ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド発(datelined Ireland): after an argument

2018-03-20 18:22:35 | 日記
2018年3月20日(Tue.) 銃社会がもたらした一つの悲劇でしょう。 US(アメリカ)での事件を報じています。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 3月19日発 )

<原文の一部>
9-year-old boy shoots his sister dead after an argument about a video game controller
ビデオゲーム機のことで口論した後で、9歳の弟が姉を撃って死亡させてしまいました。



A 9-year-old boy shot and killed his 13-year-old sister after a argument about a video game controller.

The incident happened at a home in Monroe County, Mississippi, US, over the weekend.

It is understood that the siblings got into a petty argument about a video game controller. The boy then retrieved a loaded gun from his parents’ bedroom and shot his sister in the back of the head at point blank range. She was pronounced dead a short time later.

Authorities are investigating the circumstances surrounding the incident.

(抜粋)ビデオゲーム機のことで口論した後で、9歳の男の子が13歳の姉を撃って殺しました。
この偶発的事故は週末、 Monroe County, Mississippi, US で発生したものです。
この姉弟は、ビデオゲーム機に関して些細な口げんかをしたと考えられています。 少年はその後、両親のベッドルームから銃をもってきて、そして姉の後頭部を直射距離で( at point blank range ) 撃ちました。 ほどなくして、姉の死亡が確認されました。
当局は、この事故に関する状況について調査しています。

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痛ましい事故としか言いようがありませんが、子供の手に届くようなところに銃を保管しておいた両親の不注意さも悔やまれるところです。 また、そもそも論から言うのであれば、銃社会であるUSであるが故の悲劇なのでしょう。

繰り返される銃による事件や事故にも拘らず、銃規制に動かないUS政府の責任も一部にあるように感じてしまいます。

この悲劇の家族は、一生、「後悔」 を背負って生きることになるのでしょう・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません、



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臨時: Spoils system(猟官制度)

2018-03-19 21:27:20 | 日記
2018年3月19日(Mon.) 今日から3・4日間は雨模様になりそうです。 戸外での活動には支障を来たすかもしれませんが、昨日、畑に植えたジャガイモ(種芋)には、絶好の天水になっています。

さて、やはり月曜日は、EUからのユニークなニュースは少ないので、最近感じていることを綴っておきたいと思います。



財務省(日本)の、森友問題に関連する公文書の改竄問題が、今日も国会で集中審議されています。 ことの真相の解明は、国会や司法、会計検査院などや、真相に迫るジャーナリズムなどに期待しているところですが、一旦決済された公文書が、こともあろうに、組織ぐるみで改竄するなど、社会の仕組みを根底から崩しているに等しいと言えるでしょう。 単なる誤字脱字の修正とは全くの異次元の ”蛮行” です。

既に報道されているように、省庁中の省庁である財務省で行われたことも大ショックですが、省内の判断だけでは、このような悪行に手を染めることは考えられず、政権与党からの圧力・指示・依頼・忖度等で行われたとしか考えられません。



一方、これらの改竄問題が渦中にある最中、名古屋の学校で開催された前川氏の講演会に関し、文科省からの執拗な質問書があったと報じられ、その全文も新聞で報道されていました。 私もそのやりとり(Q&A)の全文を読みましたが、これはもう異常(!)としか言えない質問内容で、ほぼ文科省からの圧力としか言えない内容でした。

この件については、一部の報道で、文科省に問い合わせをかけた自民党議員の名前(I氏)まで出てしまっていますが、極右団体に属している御仁との別の情報も流されています。 この人物による文科省への圧力が、文科省を動かすことになったことは明白でしょう。 それぐらい、あの質問書の中身は異常と言えます(文科省だけの意向で、あれだけの執拗な内容は書けないと思料します)。



その他の類似案件も合わせて考えると、各省庁は、事実を曲げ・隠蔽し・改竄し、政権側の意向に沿うように・・・。 つまり、行政が歪められていると言うことです。 まァ、”忖度” と言う言葉には聞き飽きましたが、その類の作用があったことは否定できないでしょう。

そして、それを生み出してしまっているのが 「内閣人事局」 の存在であって、官僚の人事権をここが掌握しているが故に、逆らい難い関係を作ってしまっているのです。 逆らうか、または、意に沿わないような人物であれば重責には就けないと言うことになりますから。

いわゆる 「猟官制度」 が、ほぼそのことを示す言葉であり、英語では ”Spoils system ” と言います。 これはUSAで行われた手法だったのですが、好ましくない結果を生むことで、一般的には敬遠される仕組み・制度として考えられています。

しかるに、安倍政権は、内閣人事局なる組織とその運用で、悪しき猟官制度を構築しているのです。 だから、次から次へと露呈する不祥事や民主主義の根底を覆すような事態に至っているのです(これは独裁政治に等しいと感じています)。



安倍政治が続く限り、善良なる市民は、もたらされる多くの不条理に対するストレスを感じ続けるのでしょう。 安倍自民への支持率がかなり下がってきているとの報道が出ていますが、それでも30%からの人が安倍自民を支持していることに驚愕するのです。

一体、日本人の良識はどこへ行ってしまったのか・・・。

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アイルランド発(datelined Ireland): migrants sinks in the Aegean Sea

2018-03-18 16:31:03 | 日記
2018年3月18日(Sun.) 明日からの数日間の雨を期待して、畑にジャガイモ(種芋)を植えてきました。 およそ90日後には収穫の予定です。 合わせて、ニンニクのエリアの草取りをしてきました。 2時間ほどの作業でしたが、結構疲れました。

さて、移民・難民の事故は減ってはいないようです。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 3月17日発 )

<原文の一部>
At least 16 die after boat full of migrants sinks in the Aegean Sea
エーゲ海における移民満載の船の沈没で、少なくとも16人が死亡しました。



At least 16 people have died, including 6 children, after a boat loaded with migrants capsized in the Aegean Sea overnight.

It is understood that the boat was sailing from Turkey to Greece.

Three people managed to swim to a nearby island and raised the alarm.

Thousands of migrants have perished at sea over the last two years while trying to reach the European continent.

(抜粋)少なくとも16人が死亡しました。 6人の子供が含まれています。 エーゲ海で移民を乗せた船が転覆したことによるものです。
この船はトルコからギリシャに向っていたものと考えられています。 3人が、かろうじて近くの島に泳ぎ着き、非常事態を通報したのでした。
過去2年で、ヨーロッパ大陸にたどり着こうとした多くの移民(難民)が海で非業の死を遂げています。

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戦乱や国難から避難するため、多くの人々が危険を承知で船に乗っているのでしょう。 以前のニュースで、浜辺に打ち上げられた小さな男の子の遺体の写真があったことは、今も鮮明に覚えています。



平和国家日本として、日本らしい援助ができればいいのですが・・・。 今の安倍政権下では、援助どころか、日本丸自体が沈没してしまいそうです。(移民船の沈没をチャカす意図は毛頭ありません。)

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド(Ireland): Ireland's national day

2018-03-17 20:52:09 | 日記
2018年3月18日(Sat.) 今日の話題は、これを避けることは出来ないでしょう。 ( ニュースソース: THE IRISH TIMES,他 3月16・17日発 )

<原文の一部> (注: 特に訳しません、悪しからず・・・)
Ireland's national day is marked around the globe

Join us as we celebrate St Patrick's Day 2018 at home and around the world





(注: 様々なサイトからの写真の一部を転載します。)





















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宗教的な違いも乗り越え、排他的な考えも捨てて、寛容に生きて行きたいものです。 また、利己主義に陥らないように。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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アイルランド(Ireland): Gardai ready to deploy

2018-03-16 16:05:31 | 日記
2018年3月16日(Fri.) いよいよ明日17日は、恒例の St. Patrick’s Day です。 関連の催しを手放しで楽しみたいところですが、近年の状況からすると、テロへの警戒も必要のようです。 ( ニュースソース: The Liberal.ie 3月15日発 )

<原文の一部>
Gardai ready to deploy armed squads to protect citizens against potential terrorist attacks during the St. Patrick’s Day celebrations
St. Patrick’s Day に関する催しの期間中、潜在的なテロ攻撃から市民を護るため、アイルランド警察( Gardai )は武装チームを配備する準備ができています。



Gardai are ready to deploy armed and undercover squads in an effort to protect citizens against terrorist attacks during the festive weekend.

According to Gardai, armed support units will be placed on strategic positions along the route taken by the Dublin parade, ready to neutralize any threats. Firefighting vehicles and civil defence trucks will also be on standby.

Gardai will also maintain a highly visible stance around other parades across the country.

(抜粋)アイルランド警察は、祭りの期間中の週末におけるテロ攻撃から市民を護るため、武装と覆面チームを展開する準備ができています。
警察によると、武装チームはダブリンのパレードのコースに沿って、戦略的な位置に配置されることになります、脅威の無力化に備えるためです。 消防車両や民間防衛車両もスタンバイすることになっています。
アイルランド警察は、各地で行われるその他のパレードに関しても、高度に目につきやすい体制で備える予定です。(一部、意訳)

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無事に催しが挙行できることを願っています。 加えて、アイリッシュのケルト文化などを含む歴史や、イングランドのクロムウェルなどによる残虐行為、そして、1916年のイースター蜂起、未だに続く北アイルランド(UK)との難しい問題等々。 関係する歴史を知れば知るほど、その苦悩もある程度は理解できるのですが、解決の道は遠いとも思えてしまいます。 

何れにしても、何事も排他的になるのではなく、多文化共生の考えで臨んで行くのであれば、垣根は限りなく低くなるのではないかと実感しています。 明日は、美味しいアイリッシュ・ウィスキーでも飲みましょうか。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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