2018年3月14日(Wed.) 今日の最高気温は23℃ぐらい。 日中に車の運転をしましたが、早くもエアコンのお世話になりました。(愛知県平野部)
さて、ドイツの人口動態が報道されています。 ( ニュースソース: THE LOCAL.de 3月13日発 )
<原文の一部>
German population has grown by two million since 2015 due to immigration
ドイツの人口は移民によって2015年から2百万人増加してきています。
Photo: DPA
Despite a death rate higher than its birth rate, Germany managed to grow by two million people in two years due to high levels of immigration, statistics released on Tuesday showed.
出生率より死亡率の方が高いとは言え、ドイツは高い移民の状況によって、この2年で2百万人の増加になっています。 火曜日に発表された統計数値によるものです。
While no conclusive number have been released for net migration last year, the federal statistics agency destatis estimated on Tuesday that it stood at around 450,000 more arrivals than departures from the country.
Immigration outstripped emigration by 1.15 million in 2015, slowing slightly to 500,000 in 2016. That accounted for a rise in the total population by around 2 million inhabitants in a three-year period.
By the end of 2016 the population of Germany stood at 82.5 million people.
(抜粋)昨年の移民総数は確定的ではないものの、火曜日の発表によると、推定で出国より入国の方がおよそ45万人多くなっています。 2015年では、移民(流入)が移住者(出て行く)よりも1.15百万人上回っていました。 2016年は50万人になっています。 この3年の期間で、およそ2百万人の定住者の上昇になります。 2016年末で、ドイツ人口は82.5百万人でした。
Without positive net migration, the German population would have been shrinking for years. Germany has had a death rate higher than its birth rate since the 1980s.
Romanians made up the biggest group of immigrants into Germany in the year 2016, the last year for which there are definitive numbers. In that year 222,300 Romanians moved to the Bundesrepublik, .
Syrians (179,000) and Poles (161,000) also migrated to Germany in large numbers in 2016.
(抜粋)実質的な移住者を除いた場合、ドイツ人口は縮小傾向にあります。 1980年代以降、出生率より死亡率が上回っているのです。
2016年はルーマニア人の移民が最大で、昨年(2017年)の確定的な数値としては222,300人が連邦共和国(
Bundesrepublik = ドイツを示す)に移住しています。 同じくシリア人が179,000、ポーランド人が161,000となっています、2016年の移住として。
Interestingly, Germans migrated to Deutschland in the fourth largest numbers - a figure destatis explains through the fact that some 146,000 Germans either move back after periods abroad or were ethnic Germans who grew up elsewhere.
Germans also left the country in the largest numbers in 2016 - 21,411 of them packed their bags and said Tschüß. Romanians (162,209) and Poles (133,803) were also almost as likely to leave Germany as they were to come here.
(抜粋)興味深いことに、ドイツ人のドイツへの移住が4番目の多さになっています。 実際、146,000人のドイツ人が移住(入国)しており、海外居住を終えた人や海外で育ったドイツ人が戻ってきたことによるものです。
一方、2016年は、多くのドイツ人が国を出ました。 21,411人が荷物をまとめ、”チュース!”( Tschüß = 別れの挨拶)と言ったのです。 そしてルーマニア人は162,209人、ポーランド人は133,803人がドイツを後にしています。(一部、意訳)
***
ドイツの移民に関する実態の一部を示しているのでしょう。 以前の当ブログにも綴りましたが、ドイツ人口のおよそ10%が外国人(2012年の現地情報)とされていますので、その後の数年でその比率はやや上昇しているのではないかと推測しています。
日本のような島国と違って、ヨーロッパ大陸のように陸続きの地形であるが故に、民族の移動などが古(いにしえ)より続いてきているとも言えるのでしょう、今も。
ヨーロッパのサイトでは、”どこ出身?” と言う言葉は使わないようにしようという意見も掲載されていたのを目にしたこともあります。 何れにしても、広い視野でものごとを眺めたいものです。
*
それにしても、生まれ育った祖国で平和に・平穏に暮せるようにするのが、本来の姿であろうとも思います。 その意味でも政治が貧困であってはなりません。 まして、一部の人に、富が偏り、または、優遇されるようなエコヒイキ的な政治は看過できません・・・。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
***
さて、ドイツの人口動態が報道されています。 ( ニュースソース: THE LOCAL.de 3月13日発 )
<原文の一部>
German population has grown by two million since 2015 due to immigration
ドイツの人口は移民によって2015年から2百万人増加してきています。
Photo: DPA
Despite a death rate higher than its birth rate, Germany managed to grow by two million people in two years due to high levels of immigration, statistics released on Tuesday showed.
出生率より死亡率の方が高いとは言え、ドイツは高い移民の状況によって、この2年で2百万人の増加になっています。 火曜日に発表された統計数値によるものです。
While no conclusive number have been released for net migration last year, the federal statistics agency destatis estimated on Tuesday that it stood at around 450,000 more arrivals than departures from the country.
Immigration outstripped emigration by 1.15 million in 2015, slowing slightly to 500,000 in 2016. That accounted for a rise in the total population by around 2 million inhabitants in a three-year period.
By the end of 2016 the population of Germany stood at 82.5 million people.
(抜粋)昨年の移民総数は確定的ではないものの、火曜日の発表によると、推定で出国より入国の方がおよそ45万人多くなっています。 2015年では、移民(流入)が移住者(出て行く)よりも1.15百万人上回っていました。 2016年は50万人になっています。 この3年の期間で、およそ2百万人の定住者の上昇になります。 2016年末で、ドイツ人口は82.5百万人でした。
Without positive net migration, the German population would have been shrinking for years. Germany has had a death rate higher than its birth rate since the 1980s.
Romanians made up the biggest group of immigrants into Germany in the year 2016, the last year for which there are definitive numbers. In that year 222,300 Romanians moved to the Bundesrepublik, .
Syrians (179,000) and Poles (161,000) also migrated to Germany in large numbers in 2016.
(抜粋)実質的な移住者を除いた場合、ドイツ人口は縮小傾向にあります。 1980年代以降、出生率より死亡率が上回っているのです。
2016年はルーマニア人の移民が最大で、昨年(2017年)の確定的な数値としては222,300人が連邦共和国(
Bundesrepublik = ドイツを示す)に移住しています。 同じくシリア人が179,000、ポーランド人が161,000となっています、2016年の移住として。
Interestingly, Germans migrated to Deutschland in the fourth largest numbers - a figure destatis explains through the fact that some 146,000 Germans either move back after periods abroad or were ethnic Germans who grew up elsewhere.
Germans also left the country in the largest numbers in 2016 - 21,411 of them packed their bags and said Tschüß. Romanians (162,209) and Poles (133,803) were also almost as likely to leave Germany as they were to come here.
(抜粋)興味深いことに、ドイツ人のドイツへの移住が4番目の多さになっています。 実際、146,000人のドイツ人が移住(入国)しており、海外居住を終えた人や海外で育ったドイツ人が戻ってきたことによるものです。
一方、2016年は、多くのドイツ人が国を出ました。 21,411人が荷物をまとめ、”チュース!”( Tschüß = 別れの挨拶)と言ったのです。 そしてルーマニア人は162,209人、ポーランド人は133,803人がドイツを後にしています。(一部、意訳)
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ドイツの移民に関する実態の一部を示しているのでしょう。 以前の当ブログにも綴りましたが、ドイツ人口のおよそ10%が外国人(2012年の現地情報)とされていますので、その後の数年でその比率はやや上昇しているのではないかと推測しています。
日本のような島国と違って、ヨーロッパ大陸のように陸続きの地形であるが故に、民族の移動などが古(いにしえ)より続いてきているとも言えるのでしょう、今も。
ヨーロッパのサイトでは、”どこ出身?” と言う言葉は使わないようにしようという意見も掲載されていたのを目にしたこともあります。 何れにしても、広い視野でものごとを眺めたいものです。
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それにしても、生まれ育った祖国で平和に・平穏に暮せるようにするのが、本来の姿であろうとも思います。 その意味でも政治が貧困であってはなりません。 まして、一部の人に、富が偏り、または、優遇されるようなエコヒイキ的な政治は看過できません・・・。
*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。
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