太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

何を呑気なことを

2022-02-28 08:53:09 | 日記
 コロナ禍といいロシアのウクライナ侵攻といい世界は大変な惨禍に見まわれている。こんな時に旅行やグルメ、子供やペット、自家菜園の話など呑気なことをブログに書くことは何となく後ろめたい気もするだろう。東日本大震災の時レジャーなどはタブーであった、というより自主規制が働いた。同じような感覚だ。しかし物は考えようである。惨禍の渦中にある人達が安穏と見える生活を見聞きした時、羨ましいと思う次にどうしたらあのようになれるのかと思う可能性もある。これは個人でも国家でも同じである。戦禍に見まわれない国にはどうすればなれるのか。世界全体が喪に服する必要はない。ただ条件がある。平和に暮らしている人達も時々は悲惨な状況にある人達のために自分は何ができるかを考えることである。それは趣味に生きていてもできることである。
 ロシアはある日突然撤退するのではないかと思っている。ウクライナがNATOに加盟しようとしたらこれくらいのことはやるぞという威嚇の目的は達成したのではないだろうか。いわば威嚇戦争である。当然撤退の理由は平和のためにというマッチポンプ方式だろう。ウクライナににとっては天災に近い悲劇である。一方でこんなことにならないようにNATO加盟で集団安全保障という意見も出て来る。人間のやることは昔からそう大きく変化はしていない。変化というより進歩はしていない。暖かい春を待つだけという高齢者も世界には沢山居る。その平和が羨ましいと思う人も沢山居る。ニュースにならない日常を有難いと思わなければならない。

戦時下の大統領

2022-02-27 08:27:58 | 日記
 誰もがまさかと思った軍事侵攻である。新聞一面はコロナからウクライナに変わった。ロシアは未だに爆撃という誰の目にも明らかなやり方で国際非難の的になっている。プーチン大統領は今何をしているか。殆ど戦況のことしか頭になくとても普段の施政問題など手に着かないだろう。それでもロシアが平時と同じように動くなら大統領の存在意義はない。市民講座で「恐ロシア」とか言って何度かロシアに関する講義を受けた。殆どは政治問題と少しの経済問題だった。国民性に触れるような話は聞かない。拙老が願う、多少貧しくとも世界から尊敬される国になりたいという思いは何処にも感じられない。プーチンさんの数少ない日本の友人、安倍元首相のコメントが時々新聞に載るが向うは友人とは思っていなかったのだろう。北方領土問題など夢のその先に追いやられた。
 国際問題が起こったとき何時も不思議に思うのはフランスの存在である。大国、強国とも思わないが明確に意見を述べ影響力を発揮する。ドイツもメりケルさんはそうだったが今は天然ガスの問題があり奥歯に物が挟まっている。国際紛争の場合、どちらの側にも擁護派と理屈が存在するが今回ばかりはそうは行くまい。「資源の輸出」だけを人質とする一本足外交は上手く行かないだろう。「核」だけを頼りの外交しかりである。厄介なのは中国だろう。同じようなことが起こった場合世界には援助を含めて経済的に中国に依存する国は多い。また中国もそのような関係を期待してきた。その時日本は果たしてフランスのような存在になるのだろうか。コロナといい歴史上の遺物と思っていた出来事が短い一生の間に起こるなどと夢にも思っていなかった。ニュースにならない県は平和であるとブログに書いたことがある。世界の国でも同じような事が言えるかも知れない。

祈ることくらいしか

2022-02-26 07:34:02 | 日記
 今の時代にも起こるんだと世界中が驚愕したに違いない。地域紛争ではない。国対国である。ロシアが武力でウクライナに侵攻し制圧しようとしている。西側諸国は経済制裁を課すとのことだが即効性はない。ロシアは報復としては天然ガスの供給を制限するだろう。ロシアのガスに頼るヨーロッパには大きな影響が出る。また天然ガスの世界的高騰も危惧されており世界経済への影響も計り知れない。ガスが高騰して売り先が減ればロシアとて総収益との兼ね合いが出て来るから必ずしもロシアを利するとは限らないのだが。思い知らされるのはエネルギー自給率の大切さである。100%とは行かないまでも輸入に頼らずとも一定程度は自給率を維持しておかなければならない。エネルギー安全保障は喫緊の課題だ。再エネは高いから、経済性に劣るからという理由は安全保障の価値をどこまで認めるというのだろうか。理想的には最低限生きて行けるだけの自給率は確保しておかなければならない。こんなことを書いて他山の石のつもりか。ウクライナの悲劇を対岸の火事のように冷たく扱っていると思われるかも知れない。続けるにはキーが重い。
 一番弱い所から弱って行くのは戦争に限らず同じである。今日はウクライナの人々に一刻も早く日常が戻り、再び平和が訪れることを祈りブログを終える。

巨人の暴走

2022-02-25 08:28:41 | 日記
 が止められない。これが野球の話なら大歓迎の人も多いだろうがロシアがウクライナに本格的に軍事侵攻を開始した。国連安保理の常任理事国が暴走すると国連が如何に無力であるかが分る。ロシアが本格的にウクライナに軍事侵攻してきた。軍事施設の無力化と言っているが民間人の犠牲者も増えてくるだろう。ウクライナは1991年ソ連解体により独立したが1994年米国・英国・ロシアなどと「ブダペスト覚書」を締結し、当時世界3位規模であった核兵器を放棄するかわりに、領土の安全と独立主権をアメリカを中心とした安全保障に託した。1800余基の核弾頭とICBMを全てロシアに返還・廃棄し、1996年には全ての核兵器をロシアに渡し、非核化を完了した。元々ソ連時代に配備されたもので返還・廃棄という流れは世界が歓迎した。しかし今ウクライナの外相の発言はこの判断を悔やんでいるかのように聞こえる。市民へのインタビューでも同じようなことを言っていた。核兵器さえ保有していればこのような事態にはならなかったかのように聞こえる。日本にも同じような意見を持つ人は居るだろう。北朝鮮の核開発も容認するのだろうか。核は持って良い国とそうでない国があるというのは幻想の線引きである。世界の全のの国が保有する、あるいはしないの2択しかないように思う。
 昨日はちょと外出して帰ってくるとお隣のアフガン家族の家の前に救急車が止まっていた。小さい子供が多いから何かあったのか、それとも向かいの老夫婦に何かあったのか。2階に上がって直ぐ降りてみると救急車は居なくなっていた。誰が運ばれたか分からない、サイレンを鳴らして居なかったので緊急事態ではなかったのかも知れない。近くにバイパスがあり救急車のサイレンが聞こえない日はないくらいだ。あのサイレンの下ないはとんでもない緊急事態が起こっているのだろうがほぼ毎日なのでまたかと思ってしまう。爆撃、砲撃する側はこの弾の行先には人が居ると意識するのだろうか。殺人が平静に行われるのだろうか。救急車のサイレンの下どころか空襲警報のサイレンの下ではとんでもない不幸が起こっている。何か原因があってこのような目に逢うのか、今ウクライナの市民は自分達の何が悪かったのか分からないまま戦争の脅威に曝されている。日常はいとも簡単に政治判断で覆されてしまう。何百年経っても過ちは繰り返され人間が進歩などしていないことは明らかである。巨人の暴走を食い止めるあるいは抑止力となるのは巨人以外が一つに纏まることしかないように思う。そういう仕組みが考えられたとき始めて人間も進歩し知恵をつけてきたと言える。

皆どうしているのだろう

2022-02-24 08:33:46 | 日記
 どうなっているのだろうと言う方が正しいかも知れない。コロナ禍で人に会うことは極端に減り、コロナが無くても会う機会など無くなった人達。遡れば職場もそうだが仕事で知り合った人達、学生時代の人達、かつては紅顔の美少年、美少女、熱気に包まれて働いていた者達。こちらも顔に皺やシミが目立つようになってきたが彼らの年が行った姿は想像できない。もし街で偶然すれ違うようなことがあっても互いに見分けられないことは想像できる。かと言って懐かしいから会ってみたいとは思わない。こんな奴では無かったとの思いは向こうも同じだろう。既に親が亡くなった歳を相当過ぎ、親が老人になった姿は見ていないが既に親は年下になってしまった。年上になった子供に向かって親は何と言うだろう。お前も老けたねと言うのだろうか。親に老けたねと言われたら別のショックである。これは実話で、久し振りに帰郷した部下に、親は元気だったと聞くと、お前も老けたねと言われたそうだ。今は正真正銘老けただろうが。
 天気予報では寒さも今日までで週末からは15度くらいまで上がるそうだ。その先寒の戻りがあるかも知れないが3月の寒さは耐えられる。春になって暖かくなれば何かあるかと問われれば何もない。何処かに出掛ける予定も希望もない。ただただ暖かくなるだけが楽しみである。安上がりの楽しみである。春になれば砂浜で餌ガニが採れるようになりタダである。高いルアーが根掛りで切れることも、生餌を買う必要もなくなる。ガソリン代が高騰しているが10年前から燃費の良いHV車に乗っているので経済的である。最初の頃はエンジンブレーキが効きにくいので信号待ちに後続するときブレーキで減速することに慣れなかった。今では長い下り坂ではシフトを自然に2ndに入れるようになった。慣れである。隣のアフガン家族が私と同じ車種、色も同じ黒の車に乗り換えた。2台同じ車が並び、片方は10年、片方は新車である。盗難車として人気がある車種だがこれで防犯強化ができた。どちらを選ぶかは自明で防犯までがタダになった。物皆値上がりの春だがタダを見つける楽しみはある。その内土筆も顔を出すだろう。