四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

男子(親爺)料理:杏(アンズ)ジャム

2013-06-19 | 男子(親爺)料理

客先の打ち合わせが早く終わったので、今日は、久々に、まっすぐ帰宅しました。

実家からきれいな杏をもらっていたので、夕食前に、男子(親爺)料理を開始。
杏ジャムを作ってみました。

   

【材料】 (4人分)〔換算:小さじ=5ml 大さじ=15ml カップ=200ml 1かけ=10~15g〕

・杏子   ・・・・・・・・・・・1000g
・グラニュー糖・・・・・・・・・・500~600g 

 

【作り方】 ( 調理時間、約 30分 )

 1)まず、杏を洗い、腐っているものや、軟らかすぎるものは取り除き、杏の枝がついていたところに
   残っている枝を取り除きます。包丁の先とか爪楊枝を使うと楽に出来ます。

 2)杏の皮の表面に着いている雑菌を殺菌するため、熱湯の中に杏を30秒ほどくぐらせ、ザルに上げます。
   (皮を剥いてジャムにする場合は、省略してもOKです)

 3)杏を半割にします。杏のおしり(縦にへこんだライン)に合わせて、
   一周包丁を入れ、包丁を入れたところを手で捻って割ります。
   この時、種を取り出す方もいるようですが、私は種も(杏仁の香りを出す為)一緒に煮込みます。

 4)今回は、皮を剥きます。 ※ 皮を剥いたほうが明るいオレンジ色に仕上がる気がします。

 5)杏と砂糖の比率は、2:1
   ※ 後は甘い方が好きな方は砂糖の比率を上げ、甘さをおさえたい場合は下げるとよいでしょう。
     今回は、杏750g、グラニュー糖400gとしました。

 6)ホウロウ、又はステンレスの鍋に、半割の杏を入れ、その上に半分の砂糖(200g)を加えます。
   軽く混ぜて、杏から水分が出てくるまで10分前後おきます。

  

 7)鍋を強火にかけます。焦がさないよう、木のへらで鍋底を絶え間なく混ぜていきます。

 8)15分~20分程度で灰汁(アク)が出てくるので、丁寧にすくいます。

 

 9)灰汁がとれたら、弱火にして、残りの砂糖を加えて更に混ぜます。

 

  10)ほどよく粘りが出てきたら、鍋を火から下ろします。

   ※ この時、種を取り出します。

  

11)これを瓶詰めして完成です。

 


   あらかじめ煮沸して乾かしておいたビン、キャップを使います。
   
   ビンに漏斗を挿して、レードル(おたま)でジャムを入れ、キャップをします。

   あとで、脱気殺菌する際に一度ゆるめるので、あまりきつくならない程度に締めます。

   ※ 脱気殺菌すると、冷蔵庫で半年~1年の保存が可能になると云われますが、
    冷蔵庫で保存し2~3ヶ月で食べきる場合は、これは必要ない気がします。
  
   ※ 脱気殺菌方は、こちら(日経BP ECOMOM)が参考になります。
   ※ 私は、脱気殺菌した後、倒立放冷せずに、急冷保存した方がジャムの変色がなく
    良いように思います。


基本的にスイーツ系が苦手な私ですが、この酸味のきいた杏ジャムはお気に入りです。
二日酔いで食欲のない朝なんか、ヨーグルトに合わせてみるのも良いですね!(^ ^/

 

コメント (2)
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