ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ発(datelined Germany): Bird populations plummet

2019-09-20 17:26:43 | 日記
2019年9月20日(Fri.) 台風15号に直撃された関東各地の復旧レベルは、芳しいとは言い難い印象です。もう被災してから12日間が経とうとしています。
一方、全く関係ありませんが、体調を崩して同じく12日間、咳は治まりつつありますが、夏風邪(クーラーによる)は、超長引いています(私)。



さて、野鳥の数が激減しているニュースは、これまでも時々報じられてきましたが、新たに発表されています。 ( ニュースソース: DWーDE 9月20日発 )

<原文の一部>
Bird populations plummet in the US and Canada
A new paper signals an ecological crisis, and humans are to blame. There are far fewer birds today than in the 1970s, thanks largely to habitat destruction.
USとカナダに於いて、鳥の生息数が急減しています。
新しい研究発表は、生態系の危機にシグナルを送るとともに、人間が非難されています。 1970年代の生息数に比べてかなり減っています、今日現在。 有難くも(注: 皮肉 thanks )多くは生息地の破壊によるものです。



Bird populations dropped 29% since the 1970s in the US and Canada, scientists reported on Thursday.
Researchers blamed habitat loss and degradation, the chemical eradication of insects and cats.
"Birds are in crisis," said Peter Marra, director of the Georgetown Environment Initiative at Georgetown University and co-author of the study.
"The take-home message is that our findings add to mounting evidence with other recent studies showing massive declines in insects, amphibians and other taxa, signaling a widespread ecological crisis," Marra added. "Birds are the quintessential indicators of environmental health, the canaries in the coal mine, and they're telling us it's urgent to take action to ensure our planet can continue to sustain wildlife and people."
The paper, published in the journal Science, detailed how researchers tracked populations of 529 species using historical bird counts and weather radar data showing declines in the volume of migrating birds.

(超抜粋) USとカナダに於いて、野鳥の生息数は1970年代に比べて29%減少しています、木曜日に科学者達が発表しました。 それによると、生息地を失うことと環境の劣化、農薬による虫の絶滅などを非難しています。
野鳥は危機的な状況にあると代表者のひとりが語っています。
これらの研究結果が明らかにしていることは、虫や両生類などが激減していることであり、生態系の危機が拡大している兆候を示しているのです。野鳥は、典型的な環境に関するインジケータになっているのですとも語ります。それは、鉱山でのカナリア(注: 有害ガス検出用の鳥)のようなものでもあります。
そして彼ら(注: 鳥の生息数激減)は、自然界と人類に対する警鐘を発しているのです。(注: 以下、略)

‘Landmark paper'
Ornithological experts were quick to react to the alarming study results. "This is a landmark paper. It's put numbers to everyone's fears about what's going on," said Joel Cracraft, curator-in-charge for ornithology of the American Museum of Natural History, who wasn't part of the study. "It's even more stark than what many of us might have guessed," Cracraft said.
More than 90% of the drop came from 12 mostly common species including sparrows, warblers, blackbirds, and finches.
The worst category of birds were grassland birds, dropping 53% due to agricultural intensification. Shorebirds, often migratory, dropped 37%, due to habitat degradation and destruction in migratory destinations.
Migratory birds in general suffered a steep decline, particularly for birds that migrate to the tropics.
The study matches similar results from other parts of the world, including Europe.

(超抜粋)鳥類学者が素早く反応しました。 この研究成果は、道しるべ的な研究であると。
12のよく知られた鳥について、それらは、ツバメ、ムシクイ、ハゴロモガラス、フィンチなどですが、90%以上も減少しています。
最悪の状況にいるのは、草地に生息する野鳥で、農業の増大によって53%も減少しています。 海岸に住む鳥は、しばしば渡りをしますが、37%の減少で、これは渡りの目的地に於ける生息地の破壊等が原因です。特に、熱帯地方に渡りをする鳥は大きく減少しています。
この研究成果は、世界の各地にも言えることで、それはヨーロッパも含まれるのです。(一部、意訳)

・・・ 原文サイトはこちら ・・・

・・・ (注)同じニュースをBBCがさらに詳しく報じています。 ・・・

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大規模農法による殺虫剤(ネオニコチノイド、通称ネオニクス等)の多用などで受粉虫を含む昆虫類が絶滅に瀕し、それを餌としている野鳥が激減していることは既報のことでもあります。 また、野鳥の生息地そのものが破壊されているとも記述されており、激減を加速させている要因の一つになっているようです。

食物連鎖を考えるならば、好ましくない方向・状況にあることは明らかだと思えます。

地球温暖化問題に加え、又は連動して、持続可能な地球を取り戻す活動が急がれます。 こうした問題課題の方が何より優先レベルは高いでしょう。 日本のマスコミも、こうしたニュースをわかりやすく、且つ。繰り返し報じて欲しいものです。(恐らく、日本人の多くは、こうした事実に触れずに過ごして来ているのではないでしょうか。)

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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デンマーク(Denmark 🇩🇰): tackle plastic pollution

2019-09-19 15:31:12 | 日記
2019年9月19日(Thu.) 日本国内報道によると、大阪市長が、科学的に無害(?)であることが証明されるのであればと条件付きながら、フクシマ原発の汚染水を “大阪湾” に流しても良いとする発言をしたそうです。
第一報に触れた時、耳を疑いました。 汚染水に含まれるトリチウムは、仮に体内に入っても、そのまま排出されるものであると解説者が言っていましたが、それは、現段階での見解であり、10年後になって、ヤッパリ有害でした・・・などと言う結果が引き出される可能性はゼロだと言えるのでしょうか。 また、トリチウムだけが取りざたされているようですが、汚染水には、それ以外の除去しなければならない筈の成分が残留しているとの報道もありました。 一方で、仮に “安全・無害” ですよと言うならば、何故、わざわざ、遠路遥々、大阪まで運ぶ必要があるのですか? 東京湾に垂れ流してはどうですか? 駿河湾には? 伊勢湾には? そして、最もコストがかからないフクシマ原発から太平洋にそのまま流せばいいじゃないですか、安全だと言うならば(未来永劫保証出来るのであれば)。 実に、大阪維新の発言は物議を醸すものが多いと感じています。 あの丸山発言も維新だったのでは?
そして、批判するだけでなく、代案を出せと言うならば、全国の原発を即時に廃炉撤去しつつ、先ずは、責任所在のある東電の各地の原発敷地内に隔離保存すべきです。 それで不足ならば他の電力会社の原発敷地内へ保管することが妥当でしょう。 一方で、トリチウム等の成分を除去する技術開発を、世界各国とも協力して行うぐらいの外交努力もすべきでしょう。外遊し、カネをバラまくだけが外交ではないし、ましてや、武力外交などは以ての外で、真の平和外交に通じる交渉や行動を模索することが、先の大戦で敗戦した日本の歩むべき道であろうと考えます。
総じて、政治の舵取りが間違っているとしか見えません。現政権の言う “経済最優先” とは “金儲け最優先” に等しく、逆に、多くの優先すべき大切な事柄を置き去りにして行くことへの宣言であるとも読めます。



さて、デンマークでは、こんな取り組みもしているようです。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 9月18日発 )

<原文の一部>
Danish school children leading the fight to tackle plastic pollution in the water
It’s like having 57,000 research assistants, enthuses leader of the Danish Center for Research on Plastic Pollution in the World Seas
デンマークの生徒達は、水域に於けるプラスティック汚染に取り組んでいます。
関係機関の代表者は感激して、まるで57,000人の調査アシスタントを持ったようだと語っています。(意訳)


In action on the beach (photo: naturvidenskabsfestival.dk)

September 18th, 2019 3:10 pm| by Roselyne Min
Some 57,000 school children representing 92 of Denmark’s 98 municipalities, as well as Greenland and the Faeroe Islands, have taken part in an initiative to tackle plastic pollution in water.

The theme of Masseekperimentet, a component of Astra’s annual naturvidenskabsfestival, was ‘plastic pollution in the water’, and the students were encouraged to wander outside their schools to collect plastic and examine where it comes from and what it consists of.

(超抜粋) デンマークの98の自治体中、92からのおよそ57,000人の生徒達が、グリーンランド等も含みますが、水域に於けるプラスティック汚染に取り組みました。
今年の活動テーマは、‘plastic pollution in the water’ で、生徒達は学校から出てプラスティックを集めたり、どこからきたのかとかどこに含まれていたのか等を調査しました。

Like having 57,000 research assistants
Kristian Syberg, an associate professor at Roskilde University who is a representative of the Danish Center for Research on Plastic Pollution in the World Seas, Marine Plastic, was delighted to collaborate with the students.

“I couldn’t afford to hire 57,000 research assistants to do such a job for me, so it’s been exciting,” Syberg said.

The results of this year’s Masseekperimentet will be published in January 2020 and be included in the European Environment Agency’s marine water database, which establishes the basis for new EU legislation.

(超抜粋) ロスキレ大学の准教授は、生徒達とコラボすることに感激しています。 とても57,000人もの調査アシスタントを雇うことは出来ないし、とても興奮していると准教授が語っています。
今年の結果は、2020年1月に発表される予定になっています。

Quality ensured
According to Syberg, the size of the sample means there is no reason to fear inaccurate results, even though the children aren’t qualified research assistants.

“It wasn’t rocket science, providing they were thorough. And children tend to be really thorough when they collect such things,” he said.

Making a difference
The event has been running annually since 2007, and each year has had a theme that involves everyday lives.

“It is very important to us that what the students work on is something where they can understand why,” Line Christensen, a program manager, explained.

Over the last decade, some outstanding experiments have provided researchers with crucial data.

For example, in 2017 students established a significant connection between school toilets and incontinence – mainly because many children with-hold their urge to visit the toilet because they don’t like the toilet environment.

And last year, 25,000 students collected plant material that enabled researchers to discover 10 new beneficial lactic acid bacteria.

(超抜粋) こうした活動は2007年から毎年1回の割合で行なって来ています。そして、毎年、テーマを持っていて、日常的な事柄を含んでいるのです。
この10年間以上にわたって、中には傑出した、重要な情報も得られているのです。
例えば、2017年、学校のトイレと失禁の関係を見出しました。 理由は、多くの児童はトイレに行くのを我慢( with-hold )するのです、トイレの環境雰囲気が嫌いだからです。
そして昨年、25,000人の生徒が集めた植物物質によって、研究者が10種類に及ぶ新しい効果的な乳酸菌を発見したのです。

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毎年、テーマは異なっているようです。 今年は、水域(海洋等)プラスティック問題も重要視されていることでもあり、デンマークなりの新たな知見や提言が出されることを期待したいと思います。

日本でも、各地方自治体別に、独自に、国の指針に従うだけでなく、望ましい方向があるのであれば、そうした取り組みをして欲しいものです。

但し、どこかの地方のように、まるで極右か戦前回帰かと疑ってしまうようなことに類することは排除したいものです。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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ドイツ(Germany 🇩🇪): Storm forces hundreds to

2019-09-18 18:13:58 | 日記
2019年9月18日(Wed.) ドイツも嵐に襲われているようですが、被害は限定的のようです。 ( ニュースソース: DWーDE 9月18日 )

<原文の一部>
Germany: Storm forces hundreds to sleep on Deutsche Bahn trains
A strong storm in northern Germany forced rail operator Deutsche Bahn to cancel many trains in the region. Instead of being able to travel to their destination, passengers found themselves stuck sleeping on extra trains.
ドイツ: 嵐のために、多くの人がドイツ鉄道(DB)の列車内で眠ることになりました。
ドイツ北部を襲った強い嵐によって、同地域内の多くの列車が運休となりました。 乗客は目的地に向かう代わりに、特別に用意された列車内で眠ることになったのです。



German railway operator Deutsche Bahn canceled several trains early Wednesday due to debris blocking routes in northern Germany, but the company said while delays continued the situation had improved by midmorning.
A strong storm had blown over trees and strewn debris across the tracks on Tuesday night, causing some trains to stop abruptly. Due to the cancellations, hundreds of travelers were stranded in Hanover, Hamburg and Bremen.

To accommodate the stranded passengers, Deutsche Bahn brought in extra Intercity Express (ICE) trains. In Hanover, 200 people slept in two of the trains provided by the German operator.

(超抜粋) 水曜日の早朝、DBはいくつかの列車を運休しました。これはドイツ北部のことで、瓦礫等が線路上に残っている為です。しかし、DBは、午前中の中頃までには状況は改善する見込みだと言っています。
火曜日の夜、強い嵐の為に、樹木や瓦礫がレール上に散乱することになりました。 いくつかの列車は、突然の停止を強いられました。 運休によって、多くの人々が、ハノーバー、ハンブルグ、ブレーメンなどに足止めされました。
足止めされた旅行者を収容する為、DBは特別列車(ICE)を用意。 ハノーバーでは、200人がその列車内で寝ることになりました。


Hanover was worst hit by the delays

One train heading to Hamburg from Switzerland was stuck for hours before half of the passengers to Hanover by bus. The other half were forced to stay on the train until repairs were finished.
Trains brought to Hamburg and Kassel weren't needed, according to a Deutsche Bahn spokesperson.
The storm is expected to continue on Wednesday. However, meteorologists believe the worst has passed.

(注: 和訳を省略します。 原文を流し読みして下さい。)

・・・ 原文サイトはこちら ・・・

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あちらこちらで嵐が被害を撒き散らしているようです。



危機管理に関する一定の備えと、緊急時の連絡・連携体制は、日頃から自治体の垣根を越えて訓練しておきたいものです。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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ドイツ発(datelined Germany): Scores of sheep

2019-09-17 20:55:51 | 日記
2019年9月17日(Tue.) チョット珍しく、ノルウェーのニュースです。言うまでもなく北欧の中の一国ですが、改めて、現場地域をGoogle Earth などで調べてはどうでしょうか、時間があれば・・・ですが。( ニュースソース: DWーDE 9月16日発 )

原文の一部>
Norway: Scores of sheep swept away by flooding
Norwegian police have said more than 100 sheep were swept away by a river during a heavy rainfall. Houses and a retirement home were also cut off by rising water levels.
ノルウェー: 洪水によって多くの羊が流されてしまいました。
ノルウェーの警察によると、大雨による川の氾濫で、100頭以上の羊が流されました。 また、家屋も上昇した水位によって孤立( cut off )されています。



Torrential rain in Norway caused rivers to burst their banks with one waterway sweeping away more than 100 sheep, police said on Monday.
The More and Romsdal police department said it was working with the fire brigade to rescue sheep and bring them to safe ground. It tweeted that more than 100 sheep had been carried away by water from the river Surna some 80 kilometers (50 miles) southwest of the city of Trondheim.
Sheep farmer Harald Kragnes, who had 107 sheep at pasture when the flood struck, said he had lost about half of them.
"It is a desperate situation. I think I've lost over 50 animals," Kragnes told the Verdens Gang tabloid newspaper. "I've also heard that neighbors have missing animals. I've never experienced anything like it."
While many sheep were lost and feared dead, others were believed to have been left stranded on islands along the river. Officials said the river level was on its way down by Monday morning, meaning the chances of saving them were greater. "The forces of nature are working with us," police officer Anders Magne Ormset told the Norway's NRK broadcast news organization.

Some 25 houses and a residential home for the elderly were cut off in the nearby municipality of Krokstadora. However, despite a weekend of heavy wind and rains, the flooding was not believed to have claimed any human victims.

(超抜粋) ノルウェーに於ける激しい雨が原因で土手が決壊し、100頭以上の羊が流されてしまいました、月曜日のことです。
消防隊などが緊急出動し、羊を救出し、安全な場所に移動させました。 川の名前は Surna で、Trondheim の街から南西方向へ80kmほどの場所になります。
牧場主によると、洪水に襲われた時、彼は107頭の羊を牧場で飼っていましたが、およそ半数を失ったと言います。
彼は50頭以上を失ったと語り、さらに、隣人も家畜を失ったと言います。このようなことは経験したことがないとも語っています。
当局によると、月曜日の朝には水位が下がり、彼らを救出するチャンスがあったことは不幸中の幸いだったと言います。(意訳)
また、別の街では、25軒ほどの家屋が孤立しています。しかし、この週末に激しい風と雨があったものの、人的な被害には至っていないようです。 (注: 原文を流し読みして下さい。)

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人的被害は生じていないようですが、恐らく、家族同様に育てている羊などの家畜を失ったことは、痛恨の極みでしょう、彼らにとっては。

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別件ですが、当ブログは、使用容量の許容限界3GB(ギガバイト)に迫っていますので、近々、サイトを引っ越しすることを考えています。 どこのブログサイトが適切かを調査中です。

その際には、移転先を公開しますので、ご関心があれば、そちらもご覧頂くようお願い申し上げます。

尚、FBについては、FBが不誠実な対応(一方的過ぎる)をしている為、現在は利用していません。 時折、Twitter を利用し始めている段階です。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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ドイツ発(datelined Germany): first-ever climate telethon

2019-09-15 16:16:44 | 日記
2019年9月15日(Sun.) 残暑と言う言葉は確かにありますが、今日の日中は36℃前後まで上昇、もはや、“盛夏” そのものではないかと思えるほどでした。(愛知県平野部)



さて、デンマークでの取り組みの一つが紹介されています。( ニュースソース: DWーDE 9月15日発 )

原文の一部>
Danes raise millions of euros in first-ever climate telethon
Individuals and companies alike donated about €2.4 million to plant almost 1 million trees in the Scandinavian country. The fundraising event was described as the first of its kind to focus on the climate.
初めての気候変動テレソン( television + marathon )で、デンマークの人は百万ユーロレベルを積み上げました。(意訳)
個人や企業からの寄付によって約240万ユーロが集められ、これによってほぼ百万本の樹木が植えられることになります、スカンジナビアン諸国で。 この基金募集のイベントは、気候変動に特化した最初のものになっています。



The people of Denmark donated about €2.4 million ($2.67 million) for the planting of trees on Saturday, in a telethon described as the world's first to focus on the climate.
For every 20 Danish kroner (€2.70 or $3) that were donated, one tree is to be planted, and 20% of the total donations will be earmarked for forest conservation efforts in the Scandinavian country.
The televised event took place at Gisselfeld Klosters Skove forest, east of Naestved, on the island of Zealand. Both individuals and firms contributed donations to the fundraiser, reported local media.

(超抜粋) 土曜日、デンマークの人々は、植樹の為の寄付を240万ユーロ集めました。 このテレソンは、世界で初めての気候変動にフォーカスしたものになっています。 一人当たりに換算して20DKK(2.70 ユーロ)が寄付されたことになり、これで1本が植樹出来ます。 そして、寄付の総額の20%は、スカンジナビアン諸国の森林保護の為に充当されることになります。
このテレビ化イベントは、Gisselfeld Klosters Skove forest, east of Naestved (ネストヴェズ東部、シェラン島の)で開催されました。

The fundraising event, which included musical guests and was broadcast on Denmark's public TV channel TV2, aimed at raising 20 million Danish kroner to plant one million trees. Falling just short of the organizers' goal, enough money was raised to plant 914,233 trees.
"It's a positive way to inspire people, showing how to make a difference, with a small act to tackle the climate crisis," said Kim Nielsen, founder of the Growing Trees Network Foundation, which is part of the project.
"It's the first time a charity show has focused on climate issues on TV, it's very exciting," he continued.

Recently cities, the Danish Nature Agency and the churches around the country have submitted bids for large and small areas in which they hope to be allowed to plant trees with the help of the donations from the climate telethon.
In a similar bid to raise awareness and funds for climate related issues, in 2015, Al Gore organized a live benefit akin to a telethon, a 24-hour streaming show in which musicians were slated to perform at the foot of the Eiffel tower.
Five hours into the live benefit, Gore announced that out of solidarity with the French people in the face of the Bataclan and associated attacks, which had taken place during the climate concert, he was suspending the event.

(超抜粋) ミュージカルゲストも迎えてのイベントでデンマークの公共放送によって放送されました。 目標は2千万DKKで百万本の植樹を目指しました。 期待するゴールには至りませんでしたが、914,233本分に達しました。 気候変動にフォーカスした最初の慈善活動になりましたが、とても感動したと代表者の一人が語っています。(以下、和訳省略。 原文を流し読みして下さい。)

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全ての面でとは言いませんが、デンマークは先進的だなアと改めて感じました。 そしてもう一つ、文中に出て来たテレソンが行われた場所は east of Naestved ( Næstved )と書かれています。 この地は、2012年のデンマークの農場に滞在した地域そのものなのです。

オドロキでもありましたが、懐かしくも感じています。

改憲などの論議よりも、気候変動や地球温暖化問題等への取り組みの方が遥かに重要です。



ところで、安倍政権の新閣僚等の記者会見が放送されていましたが、こんな人達が大臣? と思わせるような会見ぶりでした。 何か、国政を預かることの重要性を軽んじていませんか? まるで、順番に大臣の椅子に座らせているだけのように見えてしまいました(国民を舐めているとしか見えない)。

こんなことでは、真の重要事案に関しても妥当な判断は出来ないでしょうね、多分。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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