太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

実体験が減るのは仕方ないこと

2020-10-19 08:33:02 | 日記
 年がいってきたなと実感するのは体中にできるシミである。最初は腕だったが最近は顔にも目立つようになってきた。美魔男を目指すことなどさらさらさらさら無いが抗えない老化である。それでも80や90になった時、ふっくらとつるんとした張りのある顔をしていたら逆に怖いだろうと思う。何処かで実年齢に追いつかないと不自然さだけが残ってしまう。白髪が目立つようになった頃10歳も離れている部下から白髪が羨ましい、何時までも黒髪で客先に若く見られて小物扱いされると愚痴られた。そんなものかと思っていたが職場を離れて10年振りくらいに彼に会ったら殆ど禿げ頭だった。一気に年上になってしまった。外観が実年齢を越えるのもまた悲劇かも。
 年が行くと実体験が減って行くことも避けられない。毎日ブログを書いていると痛切に感じる。新聞などでコラムを担当している人もそうであろう。昨日何があったとか明日の予定はなどは稀である。ネタは故事来歴とか季節や気候、政治を含めた時事に求める。時には古今東西の文学などに触れ知識と教養の一端を披瀝する。こちら凡夫にとってはインターネットが恰好のオモチャである。ネット記事で世間が分ったような気になり、情緒も薄れたこの頃だが時に驚き、憤慨し、感動もする。実動は指先と眼だけであり虚体験である。
 今年はコロナに関するブログを随分書いた。幸いにも周りに感染者は居ないがネタとしてはさも感染の渦の中心のように感じてしまう。このままではコロナで始まりコロナで終わる1年となる。飲食や観光、アミューズメント業にとってはとんでもない1年である。それ以外にもプロスポーツは変則的な運営を余儀なくされている。顕著なのがプロ野球だがMLBもそうで例年に比べ試合数が少ない。結果として様々な記録が例年と比較し難い。この辺りが今一つ盛り上がりに欠ける要因だろう。年間××という記録は注意書きつき参考値になりそうだ。観る方も残念だが選手はもっと大変だろう。無観客の試合も多く、当然来期の年棒にも関係してくる。コロナ不況は一般の産業にも打撃を与え、今冬のボーナスをゼロとする企業も伝えられている。基本給を抑えてボーナスの比重を大きくしている会社の従業員は悲惨だ。固定給は手を付けにくいがボーナスは業績に直接連動する。いわば経営側にとってこういう時の下げ代だ。何処かに景気の良い話は無いのかとネットで探した。見つからない。景気に上下されないフラットな我が生活は相対的に明るい方に分類されるかも知れない。ただGoToという出費などとは無縁でついに限界が来たチノパンをユニクロに買いに行く。やれば出来た無人レジも終えたらどこかリッチな気分になった。これくらいの慎ましさを覚悟するならフラットな生活にどうぞ。