アメリカとイランの関係がきな臭くなってきたので転ばぬ先の何とかでガソリンの給油に行った。まだ残量はあったので30㍑も入らなかった。5円上がっても150円の差である。さらに満タンにすると多少重くなるので燃費は落ちるだろうから杖にしては頼りない。大型のベンツに乗ってコンビニに買い物に行く人と同じで何処かで節約しないとという思いである。勿論ベンツの人は車の燃費など気にしないだろうから節約アイテムは限られている。こちらはあらゆる活動が対象となる。釣りだってこれからの季節はクロダイやキビレを狙えるから餌代は不要となる。砂浜で砂ガニを捕まえて餌にする。全くタダで遊べる機会などそうあるものではない。何時もの海岸はサーファーも多いがこれも初期に道具を揃えてしまえばゲームセンターと違い、1日タダで遊べるから若者の遊びには適している。現場まで行くガソリン代くらいが出費だろう。
ガソリンと言えば配給券のお世話になったことがある。日本ではなく一時期のモンゴルだ。秋口、冬の羊の餌となる干し草刈りのために大草原で大型の草刈り機が動いている。名前は知らないがトラクターの両翼に何十メートルもある巨大なカーラーのような回転刃がついていて大草原を行き来している。この動力のためケロシン(モンゴルでは軽油もガソリンもケロシンと言っていたような気がする)が使われるためガソリンも逼迫する。ウランバートルを車で出て地方に行く場合、境界に検問所が設けられ片側に大きな錘の付いた丸太棒でできた遮断器が設置されている。帰りの燃料が確保できているのかどうか配給券をチェックする。これが無いと地方でガソリンが買えないため帰ってこれなくなる。何の為かは分からいがウランバートルに帰ってくることが条件の地方行である。同じような丸太棒の検問所はネパールでも出くわした。こちらはガソリンのチェックではなく町や村の境で通行料を取るためだ。村を横切るだけで金がかかる。映画では丸太棒をへし折って強硬突破する場面がよくあるがそんな場面は無かった。検問の爺さんがよっコラショと遮断棒を手で上げるようなところでもきちっと通行料は払った。村の出口境界は何も無かったように思うが隣接村も通行料が必要な場合どういうシステムになっているのかよく分からなった。
車といえば日本ではコインパーキングから出ようとした車が急発進し前の公園砂場に突っ込み園児を庇った保育士さんが骨折する事故があった。保育士さんの咄嗟の行動は賞賛されるべきだが、何故こうも踏み間違いが多いことか。今回は車内のパーキングチケットを取り出そうとした時のようだが、拙老も駐車場の発券機のところでは結構苦労する。入口、出口ともに発券(支払い)機が結構遠い。これはサイドミラーやフェンダーが券売機や基礎コンクリに擦りやしないかとちょっと幅寄せを躊躇うからである。結果発券や収納口が遠くなり可能な限り手を伸ばす。この時ブレーキペダルから足が離れるとクリープ現象で車はゆっくり前に動き出す。慌てて踏みなおそうとするとアクセルペダルの可能性だってありうると思う。多分券売機を斜め(車側の傾斜)に設置すれば車の足元側を気にする必要がないから幅寄せが気分的に楽になると思う。勿論これは個人的な感覚だが。因みに最近は高齢者とプリウスの事故が目立つがこれは高齢人口が増えたこと、プリウスが大量に売れているから確率が大きくなったからだろう。先日アメリカの道路で警察とカーチェイスをしてで逃げる犯人が窓から拳銃で発砲している映画のワンシーンのようなニュースがあった。映像から多分車種は黒のプリウス。私もドンピシャの該当者だけど可能な限り安全運転をしている。毎日の運転は、遊びだから焦る必要なし、仕事車優先と頭の中で復唱している。周りも黒のプリウスで野球帽を被って運転している人を見かけたら私であう。暖かく見守って決して煽ったり幅寄せしたりしないで下さい。