このところ5時過ぎには目が覚めてしまう。若い頃なら2度寝をするところだが完全に覚醒している。暑くて寝苦しいわけではない。寧ろひんやりとした部屋は快適である。早く起きた朝はという中年(?)女性タレント3人が他愛のない井戸端会議風のおしゃべりする人気のTV番組があるがこちらは話す相手などいない。近所に迷惑が掛からないよう静かに雨戸を開ける。太陽は既に東の空に昇っているが爽やかな冷気が吹き込む。部屋の片隅に何かが動いたので見るとヤモリだ。10年位前に1度見掛けたときには追い出そうと慌てたが素早い。調べてみるとヤモリはこれと言った害はなく虫などを食べてくれるから益の方が多い。だから家守りというのだそうだ。何処かに隠れるまで放っておく。
そういえば昔先輩とネパールに行った時、ホテルの部屋の中で目が覚めると天井や壁に何匹もヤモリが居た。先輩から蚊などを食べてくれるからマラリア予防になると言われた。それでも寝ている時に口を開けていたら水飲みにやってくるのではないか、宮本輝の小説「春の夢」に出て来る壁の中で釘に刺しぬかれたトカゲのようなヤモリもいるのではないか、井伏鱒二の岩屋のなかで身動きがとれなくなった山椒魚のようなやつもいるという似た者同士の想像的連想恐怖に襲われた。
小さな庭に目をやるとこの時期は腹の膨らんだ尻尾の切れたトカゲがウロチョロする。食べ物を探しているのだろうが何かを捕まえて食べているところは見たことがない。似たものと言えば子供の頃に池で釣り上げたイモリだ。腹が真っ赤で気味が悪くガキ大将からは毒があるから触るなと言われた。泣く泣く貴重な針を切って放してやった。
梅雨明けで暑くなると時々大きな蝶々が飛来する。母親が梅雨の大雨の時亡くなったので蝶々は亡くなった母親が元気でやってるかと訪ねてきているのではないかと思っている。相変わらずだよと答える。そういえば今朝のヤモリは先輩が訪ねてきたのではと思った。平均寿命を少し過ぎた頃だろうか。平和に暮らしていればと願う。ヤモリ、イモリ、山椒魚、トカゲと似たもので連想したが若い頃母親は小児科医で看護師をしていたとのこと。医院の先生のところに時々井伏鱒二が遊びにきていたと聞いたことがある。真偽のほどは知らないがこれも何だか関連している。話し相手はいないと言うがブログの独り言は3人のオバちゃんの雑談を遥かに超えているのではないかと言われてしまいそうだ。連想はここでストップ。
そういえば昔先輩とネパールに行った時、ホテルの部屋の中で目が覚めると天井や壁に何匹もヤモリが居た。先輩から蚊などを食べてくれるからマラリア予防になると言われた。それでも寝ている時に口を開けていたら水飲みにやってくるのではないか、宮本輝の小説「春の夢」に出て来る壁の中で釘に刺しぬかれたトカゲのようなヤモリもいるのではないか、井伏鱒二の岩屋のなかで身動きがとれなくなった山椒魚のようなやつもいるという似た者同士の想像的連想恐怖に襲われた。
小さな庭に目をやるとこの時期は腹の膨らんだ尻尾の切れたトカゲがウロチョロする。食べ物を探しているのだろうが何かを捕まえて食べているところは見たことがない。似たものと言えば子供の頃に池で釣り上げたイモリだ。腹が真っ赤で気味が悪くガキ大将からは毒があるから触るなと言われた。泣く泣く貴重な針を切って放してやった。
梅雨明けで暑くなると時々大きな蝶々が飛来する。母親が梅雨の大雨の時亡くなったので蝶々は亡くなった母親が元気でやってるかと訪ねてきているのではないかと思っている。相変わらずだよと答える。そういえば今朝のヤモリは先輩が訪ねてきたのではと思った。平均寿命を少し過ぎた頃だろうか。平和に暮らしていればと願う。ヤモリ、イモリ、山椒魚、トカゲと似たもので連想したが若い頃母親は小児科医で看護師をしていたとのこと。医院の先生のところに時々井伏鱒二が遊びにきていたと聞いたことがある。真偽のほどは知らないがこれも何だか関連している。話し相手はいないと言うがブログの独り言は3人のオバちゃんの雑談を遥かに超えているのではないかと言われてしまいそうだ。連想はここでストップ。