ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

デンマーク(Denmark): Denmark leads the way ・・・

2018-02-16 17:08:19 | 日記
2018年2月16日(Fri.) オーガニック・フードへの関心は高まりつつあるようです、EUなどで。 一方、日本はどうなんでしょうか。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 2月15日発 )

<原文の一部>
Denmark leads the way in organic food wares
オーガニック食品分野でデンマークはリードしています。

Over 10 percent of food in Danish supermarkets is organic
デンマークのスーパーマーケットでは10%以上の食品がオーガニックです。


You’ll be hard-pressed to avoid this label in Denmark (photo: Økologisk Landsforening)
(デンマークでこのラベルを避けることは困難になるでしょう。 注: オーガニック・ラベル)

February 15th, 2018 10:05 am| by Christian W
If you’re like an increasing number of people in the world and have dedicated yourself to trying to eat organically as much as possible, Denmark is the place to go.

A new report (here in English) from the Swiss research centre FiBL has revealed that Denmark’s supermarkets have the highest percentage of organic food produce in the world.

(抜粋)もし貴方が世界の中で増加し続ける一人であって、できるだけオーガニックなものを食べたいと努力しているならば、デンマークへ行くべきです。(意訳)
スイスの研究機関 FiBL によると、デンマークのスーパーマーケットが、世界中で一番のオーガニック食品の比率が高いことが明らかになっています。

“Globally, European countries account for the highest shares of organic food sales as a percentage of their respective food markets. Denmark has the highest organic share (9.7 percent) worldwide,” wrote FiBL.

“Individual products and product groups hold even higher shares. Organic eggs, for instance, constitute more than 20 percent of the value of all eggs sold in several countries.”

Luxembourg came second with 8.6 percent, followed by Switzerland, Sweden and Austria.

(抜粋)世界的に見て、ヨーロッパの国は、個々のマーケットにおけるオーガニック食品の販売比率が最も高いのです。 デンマークが最大比率になっていて9.7%になっていますと FiBL が発表しています。
個々の製品や製品グループとしても高い割合を示しています。 オーガニック玉子、例えばですが、いくつかの国において、20%以上になっているのです。
ルクセンブルグが2位で8.6%、続いて、スイス、スウェーデン、オーストリアの順になっています。

Exporting exponentially
Actually, the FiBL stats are based on figures from 2016. Denmark has since become the first country to exceed 10 percent.

Denmark also ranked near the top in terms of per capita consumption of organic food measured in Euros spent in 2016. The Swiss topped that with 274 Euros, followed by Denmark (a little over 210), Sweden, Luxembourg and Austria.

“We are really proud of that. It shows that a lot of Danes want to make a difference when they fill up their shopping baskets,” said Helle Borup Friberg, the head of the national organic association, Økologisk Landsforening.

According to the FiBL report, Denmark exported 2.4 billion kroner worth of organic food in 2016 – up 23 percent compared to 2015. Experts estimate that the benchmark will surpass the 3 billion kroner mark this year.

(抜粋)指数関数的な輸出: 実際は、FiBL の統計は2016年からのものです。 以来、デンマークは10%を超える最初の国になっています。
また、2016年においては、オーガニック食品に関する一人当たりの消費量についても、デンマークはトップに近いところに位置しています。 スイスがトップで274ユーロ、続いてデンマークで210ユーロちょっと、スウェーデン、ルクセンブルグ、オーストリアの順になっています。
デンマークのオーガニック協会の責任者は、こうした状況にあることを名誉に感じています。 また、デンマークの関連輸出額は、2015年から2016年にかけて23%の増加になっています。 今年(2018年)のそれは30億DKKを超えるだろうと専門家が予測しています。

   


***

まだまだ比率としては多くはありませんが、確実に安全な食品に移行しつつあるようです。 日本は、まだまだのように感じます。

遺伝子組み換え食品・食材や、発癌性が疑われている除草剤成分のグリホサート、また、受粉虫などを死滅させる殺虫剤成分ネオニコチノイド(ネオニクス)などを使用した農産物等々・・・、こうしたものは買わない・食べない方が安全でしょう、子供たちのためにも。

日本の現政権は、何を目論んでいるのでしょうか、疑いたくなります。 ジョージ・オーウェル( George Orwell )の小説 「1984」 を読むと、こんな社会にしてはならないと強く感じます・・・ オーウェリアン( Orwellian )の世界です。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



***