2019年9月20日(Fri.) 台風15号に直撃された関東各地の復旧レベルは、芳しいとは言い難い印象です。もう被災してから12日間が経とうとしています。
一方、全く関係ありませんが、体調を崩して同じく12日間、咳は治まりつつありますが、夏風邪(クーラーによる)は、超長引いています(私)。
*
さて、野鳥の数が激減しているニュースは、これまでも時々報じられてきましたが、新たに発表されています。 ( ニュースソース: DWーDE 9月20日発 )
<原文の一部>
Bird populations plummet in the US and Canada
A new paper signals an ecological crisis, and humans are to blame. There are far fewer birds today than in the 1970s, thanks largely to habitat destruction.
USとカナダに於いて、鳥の生息数が急減しています。
新しい研究発表は、生態系の危機にシグナルを送るとともに、人間が非難されています。 1970年代の生息数に比べてかなり減っています、今日現在。 有難くも(注: 皮肉 thanks )多くは生息地の破壊によるものです。
Bird populations dropped 29% since the 1970s in the US and Canada, scientists reported on Thursday.
Researchers blamed habitat loss and degradation, the chemical eradication of insects and cats.
"Birds are in crisis," said Peter Marra, director of the Georgetown Environment Initiative at Georgetown University and co-author of the study.
"The take-home message is that our findings add to mounting evidence with other recent studies showing massive declines in insects, amphibians and other taxa, signaling a widespread ecological crisis," Marra added. "Birds are the quintessential indicators of environmental health, the canaries in the coal mine, and they're telling us it's urgent to take action to ensure our planet can continue to sustain wildlife and people."
The paper, published in the journal Science, detailed how researchers tracked populations of 529 species using historical bird counts and weather radar data showing declines in the volume of migrating birds.
(超抜粋) USとカナダに於いて、野鳥の生息数は1970年代に比べて29%減少しています、木曜日に科学者達が発表しました。 それによると、生息地を失うことと環境の劣化、農薬による虫の絶滅などを非難しています。
野鳥は危機的な状況にあると代表者のひとりが語っています。
これらの研究結果が明らかにしていることは、虫や両生類などが激減していることであり、生態系の危機が拡大している兆候を示しているのです。野鳥は、典型的な環境に関するインジケータになっているのですとも語ります。それは、鉱山でのカナリア(注: 有害ガス検出用の鳥)のようなものでもあります。
そして彼ら(注: 鳥の生息数激減)は、自然界と人類に対する警鐘を発しているのです。(注: 以下、略)
‘Landmark paper'
Ornithological experts were quick to react to the alarming study results. "This is a landmark paper. It's put numbers to everyone's fears about what's going on," said Joel Cracraft, curator-in-charge for ornithology of the American Museum of Natural History, who wasn't part of the study. "It's even more stark than what many of us might have guessed," Cracraft said.
More than 90% of the drop came from 12 mostly common species including sparrows, warblers, blackbirds, and finches.
The worst category of birds were grassland birds, dropping 53% due to agricultural intensification. Shorebirds, often migratory, dropped 37%, due to habitat degradation and destruction in migratory destinations.
Migratory birds in general suffered a steep decline, particularly for birds that migrate to the tropics.
The study matches similar results from other parts of the world, including Europe.
(超抜粋)鳥類学者が素早く反応しました。 この研究成果は、道しるべ的な研究であると。
12のよく知られた鳥について、それらは、ツバメ、ムシクイ、ハゴロモガラス、フィンチなどですが、90%以上も減少しています。
最悪の状況にいるのは、草地に生息する野鳥で、農業の増大によって53%も減少しています。 海岸に住む鳥は、しばしば渡りをしますが、37%の減少で、これは渡りの目的地に於ける生息地の破壊等が原因です。特に、熱帯地方に渡りをする鳥は大きく減少しています。
この研究成果は、世界の各地にも言えることで、それはヨーロッパも含まれるのです。(一部、意訳)
・・・ 原文サイトはこちら ・・・
・・・ (注)同じニュースをBBCがさらに詳しく報じています。 ・・・
***
大規模農法による殺虫剤(ネオニコチノイド、通称ネオニクス等)の多用などで受粉虫を含む昆虫類が絶滅に瀕し、それを餌としている野鳥が激減していることは既報のことでもあります。 また、野鳥の生息地そのものが破壊されているとも記述されており、激減を加速させている要因の一つになっているようです。
食物連鎖を考えるならば、好ましくない方向・状況にあることは明らかだと思えます。
地球温暖化問題に加え、又は連動して、持続可能な地球を取り戻す活動が急がれます。 こうした問題課題の方が何より優先レベルは高いでしょう。 日本のマスコミも、こうしたニュースをわかりやすく、且つ。繰り返し報じて欲しいものです。(恐らく、日本人の多くは、こうした事実に触れずに過ごして来ているのではないでしょうか。)
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
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一方、全く関係ありませんが、体調を崩して同じく12日間、咳は治まりつつありますが、夏風邪(クーラーによる)は、超長引いています(私)。
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さて、野鳥の数が激減しているニュースは、これまでも時々報じられてきましたが、新たに発表されています。 ( ニュースソース: DWーDE 9月20日発 )
<原文の一部>
Bird populations plummet in the US and Canada
A new paper signals an ecological crisis, and humans are to blame. There are far fewer birds today than in the 1970s, thanks largely to habitat destruction.
USとカナダに於いて、鳥の生息数が急減しています。
新しい研究発表は、生態系の危機にシグナルを送るとともに、人間が非難されています。 1970年代の生息数に比べてかなり減っています、今日現在。 有難くも(注: 皮肉 thanks )多くは生息地の破壊によるものです。
Bird populations dropped 29% since the 1970s in the US and Canada, scientists reported on Thursday.
Researchers blamed habitat loss and degradation, the chemical eradication of insects and cats.
"Birds are in crisis," said Peter Marra, director of the Georgetown Environment Initiative at Georgetown University and co-author of the study.
"The take-home message is that our findings add to mounting evidence with other recent studies showing massive declines in insects, amphibians and other taxa, signaling a widespread ecological crisis," Marra added. "Birds are the quintessential indicators of environmental health, the canaries in the coal mine, and they're telling us it's urgent to take action to ensure our planet can continue to sustain wildlife and people."
The paper, published in the journal Science, detailed how researchers tracked populations of 529 species using historical bird counts and weather radar data showing declines in the volume of migrating birds.
(超抜粋) USとカナダに於いて、野鳥の生息数は1970年代に比べて29%減少しています、木曜日に科学者達が発表しました。 それによると、生息地を失うことと環境の劣化、農薬による虫の絶滅などを非難しています。
野鳥は危機的な状況にあると代表者のひとりが語っています。
これらの研究結果が明らかにしていることは、虫や両生類などが激減していることであり、生態系の危機が拡大している兆候を示しているのです。野鳥は、典型的な環境に関するインジケータになっているのですとも語ります。それは、鉱山でのカナリア(注: 有害ガス検出用の鳥)のようなものでもあります。
そして彼ら(注: 鳥の生息数激減)は、自然界と人類に対する警鐘を発しているのです。(注: 以下、略)
‘Landmark paper'
Ornithological experts were quick to react to the alarming study results. "This is a landmark paper. It's put numbers to everyone's fears about what's going on," said Joel Cracraft, curator-in-charge for ornithology of the American Museum of Natural History, who wasn't part of the study. "It's even more stark than what many of us might have guessed," Cracraft said.
More than 90% of the drop came from 12 mostly common species including sparrows, warblers, blackbirds, and finches.
The worst category of birds were grassland birds, dropping 53% due to agricultural intensification. Shorebirds, often migratory, dropped 37%, due to habitat degradation and destruction in migratory destinations.
Migratory birds in general suffered a steep decline, particularly for birds that migrate to the tropics.
The study matches similar results from other parts of the world, including Europe.
(超抜粋)鳥類学者が素早く反応しました。 この研究成果は、道しるべ的な研究であると。
12のよく知られた鳥について、それらは、ツバメ、ムシクイ、ハゴロモガラス、フィンチなどですが、90%以上も減少しています。
最悪の状況にいるのは、草地に生息する野鳥で、農業の増大によって53%も減少しています。 海岸に住む鳥は、しばしば渡りをしますが、37%の減少で、これは渡りの目的地に於ける生息地の破壊等が原因です。特に、熱帯地方に渡りをする鳥は大きく減少しています。
この研究成果は、世界の各地にも言えることで、それはヨーロッパも含まれるのです。(一部、意訳)
・・・ 原文サイトはこちら ・・・
・・・ (注)同じニュースをBBCがさらに詳しく報じています。 ・・・
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大規模農法による殺虫剤(ネオニコチノイド、通称ネオニクス等)の多用などで受粉虫を含む昆虫類が絶滅に瀕し、それを餌としている野鳥が激減していることは既報のことでもあります。 また、野鳥の生息地そのものが破壊されているとも記述されており、激減を加速させている要因の一つになっているようです。
食物連鎖を考えるならば、好ましくない方向・状況にあることは明らかだと思えます。
地球温暖化問題に加え、又は連動して、持続可能な地球を取り戻す活動が急がれます。 こうした問題課題の方が何より優先レベルは高いでしょう。 日本のマスコミも、こうしたニュースをわかりやすく、且つ。繰り返し報じて欲しいものです。(恐らく、日本人の多くは、こうした事実に触れずに過ごして来ているのではないでしょうか。)
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
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