ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

デンマーク(Denmark): Popular soft toys full of toxic chemicals

2018-06-21 16:51:26 | 日記
2018年6月21日(Thu.) あれで記者会見したつもりなのでしょうか、加計理事長。 総じて、連座する人々の稚拙さを禁じ得ません。 正に、ドサクサに紛れた、単なるアリバイ作りのようにしか見えませんでした。 仮に、ヤマシイことがないとするならば、正々堂々と、しかも中央(首都圏)で、予め(2時間前ではなくて)報道各社に通知した上で、質問時間も確保した上で開くべきです。 そうでないと言うことは、逆に ”黒” を自ら認識していることの証(アカシ)を示してしまったと言うことです(なので、稚拙さを感じる)。

さて、小さいお子さんやお孫さんをお持ちの家庭では、これも注意すべきでしょう。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 6月20日発 )

<原文の一部>
Popular soft toys full of toxic chemicals, analysis reveals
分析結果によると、人気のソフト・トイは有毒物質が満ちています。

Squishes may look cute but they can be extremely harmful to children
Squishy は可愛らしく見えますが、子供にとってはとっても有害になり得ます。


Cat Burger is one of the 12 offending squishies found to have too many chemicals (photo: Miljø- og Fødevareministeriet)

June 20th, 2018 4:47 pm| by Stephen Gadd
A squishy is a colourful soft toy made from memory foam that is especially popular with children aged 5-12. They come in all shapes and sizes and have become increasingly popular recently – thanks partly to social media and their wide accessibility in toy shops and via the internet.

However, a new report from the Ministry of the Environment and Food department Miljøstyrelsen recommends parents getting rid of any squishies in the home and not buying any more.

The soft toys often smell of chemicals or perfume, so Miljøstyrelsen tested 12 types to see whether they constituted a risk to the children playing with them. The analysis revealed that all 12 of the tested squishies gave off unacceptably high levels of toxic chemicals.

(抜粋) squishy はカラフルでソフトなオモチャで、メモリーフォーム(ポリウレタン・フォーム)から作られており、特に5~12歳の子供に人気があります。 これらには様々な形やサイズのものがあり、人気は高まる傾向で、それは、SNSやトイ・ショップやインターネットのおかげでもあります。 しかし、環境及び食品省からの新しい発表によると、親御さんは、家庭で squishy を制限することと、それらを買わないように薦めています。 ソフト・トイは、しばしば、化学物質かパヒュームの香りがします、なので当局は12種のものに対し、子供に害があるかどうかをテストしました。 結果、12種全てにおいて、受け入れ難い高いレベルの毒性化学物質が発していました。 (注: give off = 発する)

Flying off the shelves
“It’s totally unacceptable that toys are sold that are harmful to children,” said Jakob Elleman-Jensen, the minister for the environment and food.

“It is the responsibility of the toy industry to ensure the products they sell are legal and free from harmful chemicals. In this case, there have been serious problems when children have inhaled substances that can irritate mucous membranes and in the long run might damage their liver and reproductive abilities,” added Elleman-Jensen.

The toxic toys will be removed from the shelves as soon as possible and the ministry is considering whether there is a basis for legal action.

A number of shops such as Top-Toy and the Salling Group that owns Føtex, Bilka and Netto have already given orders to stop the sale of squishies, and several of them are also offering refunds to people who feel anxious about having the toys in the house, reports DR Nyheder.

(抜粋)棚から飛び去る(なくなる): 子供に有害なオモチャが販売されていたことは受け入れ難いことですと担当大臣が語っています。 オモチャ産業は、合法的で安全なものを販売することに責任があります。 今回のケースでは、子供達がこれらの物質を吸引することで、粘膜の炎症や、長期使用によって、肝臓や生殖能力への障害を来たす深刻な問題があるとも言います。
この毒性トイは、可能な限り早く棚(注: 販売の)から取り除かれるでしょう、また、大臣は法的措置の有無についても考慮しています。
多くの関連ショップは、これらの販売を既に停止しました。 また、それらのいくつかの店では、払い戻しに応じるとしています。

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「技術は、いつの世も未熟である」 と言われます。 こうした人気のオモチャの素材等に有害物質が含まれていると判明したのであれば、即刻、情報開示し、回収等に尽力すべきでしょう。 メーカーを叩き過ぎるのは考えものではないでしょうか。

この情報はデンマークで開示されたばかりなので、日本の当局が承知しているかどうかは判りません。 また、当該オモチャがどこで作られたものなのか等も不明です。 何れにしても、各国共通の情報として共有し、対策へ展開してもらいたいものです。



一方、日本の環境省は、例の汚染土壌を国中に分散させると言っているトンでもない思考力・判断力なので、メーカーや販社の利益(経済)を優先する安倍政権下では、情報は隠蔽されるかも知れません。 そうではないことを願いますが・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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