太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

宇宙人の存在

2019-09-30 09:16:59 | 日記

最近、宇宙人は存在するが地球にやってきた痕跡が無いのはあまりに太古の昔にやってきたのではないかという論文が出た。確かにまだ地球が灼熱地獄の頃とか人類誕生の遥か前なら痕跡が無くて当然である。だからどうなんだと言われるがどうでも無い事ではあるが。以前ブログでプレデターの大きな鉤爪のような手では精巧な宇宙船は作れない、操作ボタンもある大きさが必要になるからと書いたことがある。最近誤りに気付いた。鉤爪で作れる範囲の造作をする。そのロボット(装置)がやや小さめの精巧なロボットを作る。さらにと進めて行くと人間の手先くらい器用なロボットを作る。これで人間並みの宇宙船は作れる。人間だって半導体の製造ロボットのような作業は自らの手ではできない。だから人間はミクロンの世界まで至る半導体など作れないと決め付けたようなもので間違った考えだった。

小咄だったか星新一のショートショートか小松左京か忘れたが昔読んだもので「地球を救った猿」という話がある。地球征服にやってきた宇宙人が地表に2本足で歩く生物を見つけて、遠くから観察していたがこいつか地球の支配者はと思い一頭を捕まえた。宇宙船の中で早速生体検査をしてみると意外と知能は低い。だめだこんな下等生物が支配する星を侵略しても何のメリットも無いと諦めて去って行くという話である。宇宙船の中には哀れに捕獲された一匹のチンパンジーが横たわっていたというストーリーだったと記憶している。恐竜時代に食糧を求めて宇宙を彷徨っているエイリアンが地球にやって来て恐竜を1頭捕まえて試食したかも知れない。ダメだこんな固い肉では、A5ランクの黒毛和牛くらいでないとと言って去って行ったかも知れない。彼らがやってくるには2億年くらい早過ぎた。

最近銀河同士が衝突し合体する、中心にあるブラックホールも合体し一つになる写真も公開された。大好きなSF「百憶の昼と千憶の夜」にも銀河が衝突し合体する場面が出て来る。そこで起こっているいることは想像を絶する壮大な宇宙絵巻であるが、もし地球がそこにあっても変化は感じないであろう。宇宙の時間は人間にとってあまりにゆっくりと流れる。速いのは自分を取り巻く時間の変化だけである。


一般教養

2019-09-29 10:49:01 | 日記

昨日は市民講座で「自由貿易とTPP,RCEPの行方」というテーマだった。総花的、解説的講義で確かにTPP11とかRCEPの意味合いは理解できたが残念ながら一般的教養どまりで何か新しい発見は無かった。やはり講師が独善的でも良いが私見を何処かに挟まないと迫力に欠ける。多分、アジアの経済統合(RCEP)を強力に推進し、米国包囲FTA網を作るのが最良の方策だと言いたいかったのだと思う。かなり間接的にアメリカのTPP離脱や米中貿易戦争を批判しているようには聞こえた。さらに米国がWTOからも離脱を仄めかしていることについて、米国はリーダーシップを発揮してWTOのルール作りやTPPを推進してきたのに自らそれを壊しているとも批判的な発言をしていた。

じゃあ日本はどのようなリーダーシップを発揮するかまでは言及しなかったのが教科書を読むようで刺激がなく、SEXYな講義ではなかったと言える。質問でトランプ氏の暴走を止めるにはRCEPが団結してオフサイドトラップを掛ければ良いと思うと感想を述べた後、今回の講義で自由貿易の必要性と様々な動きは理解できたがこれら貿易交渉は決して官が自らの判断で発案するのではなくあくまで民間の要請に基づき動いているという形をとるのでしょう。民間の資金的、労力的協力がなければ資料集めすらできないと思うしWTOの訴訟では民間の負担金も相当大きく、ロビー活動などでも費用負担はあるのでしょう。これは正しいやり方だと思われますか。答えはどうもそちらの方が実務に詳しいようで、私は大学の講義などが中心で裏の作業はあまり知りません。米国では関係団体が相当資金負担をしていると聞いています、とのこと。ついでに、貿易交渉でWin-Win(共存共栄)の結末など無いでしょう。良く行ってDraw(引き分け)でしょう。国民の目を欺いています、と付け加えた。いやなオヤジと思っただろう。不思議だったのは米中貿易戦争で中国からの輸入の伸びが抑えられているのにインド、ベトナム、台湾などでは増えている。対中赤字が分散しただけなのか、不必要なものを中国から輸入していたのだろうか。何れにせよ全ての貿易交渉で膨大な民間(負担)協力があることには違いない。自動車業界は一体幾らの資金援助をしているのだろう。国益のために国が独自でやっているとはとても思えない。裏の作業が垣間見えると面白かったのだが。

ラグビーW杯で日本がアイルランドに勝ったことが歴史的勝利としてマスコミを賑わしている。ラグビーはルールを知らないのであまり観ることはないが多分凄い事なんだろう。ただ日本チームに外人が多いことに驚いた。家電の店に入った。ルンバは少し大き過ぎる。直径15cmくらいで日本の家屋は事足りるだろう。先日の釣りではクロダイでボウズが続いたので何時もの場所で何時もの釣りをやってみた。40cmくらいのセイゴが2尾、12,3㎝のハゼが10匹、日常は裏切らない。競歩の金メダルは地味だが凄い。東京まで頑張れば4時間くらいで歩けるのだと感心した。


呆れて物が言えない

2019-09-28 09:55:08 | 社会観察

久し振りに開いた口が塞がらないニュースが飛び込んできた。関西電力の役員ら20人が高浜原発が立地する高浜町の元助役から7年間で3億2千万円の金品を受け取っていた。原発工事請負の会社からの資金が流れ還流したらしい。町として拠出したわけではないが、工事会社は当然工事費に含むだろうから関電は工事費を経費として計上し、電気料金により回収する。言ってみれば電気利用者がこの金を負担しているのと同じである。民間企業同士の取引だから公務員と違い贈収賄事件にはならない(稀に民間企業でも役員が不正の請託を受けて金品の受領をすると収賄になるが)。

記者会見で、儀礼の範囲を超えたものは返品の機会をうかがっていたとか、所得として追徴課税を払ったとか、金品はいつか返そうと思っていた?預かりものか、子供でもこんな言い訳は通用しない。一流企業の役員とも思えない。三流の下なら納得いくが。普通の企業では利害関係のある相手から金品を受け取ると懲戒解雇とか降格、減給など厳しい処分が下される。関電と言えば東電の後を引き継いで電気事業連合会の会長に就くなど業界の盟主である。名前の挙がっている会長や社長も随分(偉そうに)権威ぶっていたことを思い出す。事件の構図は途上国あるいは小説にもなった戦後の贈収賄とほぼ同じである。電力会社が優良企業と言われたのは総括原価方式でコストに一定の利益を上乗せして稼ぐから余程の事が無い限り赤字にはならない。従って役員連中の経営手腕など関係ないのに(経営は)安定しているから優良と思われているだけである。決して名経営者の手腕による安定ではない。先日も東電の役員の原発自己責任が問われた裁判があり、無罪となったがその程度の経営陣である。

事件の露見は元助役への税務調査が国税局により為されたことが始まりである。関電の関係者は枕を高くして寝られなかっただろう。何故このようなことが起こったか、電力会社の仕事では原発関連が最も難しいと言われていた。新エネルギー関連の財団法人に東電から天下りした部長(理事だったか)が居た。物凄く偉そうにする人で官庁の役人すら木っ端扱いしていた。聞けば東電では反社会勢力との調整など原発関連の裏仕事をしていたと言う。業界団体が住宅用の補助事業を委託した時些か関係したがやりとりの詳細は割愛する。有り体に言えば純粋民間企業では考えられない言動であった。太陽光発電でもメガソーラーなどの土地利用では裏の仕事も多分あるのだろうが未だ事件化したものは無い。土地や工事が絡むといきなり時代は50年前に遡ってしまう。多分変わらない社会なのだろう。この件は横並びの好きな電力業界のkとである。他の原発でも大なり小なりあることなのだろう。すぐ九電に行ってみたらどうだ。サラリーマンの晩年に辛い日々がやってきたものだ。経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)の27日の定例記者会見も奮っている。「詳細な情報が分かっていない」としたうえで、「八木さんも岩根さんもお友達で、うっかり変な悪口も言えないし、いいことも言えない。コメントは勘弁してください」と語ったとのこと。友達じゃなかったら変な悪口も言うのか。経済団体の盟主もお友達サークルだったのか。電力も経団連もこの程度の組織である。少なくとも関電は経営陣総入れ替えだ。トランプならそうする。損をしているんですよ電気料金で。


サラリーマンで良かったこと

2019-09-27 08:19:18 | 仕事に関すること

宮仕えとか言って理不尽の塊りのように言われるサラリーマン。確かにその一面はあるが振り返って良かったことが二つある。一つは毎日違う仕事(出来事)に遭遇し決して飽きるということが無かったこと。もう一つは沢山の人々に出会う(知り合いになる)ことができたことだ。比較的外部との接触が多い職場だったから内外を含めて非常に多くの出会いがあった。多分他の職業だったら経験できなかったと思う。少なくとも交わした名刺は数千人に及ぶ。

今では顔と名前が一致して覚えている人は少ないが何気ない会話で覚えている人も居る。海外にも関連会社があり、何度か出掛けたがドイツ人で忘れられない者が居る。自分より10歳以上若かったように思う。営業マンだったが当時はFITが始まるよりだいぶ前であり太陽電池の市場も補助金市場に限られていた。中でもヨーロッパではスイス、ドイツ、イタリアが先行して市場化が進みつつあった。ドイツに販売拠点を置いていたので海外営業の者と出張し営業支援をすることになった。3ヵ国の顧客を訪問するのだがクレーム処理が主な目的であった。

彼は若い営業マンだったが注文を取ることには長けていた。その彼と客先を回ることになったが随分と客先に可愛がられていることは良く分った。その彼と駅のホームで電車を待っているとき、突然に「あなた方は良いよね、ちゃんと大学も出ているし。」と。陽気だった彼が真顔で「自分は高校を出て直ぐに世界を放浪していた。今の会社も新聞広告で知って入った。だから失敗は許されないし注文だって成果を出さないといつクビになるか分からない。でもこの仕事は性にあっているから好きだ。」と言う。生粋のドイツ人であり背も高くてちょっと見エリートなのだが「同じだよ我々だっていつクビになるか分からない。それに世界を旅するなんて凄いじゃないか。真似できないよ。」と言うと気を取り直したのか、家に招待された。狭いアパートであったが新婚で赤ん坊が居た。赤ん坊のベットに小さな扇風機が取り付けられている。冷房が無いからこれは自分で工夫して作った、いいだろうと自慢する。その彼はその後会社を辞めた。与信の限度額を超えて注文を取るとか、契約書の不備でとか問題が多かったそうだ。当時はシルテムを導入する客もベンチャー的色彩が強く与信などなかなか引き上げられない。しかも石橋を叩いて壊し渡れなくするくらい固い会社であったため彼には無理があったのかも知れない。それでもヨーロッパに遺した彼の実績と赤ん坊を可愛がる姿は今でも忘れられない。こういう人達が市場を作って行った。


試し行き

2019-09-26 09:06:49 | 社会観察

昨日は晴天で風もなく暑さも気にならないほどの釣り日和であった。先日買った延べ竿での試し釣りである。勿論クロダイ狙いで何時かオジサンが50cm、40、30cmと大漁をしたポイントだ。ところが餌となる小蟹が獲れない。蟹穴はあるのだが何れも小さく適当な大きさのものがいない。それでも何とか10匹くらい捕まえてポイントに向かった。先日のオジサンは釣っていない。シメシメと竿を出す。ところが竿は5mを超える長尺なので結構重い。オールカーボン製なら軽くて丈夫なのだが何万円もする。ちょっとケチって買ったら片手で支えるには疲れる。こんあこともあろうかと工事屋がベルトに吊るして工具入れにするアタッチメントを買って来てある。ベルトに通して竿の尻をこの工具入れに突っ込み片手で竿を持つと実に楽に支えられる。準備は万端である。おまけにクロダイの締め方までネットで調べてきてあるから臭みもなく上等な刺身が作れるはずだ。準備おさおさ怠りなしのところか。ところがこの日は海藻が岸に向かって流れておりやたら道糸に絡みつく。海では潮流や風の具合によって時々大量の海藻が押し寄せることがある。その日に当たってしまった。釣りどころではなく海の掃除をしているようなものである。周りを見ても釣り人がやけに少ない。諦めて帰ったかネットで情報が流れたかだ。3時間くらい粘ったがボウズ。適度に日焼けをしたせいか疲れが出て夜は爆睡となった。

行き返りに何度も自衛隊の車両とすれ違った。「災害派遣」の大きな幕をつけている。台風による被災地の救援だろう。あれを見ると、災害時の自衛隊は不可欠なものだと思ってしまうだろう。だからと言って憲法改正で自衛隊の位置づけをはっきりさせようと言うのは意味が違う。憲法に位置付けるのは軍隊であってレスキュー隊ではない。庶民は勘違いしてはならない。

誰かがTVで防災庁のようなものが必要ではないかと言っていたがその通りである。大規模災害は必ず起こる。一元管理の防災庁は直ぐにでも必要ではないだろうか。千葉の例を見ると、少なくとも情報の一元管理は早急に必要である。内閣府政務官に防災担当としてあの手繋ぎスヤスヤの今井議員が任命されている。遅ればせながら現地視察が報じられた。その後どうしたかは伝えられていない。今後の勉強のためとか言ったら袋叩きだったろう。やはりパフォーマンスだったのか。もし一元管理が実現したも官房長官が言う、適材適所の人事をしてはならない。

小泉さんの環境大臣としての国連デビューもあった。発言でいろいろ物議を醸しているようだが実害のある発言ではない。政治家は言葉が全てであると言うが、正確には言葉から全てが始まるのである。氏はこれまで数々の勇ましい発言をしてきたが自分の言葉に酔うきらいがある。本当の勝負はこれから何をするかである。特にブチ切れた時の言動は楽しみだ。黙って上手く行ったのは結婚くらいか。