アメリカがアフガニスタンのIS幹部を狙って無人機で報復爆撃を行った。しかも特定の車輛を狙い撃ちである。無人機の操作はアメリカ本土内の基地から行うというからもう映画やゲームの世界が現実の戦争になっている。鉄腕アトムや鉄人28号の世界でもある。子供心に片腕が捥げても空を飛んでいる鉄人28号の腕の断面から複雑な部品がむき出しになっていたのはロボットの凄さを感じた最初である。無人機も数基なら迎撃される可能性はあるだろうが100機、1000機と同時に飛んで来たらそれも不可能だろう。ICBMなどで核攻撃をするのは無差別大量殺戮で世界を敵に回してしまう。懸命にミサイル開発をしている国があるがベルトコンベアで無人機を大量生産していたら大変である。通信衛星をハッキングして制御も可能とするかも知れない。無人兵器対無人兵器の戦いも起こるだろう。負けても残骸が残るだけとは行かない。勝った方は次は人や施設を標的にする。TV番組で警察が犯人を空から追跡する映像があったが物陰に隠れてもセンシングできていた。技術は何処までも追い詰める。
戦いは空想の世界を現実のものとする一方で逃げ惑う群衆は前世紀のままである。国外脱出を試みる状況は映画キリング・フィールドそのままである。西側諸国に雇われて働いていたアフガン人は必ずしも厳罰に処せられるわけではないだろうが恐怖の生活を強いられているだろう。日本はその中でも安全というのは単純には言えない。中村哲医師が殺害された国である。関係者を国外脱出させられなかったのは禍根が残るが憲法の制約があり初動が遅れた。憲法を改正しなければという意見もあるが短絡のように思う。冷静な検証が待たれる。希望したのに国外脱出出来なかった人々は何とかディス・プランのように混乱の時代を生き抜いて貰いたい。やがて安心して暮らせる時がくることを信じて。ここだけは映画のようになればと思う。
ロボットが戦闘を代替しても民衆の悲劇は多分来世紀も変わらないであろう。人類が一致団結するのは宇宙人が地球を攻めて来た時だけだろうと想像したが、ノアの箱舟、安全なシェルターへの避難を求めて我先に群衆が争う、そんな映画もあったような気がする。ゲームの電源を落とすような安全装置を果たして人類は見つけ出すことができるだろうか。つくづく人間は歴史から学ぶことはないように思う。都度、我々は違うのだと勝手に思っている。
戦いは空想の世界を現実のものとする一方で逃げ惑う群衆は前世紀のままである。国外脱出を試みる状況は映画キリング・フィールドそのままである。西側諸国に雇われて働いていたアフガン人は必ずしも厳罰に処せられるわけではないだろうが恐怖の生活を強いられているだろう。日本はその中でも安全というのは単純には言えない。中村哲医師が殺害された国である。関係者を国外脱出させられなかったのは禍根が残るが憲法の制約があり初動が遅れた。憲法を改正しなければという意見もあるが短絡のように思う。冷静な検証が待たれる。希望したのに国外脱出出来なかった人々は何とかディス・プランのように混乱の時代を生き抜いて貰いたい。やがて安心して暮らせる時がくることを信じて。ここだけは映画のようになればと思う。
ロボットが戦闘を代替しても民衆の悲劇は多分来世紀も変わらないであろう。人類が一致団結するのは宇宙人が地球を攻めて来た時だけだろうと想像したが、ノアの箱舟、安全なシェルターへの避難を求めて我先に群衆が争う、そんな映画もあったような気がする。ゲームの電源を落とすような安全装置を果たして人類は見つけ出すことができるだろうか。つくづく人間は歴史から学ぶことはないように思う。都度、我々は違うのだと勝手に思っている。