まだ夏も終わってないのに新聞に正月の御節料理の宣伝がデカデカと載った。老舗料亭の監修とある。相変わらず絶対に重が重ねられないような豪華な具材の飛び出し、海老は相変わらず半身を乗り出して逃げ出しそうである。何度か騙されて買ったことがあるが大抵はアイロンで押さえつけたように全ての具材は平らになっている。老舗料亭は何を監修しているのだろうか。ここ何年も言っているのにJAROもいい加減何とかしなければ、名実ともに誇大広告だろう。世の中こんな愚痴よりもっと取るに足らないニュースもある。崖に迷い込んだ子ヤギがポニョと名付けられたそうだ。このニュースは何の想像も駆り立てない。わが街とはいえ、それで?というところである。ネパールの田舎で道路の法面の草が芝のように綺麗に刈り取られていた。こんな田舎でもよく手入れされていますね、余裕があるのでしょうねと言うとヤギが食べているんですと言う。確かに放し飼いのヤギが屯していた。ポニョよりニュースバリューがある。
今年でなく今回も懲りないなと思うのは自民党の総裁選である。党員・党友も含めた選挙をと訴える石破氏に対し国会議員と地方の代表だけでという幹事長の間の鬩ぎあいは禍根を残すのではと思う。派閥からいうと幹事長側の思惑が通りそうだが落としどころは来年9月の党大会ではそうする、今回は緊急事態でワンポイントリリーフですという約束だろう。果たして石破さんは納得するだろうか。脂が乗り切った時期を過ぎると立派な政治家でも注目されなくなるのは常である。下手すると飛び出して新党立ち上げ?それに野党の一部が乗っかる?悪夢のようなシナリオもあり得る。国会議員による投票となると派閥の力で決まる。何時か来た道である。何れにせよ誰が選ばれようと相当厳しい政局が待ち構えている。菅さん、トランプさんと付き合うのは気が重いだろうな。いっそバイデンさんが新大統領になれば互いに新人、新たな関係が作れるだろうが。今Intermission、いよいよ9月は政治劇場の開幕である。マスコミ風見鶏の動きも激しくなる。コメンテーター諸氏の芸術的蛇の寝返りも見ものである。
今年でなく今回も懲りないなと思うのは自民党の総裁選である。党員・党友も含めた選挙をと訴える石破氏に対し国会議員と地方の代表だけでという幹事長の間の鬩ぎあいは禍根を残すのではと思う。派閥からいうと幹事長側の思惑が通りそうだが落としどころは来年9月の党大会ではそうする、今回は緊急事態でワンポイントリリーフですという約束だろう。果たして石破さんは納得するだろうか。脂が乗り切った時期を過ぎると立派な政治家でも注目されなくなるのは常である。下手すると飛び出して新党立ち上げ?それに野党の一部が乗っかる?悪夢のようなシナリオもあり得る。国会議員による投票となると派閥の力で決まる。何時か来た道である。何れにせよ誰が選ばれようと相当厳しい政局が待ち構えている。菅さん、トランプさんと付き合うのは気が重いだろうな。いっそバイデンさんが新大統領になれば互いに新人、新たな関係が作れるだろうが。今Intermission、いよいよ9月は政治劇場の開幕である。マスコミ風見鶏の動きも激しくなる。コメンテーター諸氏の芸術的蛇の寝返りも見ものである。