった。こうなったら伊豆に別荘を持つしかない。待てど暮せどだろうが。
 高校野球も準決勝あたりからは面白い。長打が少ないのはやはり物足りないのだが。大谷の二刀流出場は上手く行かなかったが今朝のニュースでは次の試合で41号を打ったとのこと。残暑に一服の清涼剤。貧者の残暑は気の持ちよう。