暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

憎めない小悪魔

2017-08-05 19:05:56 | 日記
メールボックスの小悪魔」で、省略したことがある。

女の子がうちの郵便受けを開けたとき、そのことで、実は私は少し注意をしたのだ。

女の子が開けた直後、

「開けないほうがいいよ。」

「どうして?」

「カメラで撮っているから、『あの子が開けているのか』って、わかっちゃうよ」

「どこから?

「わかんないけど」

ご両親の帰りを待つさびしい女の子は、相手をしてくれたこの若作りのおばあさんに、親近感をおぼえたのだろうか。

きょう、夕刊と郵便物を取りに行き郵便受けから離れたあと、またその小悪魔に出逢ったのだ。

その子は、私に、手を振った。



私は笑ってしまった。

憎めない小悪魔だ。


コメント
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