暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

フレイル 身体の衰え

2021-12-16 20:44:40 | 健康

昨年録画したNHKの「きょうの健康」で、骨と関節の衰えを観た。

注目すべきは、骨と関節の健康維持にはそれを支える筋肉の衰えを抑えることが必要になる。

フレイルという状態になってないか、それを予防するために、心掛けなければいけない要素がある。

フレイルとは健康と要介護・寝たきりの間を指し、「加齢によって心身が老い衰え、社会とのつながりが減少した状態」のことだという。

フレイルだと、徐々に行動範囲が狭まり、自立度が低下し最終的には要介護状態になりやすい。

1. 体重減少     ダイエットをしているわけでもなく、半年で2,3kg の予期しない体重の減少がある 
2. 筋力低下     危険信号は 握力が 男性で 28kg未満、女性で 18㎏未満 (ペットボトルの蓋を開けられるか)
3. 疲労感      わけもなく疲れた感じがする
4. 歩行速度の低下  青信号で横断歩道を渡り切れるかどうか 
5. 身体活動の低下  体操などの運動習慣がない

これらの5項目のうち3つ以上当てはまるとフレイルの可能性がある。

しかし、フレイルは、適切に対処すれば機能をある程度取り戻すことができるという。

そこには、「社会性」が重要なかかわりがあり、ただ運動をすればよいというのではないということだ。



運動だけを習慣化している人よりも、文化活動やボランティア活動をして、運動は習慣がない、という人のほうが、社会的活動をしていることによって、結果的に運動もしていることになり、フレイルのリスクが少ないというのだ。

コロナ禍で外出自粛をしてきた私たち夫婦は、それ以前から社会性は皆無に近かった。

買い物以外には外出しないし、テレビを観たり、居眠りをしたりで過ごし、活動は食事作りをすることくらいだ。

私自身は、キッチンを磨くことを毎日課しているのと、月に一度のサッシ掃除をすることを自分に義務付けている。

亡母は、80代でも、自治会の役員や、趣味のサークルに毎日忙しく活動をしていた。

私たち夫婦がテレビとパソコンだ、と言うと、「それだと呆けるよ」と言っていた。

パンデミックがもう少し収束し、街に出られるようになったら、友人との交流もまた取り戻し、社会性を積み上げていかねばと思う。



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