太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

早合点

2021-12-31 08:43:04 | 日記
 朝雨戸を開けると坪庭のような小さな庭に白い粒が疎らに撒かれている。これは夏場に残った化成肥料(植木の下などに撒かれる白い顆粒状のもの)の袋を野良猫が食いちぎったのかと思った。それにしては量がやや多い。よく見ると米粒のような雪だった。外気温が低くそのまま残っているのだ。なんだと思って朝刊に目を遣ると、年越しお礼 日本銀行とある。現金給付がある時代、日銀も古いお金を廃棄したり、保管料を払うより再利用して貰おうと配布するのかと思った。記事を読むと「お礼」ではなく「お札」だと分かった。市中に出回る日銀券(おさつ)が121兆円とのこと。国民一人当たり1200万円。それにしては流れが偏っている。我が家には回って来ない。。多分何処かの理事長室の金庫に眠っているのだろう。今日は大晦日。朝から今年も早合点の性格は治っていなかったことが分った。
 昨日のヒラメの釣果?刺身はお預けとなった。一時的に海に預けて置いたと言う意味だ。同じようにルアーで釣る人も結構居たが誰も釣れている様子はなかった。天気は良かったが海は結構風が強かった。冬休みでサーファーが驚くほど大勢来ていた。風の割には波が小さくサーファーは波待ちでプカプカ浮かんでいるだけだった。県外ナンバーが多く楽しみにして来たのだろうがこれも残念というところだ。期待は須らく往往にして外れる。今年は夏場にクロダイを何枚か上げたから良しとしよう。今日は大人しく細々したところを掃除して無難に過ごす予定だ。

今年もあと2日か

2021-12-30 08:49:54 | 日記
 押し迫ってきたが新しい年になると何かが始まるわけではない。企業の組織変更や人事異動、決算などは会計年度で行われるから計画などもこれで衣替えするから4月が区切りだろう。昔は数え年で年齢を表したから生まれた年が1歳、正月を迎えると2歳となり正月は新しさがあった。今は満年齢だから正月は関係ない。鉄道や道路の帰省ラッシュが伝えられているが田舎もんが動くシーズンだ。多分今では正月休みより5月の連休の方が長い所は多いだろう。正月帰省を優先するのは季節が行楽に適さない真冬だからではないだろうか。満員で渋滞覚悟に出掛けるのは年老いた両親に会う目的の人が多いが優先度は行楽の次である。帰省は故郷で伝統行事や旧友に会うのも楽しみと言うかも知れない。拙老のように新興の中途半端な街に暮すと正月ならではの催事やしきたりは皆無である。子供らも帰る理由に事欠くだろう。電車で1時間は帰省でもない、立ち寄りと言うべきだろうが。
 正月の区切りといえば吊るしてあるカレンダーを取り換えるくらいだ。あとはただ寒い冬。さすがに堪えるこの寒さである。仕方なく炬燵でTVを点けると相変わらずお笑い芸人総出の下らないバラエティか、二番煎じの似たような番組ばかりである。大間のマグロ、スズメバチの駆除、路線バス旅、散歩シリーズ等々は何回も観た。作り手は若い新しい視聴者が育ってきており何度でも新鮮で受ける筈と思っているだろう。拙老のように何十年も観ていると焼き直しの安直さに腹が立つ。そういうお前も似たようなことを何度もブログに書くではないかと言われそうである。決して新しい読者には初めてだろうと思っているわけではない。正直年が行って書いたことを忘れているのである。老化現象と思って許して頂きたい。
 オミクロン株か、コロナは明らかに増加してきている。空港検疫での増え方も尋常ではない。日本は四方を海に囲まれてまさに水際作戦がとれるという自然の要塞に囲まれているのだが。逆に言えば守られ来た分だけ検疫のノウハウは遅れているという見方もある。長引くコロナで生活費同様生活スタイルもこれ以上切り詰めようもない所に来ている。今日は暖かいと言う予報だ。今年の釣り納めに出掛けてみよう。ルアーでヒラメを狙う、といっても釣ったことはないのだが。年末で世間は慌ただしい時なのに優雅な年末ではないかと思われるかも知れない。そんな悠長な話ではない。折込チラシには美味しそうな刺身が満載である。長く刺身は食べていない。一応予定では40㎝クラスを上げて刺身にして一晩寝かせて大晦日に食べる予定だ。後ろ姿で生活が懸かっている釣り人などと気取られてはいけない。あくまで余裕の趣味と見せなければ。

微妙なバランス

2021-12-29 09:33:33 | 日記
 国会議員が政策金融公庫の融資に関する口利き疑惑で在宅起訴された。議員(元)として許されないことであるがさもありなんと思う。業界団体の仕事で官僚や議員さんにお目にかかることは多かった。それらを通じて学んだことは、新しい政策や制度は民間のニーズ(それを必要とする者)が無ければ策定されないことだ。決して良かれと思って先行立案することはない。民間の陳情は彼らにとっても必要なのである。一度制度が出来上がってしまうとそれを利用する者が無ければ愚策となる。特に予算措置があると使い切れなければ翌年は予算が削られ、やはり無用の愚策となって手柄にはならない。今回の口利きをする方も問題だが聞く方も問題である。そこに遠山の金さんは存在しない。
 政治家と官僚の関係は官僚側の面従腹背が常である。どんなに忙しい時でも議員会館に呼びつけられれば飛んで行く。敵に回してはろくなことがないからである。国会で追及されるような事案があれば出世にも響く。議員が顎で高級官僚をこき使う姿を見ると民間の陳情者は恐れおののく。やはりこの先生は味方につけておかなければと思う。
 業界団体といっても圧力団体ではない。設立の趣旨はある官僚から、あなた方は様々な要望を持ってくるが個々に応えることはできない。団体のようなものがあれば窓口となって双方向の意思疎通に便利であるとの助言がありスタートした。太陽光発電関連の制度や補助施策は殆どこの窓口を通じての官民対話から生まれた。厄介なのは政治家との付き合いである。団体の活動主体は殆どが企業からの出向者、必要に応じて参集される会員各社の担当者であり基本ボランティアである。所属元会社は社員に対して厳しく特定の政治家に結び付くことを禁じており、中にはクビという厳罰のある会社もあった(特定の政治家を支援する企業は裏がある)。団体規約でも特定の政治団体、宗教団体、反社との付き合いは厳禁とした。パーティー券なども送られてきたが応じたことはないと思う。ボランティアでクビをかける者など居なかった。
 口利き疑惑で思い出すのはかって国際プロジェクトで受注した(こちらは失注)ライバルが新たにアジ銀に創設された環境枠の低利融資を利用したことだ。何と制度が創設されて1ヵ月も経たない内に融資決定である。市役所の窓口でも相当待たされるのにである。恐らく制度創設前から民間のニーズとしてネゴしていたのであろう。
 一言で政、官、民(産業)の関係は三面従腹背である。三足鼎立とも言える。1本でも足が折れると使い物にならない。口利き疑惑で政、民は出てきたがさて官は? 

薄紫の夜明け

2021-12-28 09:02:37 | 日記
 今朝は珍しく日の出1時間くらい前に目が覚めた。サラリーマン時代は1分1秒でも長く寝ていたいと思っていたが今はスパッと起きる。何か予定がある訳でもない。尿意も覚醒するからである。外はまだ真っ暗で何も見えない。やがて近所の屋根が黒いシルエット(silhouette書けないなあこの綴り)になりやがて辺りはほんの一瞬薄紫に染まる。
 薄紫の夜明け、歌謡曲のタイトルのようだが微かに見覚えがある。中学時代は修学旅行は希望号に乗って東京、箱根方面だった。今では泊った場所も忘れたが東京は下町の旅館だったと思う。朝早く目が覚めて窓辺から外を眺めると大きな通りが真っすぐ向うに続いている。まだ何の生活音も無く歩く人も疎らである。夜明け前、その風景が薄紫になった。東京は騒々しいと聞いていたが全くの静寂である。箱根では目の前に富士山が見えた。初めて見る富士で夜明けを待った。やがて薄紫の富士山が姿を現し、赤く、黄色く、やがて青く輝き出した。こんなに綺麗なものかと感動した。スナップ写真も何処かに散逸してしまい、これといった思い出もない修学旅行だがこの薄紫の景色だけは鮮明である。
 最近年のせいで情緒が鈍麻し、あまり美しいとかで感動することは無くなったが思い出とセットになると少しだけ蘇るから不思議である。
 

励行していること

2021-12-27 08:47:34 | 日記
 東京のコロナ感染に増加の兆しがある。東京の兆候はやがて各地に伝播していくことは経験済みである。第6波が危惧される中励行していることがある。鼻が少しでもムズムズすると直ぐに鼻をかむ。昔から風邪のときでも最初に鼻や喉に違和感を感じるのが最初であった。その内今ウィルスが入ったなと思うようになった。PCR検査の様子を見ていても鼻や喉の粘膜を採取している。やはり入り口はここしかない。入ってきたら即排除というやり方である。コロナが流行り出したこの2年間励行している。噛むときはこの野郎出て行けと念じる。ティッシュはすぐ無くなってしまうので今は机の傍にトイレットペーパーを置いてある。効果があるかどうか分からないが2年間は無事に過ごしてきた。トイレットペーパーには入り口と出口でお世話になっている。鰯の頭も信心から。お勧めしている訳ではない。
 今日も寒い。しかしニュースで見る山陰や北陸、東北、北海道の日本海側に比べれば何と言う事は無い。天気予報でも関東平野だけがぽっかり晴天である。家康の先見いかばかりか。