太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

アキレスと亀

2023-10-31 07:44:04 | 日記

 先日は旧市街で秋祭りがあり山車も出て交通規制で道路は大混雑した。ところが祭が終わっても道路は混みあっている感じだ。近くに大型の商業施設街区があり、次々と大型店舗が開店し平日でも昼間は街区から同心円状に裏道も含めて車で溢れるようになった。30年以上前この地に越して来た時は商業施設がある所は広大な田圃地帯であった。最寄りのJR駅は平屋で大きな駅名の木の看板だった。車が増えると事故も増えパトカーや救急車のサイレンがしょっちゅう鳴り響いている。大事故ではなく軽い事故だと思うが月に1度聞くかどうかだったが今は毎日である。運転しているのは結構お年寄りが多い。買い物の足代わりである。一方旧商店街は寂れる一方だ。平屋の個人商店が連なる街道沿いはアーケードができる訳でもなく駐車場は地元の人しか分からないような細切れ状態である。如何に老舗を謳ってもこれでは客は来ないだろう。

街も30年経てば様子が変わる。限界集落という言葉があるように街も年を取って行く。それに準えれば我が街は今壮年期ということか。しかし周辺の宅地化可能なエリアを徐々に埋まってやがて老年期に入って行くのだろう。避けがたい事実である。一足先に老年期に入った我が身としては老けて静かな穏やかな街が戻って来るのを待っている。

老けて行くと言う事は寿命が短くなって行くことであり何れは死を迎える。生物学的に避けることはできないが精神的には何とかなる。それは明日の事ではないと思う事である。アキレスと亀ではないが明日はまだ大丈夫と毎日繰り返せば永遠に辿り着かない。岸田内閣の支持率が26.9%と過去最低になった。国会では所得減税を打ち出しているが支持率上昇には繋がらないようだ。減税があっても自分達に恩恵がどれほどあるものか、減税の源資はまた赤字国債?それを補う増税?などと思ってしまう。金で人気を買うような政策は如何なものか。岸田さんに足りないものは政治生命を懸けるという政策がないことだ。今なら拉致問題の解決だろう。小泉さん以来これといった動きが見えない。電撃訪問して直談判するくらいの思い切った動きに出ることだ。所信表明演説でも最重要課題だと言っていた筈。経済を一丁目一番地と言っていたが経済は誰が首相になっても同じような事を言う。岸田色を出す事が支持率を上げる。ブレーンは何をしているのだろう。


勝手に解釈

2023-10-30 09:04:28 | 日記

 「七転び八起き」という諺がある。転んだ回数が7なら起き上がるのも7ではないかという疑問もあったが7回も転べば8回もあるぞ、それでもまた立ち上がる、何度失敗してもめげずに立ち上がるというという挫けない意思表明と思っていた。ネットで検索してみると人生は生まれた瞬間から歩けるわけではなく周囲に見守られ立ち上がる。それを1回目と数えるという仏教の教えに基づくとある。もっともらしい気がする。間違って蘊蓄を傾けていたかも知れない。ゴメン。同僚が仕事に失敗して落ち込んでいた時、人生七転び八起きだよというと、当人は七転八倒ですよと挫けたままだった。因みに「七転八倒」は中国の思想書「朱子語類の中に出てくるとのこと。ネットの検索で大概の疑問は解消される。今の人は頭が良いというか我々よりも物知りなのだろう。勿論9割方がそれ知ってどうなると?マークが付くものばかりだが。知らない言葉に出会うと直ぐ調べたくなる性分はそれはそれで厄介である。これから先は本当の老化で物忘れも増えてくるだろう。一つ忘れると一つ新しいことを調べる。それでバランスするつもりだ。あの爺さん肝心なことは忘れて妙な事はよく知っているなあという変な爺さんになるかも知れない。

日記の証である時事ネタを入れよう。プロ野球の日本シリーズが始まっている。阪神とオリックス一勝一敗である。ファンの人には悪いが両チームの選手名を殆ど知らない。今ではMLBの大谷がいるエンジェルスの選手の方をよく知っている。生涯でこんなことは初めてだ。TV中継が減るとこうなるものか。飛び抜けたスター選手がいないせいか。野球以外のプロスポーツが結構増えて興味が分散したせいか。巨人が強くなって野球ファンが増えるということは無いと思うが。日本のプロ野球もMLBのように新しいルールでファンサービスを考えるべきだろう。MLBはピッチクロックピッチャーが ボールを受け取ってから、投球動作に入るまでの時間制限)を設けて試合時間の短縮を図っている。日本で導入して6時開催を7時にすれば仕事帰りの人が球場に行きやすくなるのではと解説の人が言っていた。2時間以上のTV中継は観る方にも長すぎる。相撲と違って伝統とかあまり言わないから改革はできるのではないだろうか。間(ま)を考えるのもピッチャーの戦術の一つですと反対する煩型OBが必ず出て来る。韓国では来季から球審をコンピュータに変えるという話もある。味気ないなどと言っているから時代遅れになる。今後多くのスポーツでDX判定が持ち込まれるのだろう。全てのプロスポーツはファンのためにある。球場にも行かずTV観戦だけでファンと言えるのか?CMを見てスポンサーに貢献しているではないか。NHKは?受信料で貢献している。年と共に知識が増えるのではなく屁理屈が増えるのかも知れない。AIを使わないと仕分けできない。


何となく虚しく

2023-10-29 07:32:43 | 日記

 小学校の運動場で少年野球の子供達が練習をしていた。暫く眺めているとアルファードなどの高級ワンボックスカーが盛んに出入りする。運転しているのは若いお母さん方だ。子供の送迎だろう。自分は中型のファミリーカーを10年以上大事に乗っている。高級車が欲しい訳ではない。ああいうお母さん方も子育て支援とか貰えるのだろうなと思うと何となくやるせない。高級住宅街ではない。サラリーマンの多い住宅団地だ。勿論もっと経済的に苦しいところはあるだろう。収入による選別には行政コストがかかり過ぎるので一律給付も分からないでもない。それでもなんとなく不公平感を感じるのは僻みかも知れない。ああいう若いお母さん方が年寄りは年金が貰えていいねえ、私たちの時代はどうなるのかしらなどと言っていそうな気がして何となく腹が立ってきた。少年野球だって一丁前にユニフォームを着てヘルメットに防具までつけている。我々の頃はユニフォームを揃えているところは稀でバラバラの私服でランニングシャツの子供もいた。防具など付けていないのにバッターボックスに立つと当たれ当たれと味方からヤジが出る。軟式野球でも結構痛いのだがデッドボールになるとドンマイドンマイOK、OKと人ごとで囃し立てられる。痛い顔などできない。いやいや若いお母さんや子供たちが幸せになれるよう高度経済成長の時代に遮二無二に頑張ったのだ。良い風景ではないか。

親の苦労を目にして育った我々は、ああはならない、子供にだけは不自由させたくないと思っていた。結果親の苦労など知らないまま育った親が今の少年野球の親たちだ。長者三代続かずという諺がある。苦労話も3代続かずだろう。三代といえばほぼ100年である。100年経てば大抵の事は変わってしまう。


ああなるのか

2023-10-28 07:07:12 | 日記

 市の広報車が行方不明の老人の情報を流している。警察に代わってやっているのだが週に1回程度はある。殆どはほんの少し年上の方々である。家族はさぞ心配しているだろう。徘徊の可能性があってもまさか首に縄をつけておくわけにもいくまい。スマホの位置情報で見つかる人も結構いるのだろうが多分スマホを持たない人が行方不明になっている。年と共に自分はああならないと思っていたことが一つずつ現実になってくる。これも自分には関係ないと言い切れない。昨日散髪に行ったら髪が薄くなっている、実際には細くなっているような気がした。遺伝的に禿げる心配はないと思っていたのだが。横髪は嫌という程伸びるのだが頭頂はそうならない。別に禿げても構わない年だがちょっと寂しい。

不思議な事に今まで開催したことがない高校や大学の同窓会の案内が来るようになった。集まれる最後の年になったと思っているのだろうか。離れていることもあるが人間関係の整理に入ってからは新たな関係が始まるような場は遠慮している。あの頃に戻ってといっても年が戻る訳でもない。釣り場や市民講座で出会った新しい人達だけで十分である。しかも適度に距離を置いた関係は気楽である。今度一緒に○○をやりましょうとか旅行でもなんてなるとカレンダーでその日を気にしなくてはならないのも億劫だ。先の約束は忘れてはならないから負担に感じてしまう。美し都東京も今では遠い街になってしまった。小一時間電車に揺られるのも何だか疲れる。集まるなと言われれば集まる若者もいるだろう。ハロウィンで渋谷に集まる若者、その無駄な元気が羨ましい。この芝に入るなと札があれば入って見たくなる人は一定程度存在する。

気になる記事があった。サンキューハザードは違法かという問いに対し警察庁交通局は「ハザードランプを道交法施行令に定められた方法以外で使用することは、直ちに違法とは解されません」と回答した。法令に定めのない使い方とはいえ、必ずしも違法というわけではないようだ。違法かと疑問を持った人もいるのだ。可成り強引に横から割り込まれてもサンキューハザードは心和むものです。危険を知らせるのがハザードの本来の使い方?自分の場合はそうです。横から入ったけど追突しないでねとハザードを点け、ついでにサンキューと言っているのです。これは定められた方法で使用したことでは?年と共に出来なくなることが一つずつ増えてくるが屁理屈も一つずつ増えてきてバランスする。


目くじら立てなくても

2023-10-27 08:34:07 | 日記

 特別職国家公務員の給与を引き上げる法案が出てきそうだ。「特別職公務員」の代表的な役職としては総理大臣や国務大臣・人事官及び検査官・内閣総理大臣秘書官・裁判官・裁判所職員・国会職員・防衛省の職員などである。これに対して身を切る改革は隗より始めよとか何か功績があったのかなど世間は喧しい。しかし「特別職公務員」とは、国家公務員法に定める成績主義の原則などを適応するべきではないと判断される国家公務員のことだから功績の有無は関係しない。因みに首相は6000円アップして201万6000円だとか。一般職の引き上げに合わせて上げざるを得ないということか。例えば初任給を上げると先輩諸氏の給与も上がる。逆転現象が起こらないような給与体系にしなければならないことと似ている。みみっちい事を言うものではない。因みに上場企業の役員報酬で年1億円を超える人は500人以上いる。役員報酬をもっと下げて社員の給与を上げろと言ってもそれを決めるのは役員(株主と言う意見もあろうが)だから詮無い事。

そもそも首相は給与で働く者ではない。例え無給でもやりたい人は山ほど居るだろう。それよりもコロナ禍での給付金以来やたら支援金(補助金)の種類がやtら増えているのではないか。国は何処かに打ち出の小槌を隠しているに違いない。きっと大阪万博でも一振り二振りするのだろう。万博の施設は事後撤去(証拠隠滅?)されるようだが東京オリンピックのレガシーは今どんな経済的運用状態だ。目を向けるべきは他にあるだろう。どんなことでもネットは賛否両論出て来る。

もっと複雑な法案を出してみると良い。NHKスペシャルで「魔性の難問 リーマン予想 天才たちの闘い」という面白い番組があった。懸賞金がかかった数学上の難問のひとつである。「政府はリーマン予想の解を以下の論文とします。」としたらどうでしょう。ネット民は誰もその論文に賛否を唱えられない。公務員の給与問題は国民の誰もが喰いつける。特にネット民は。「総理、庶民が物価上昇で苦しんでいる中、何故今特別職公務員の給与を上げるのですか。国民の理解は得られないのではないでしょうか。」と遠くから記者に聞かれたら振り向きざまに無意味に「ことぶき」とでも答えたらどうでしょう。もうええわと記者もなる。