四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

菜園の輪 2013年 4月12日(タケノコ会)

2013-04-12 | 畑の輪

近年、私の会社でも、生ゴミを畑に還すリサイクル運動を行っています。 本日は、
町田市鶴川で生ゴミリサイクルの市民農園を行っている団体(EM窪平)さんの畑を
見学させていただきました。

現在、家庭から出る一般ゴミは、行政の手で、全て回収され焼却されていますが、
毎日、多量の温暖化ガスを排出しています。

もし、この一般ゴミの40%を占めると云われる生ゴミを自家処理(堆肥化)して
土に還すことが出来れば、資源の再利用につながり、ひいては地球温暖化の防止の一助となる。

EM窪平さんは、EM菌を利用して堆肥化し、有機無農薬で野菜を育てる運動をしています。

その下部組織に「タケノコ会」というのがあり、約1450坪の竹林を管理しています。
その活動は、
 1)竹林内の竹を適宜に伐採、整備
 2)伐採した竹で竹炭、竹酢液を作り
 3)春のタケノコ堀
で、EM窪平会員の中の、10名のツワモノ達が、この会を取り仕切っておられます。
なんと、メンバーの平均年齢 7?歳!、皆さん、本当にお若い!

会員最年少を自称するN崎さんのご紹介で、私も、本日作業に飛び入り参加させて
頂きました。

今日は、竹炭の火入れをし、竹林の余分な竹の伐採、次回の竹炭の原料作り

自家製の炭焼き釜と、前回の竹炭と竹酢液です。

  

 

そして春のご褒美、タケノコの収穫です。

タケノコは、地上部に出た芽が4~5cm以内のものを探します。それ以上ですと、
灰汁が強くて食味が落ちます。
いたるところ、わずかに芽が出ていますが、見つけるのも、堀上げるのも一苦労です。

  

昼食は、掘り取ったばかりのタケノコをその場で豪快に調理、シェフと呼ばれる
Kさんのご活躍で、あれよあれよと言う間に、煮込みと味噌汁が出来上がりました。

もちろん燃料は、ここで製造された竹炭です。ちょっともったいないかも・・。

灰汁抜きなど一切無し、そのまま鍋に入れ、BBQコンロにかけて完成!! 

タケノコ特有のえぐ味など、まったくありません。箸がとまらない・・!

今、地域社会活性化の為の農商工連携や市民団体の活動が色々な形で模索されています。
継続は力、長続きの秘訣は、自分達が如何に楽しめるか?にあるようです。

アッと言う間の一日見学会でしたが、素晴らしい活動をされている方々と、また一つ
良いご縁ができました事を、心より感謝しております。

そういう訳で、タケノコ会、最年少11番目の精鋭?として、会の平均年齢を若干引き下げるべく
本日、お仲間入りをさせていただきました。(^ ^/

勿論平日は、会社があるので概ね参加できませんが、週末は更に忙しくなりそうです。

コメント (5)
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